人生の大先輩が語る「持ち家」「賃貸」のメリット・デメリットが参考になりすぎた。

はじめに

新年度がはじまって、気が付けば2か月以上。少しずつお仕事や生活にも慣れてきて、「将来のことを少しずつ考えたいな」という方もいらっしゃるのではないでしょうか?そこで今日は、人生で一番大きな買い物、という場合も多い「家」について、人生の大先輩に聞いてみましょう!

株式会社カシワバラ・コーポレーションが65歳以上男女600名に行ったアンケート結果をご紹介します。

 

持ち家?賃貸?「購入時」「その後」に分けてデメリットを聞いてみた

悩みどころでもある「家を購入すべきか、賃貸にすべきか問題」について、それぞれのデメリットを聞いてみました。忌憚ない意見で、参考になること間違いなしです!

【購入時】持ち家の懸念

やはりマイホーム購入時の最大の懸念は「費用」です。最近は不動産などの方が、自分たちのライフプランや予算に合わせて案を検討してくれますが、大きな買い物ということに違いはないですよね…!つづいて「定年後に感じた、持ち家の懸念点」ですが、購入時とは少し違った声が聞かれました。

【定年後】持ち家の懸念

1位は「維持費の負担の大きさ」、つづいて「間取り余り」がランクイン。購入時に思い描いていた生活がそのまま実現するって、実はレアでは?そのときそのときで必要な部屋、家具などは変わりますから、簡単には対応しづらいという声が聞かれました!

お次は「賃貸」の懸念についてです。

【購入時】賃貸の懸念

「老後の家賃負担と引っ越しのしづらさ」を案ずる声が多く聞かれました!実際に人生の大先輩たちが感じた、定年後のデメリットは合致しているのでしょうか?

【定年後】賃貸の懸念

やはり「老後も家賃支払いをしなければならない」という点は、懸念ポイント1番に挙がりました!一方で、契約更新のしづらさや引越しのしづらさを挙げる方は、購入時と比べて少ないことが読み取れます。

大先輩の語る、「持ち家」「賃貸」それぞれの良さは(ここに満足度調査も)

ここまで「持ち家、賃貸それぞれの懸念」をぶっちゃけていただきましたが、続いては「それぞれの良さ」について見ていきましょう♡

持ち家の良さ

「家がある」という安心感と、「ローン支払いが終われば、その後の出費は少なくなる」という点が魅力的だそう!さらに、自分の家となれば趣味やライフスタイルに合わせてリフォームをしたり、好きなものを置いたり…自由に楽しく空間を使えることも、大きなメリットですね♡

実に「およそ9割」の持ち家に住む先輩方が、「持ち家をおすすめしたい!」ということです。

賃貸の良さ

「各種税金の支払いがないこと」「修繕費用、手間がかからないこと」という費用面が、賃貸のメリットとしても挙がっています!また、「これまでは都心でバリバリ働いてきたけれど、定年後はのんびりした街に暮らしたいな」という方には、移動のしやすい賃貸がおすすめのようです♡

満足度(賃貸に暮らすことをおすすめしたいか)は、持ち家と比べると少し低い結果となっています。

他人事じゃない!将来に向けて知っておきたい、住宅難民問題

先ほどご紹介したアンケートのなかで、「賃貸契約時の懸念」として「契約を断られる」とうものがありました。実際に、高齢が理由で契約を断られるなど、「老後の住宅難民」問題に直面している方もいらっしゃいます…!

定年をすでにしていると、賃貸の料金を支払い続けられるかが不透明ということで「契約を断ります」という場合もあるそうなんです。

 

あなたは経験ある?マンション等の大規模修繕について

できたばかりはピカピカで迫力あるマンションも、数十年経つと雨風にさらされ、ヒビなども出てきて、大規模な修繕が必要になりますよね。150人の「持ち家集合住宅住まい」の方に伺っても…

7割以上が「大規模修繕の経験がある」としています。修繕積立金の値上げも、9割の方が「仕方がない」と割り切っているようです。

建物の老朽化や劣化、損傷は普段の生活の質が下がるだけでなく、災害発生時の危険性も大きく左右する大きな問題。防水工事、外壁補修や給排水管工事などを実施する「大規模修繕」ってとっても重要なんです!

さて、集合住宅に住んでいる方にお伺いします。次の大規模修繕、いつかご存知ですか?

アンケートでも、半数以上が「次の工事がいつかわからない」とのこと。ベランダの片づけなどが必要ですから、これを機にぜひぜひ調べてみてくださいね♡

自分の趣味、夢、そして今の暮らしを見つめ直し、最適な環境を作れれば最高ですね♡まだ学生だよという方も、もうすぐ家族構成が変わるから引越しを検討しているという方も、大先輩たちの声が少しでも参考になれば嬉しいです!(筒渕朱音)

情報提供元/株式会社カシワバラ・コーポレーション