【乃木坂46・山下美月】アイドルスイッチを入れ続けた結果…山下流「あざとキャラ」が爆誕した♡

美月的、あざとかわいい論

自分の中のアイドルスイッチを 入れ続けていたら、〝あざとキャラ〟になりました(笑)

山下美月のCanCam誌面での人気連載、「言いたいコトはやまやまですが。」。今回は、〝あざとキャラ〟についてお話しします。

あざとかわいく、要領よく生きていけたらいいな(笑)

「何年か前に〝あざとキャラ〟が定着した私ですが、最初のきっかけはなんだったかな…? 握手会での対応とか、ファンの方へのモバメで〝あざとい!〟と言われることはあったんですが、そのうち乃木坂46の番組でそのキャラをいじってもらったり。

『あざとくて何が悪いの?』に出演させていただくうちに、ファンの方以外にもそのイメージが伝わっていったような気がします。

あざといキャラを意識していたわけではないんですが、例えばモバメでは「今日はお肉を食べました」とだけ書くんじゃなくて、「今日はお肉を食べました。あなたも食べたいと思ったでしょ?」みたいに、ちょっとアイドルのスイッチを入れているところはあるかも(笑)。

私はネガティブだし声も低いし、ナチュラルボーンアイドルタイプではないと思っているので、私にとって〝理想のアイドル山下美月〟を演じているところがあるんです。

アイドルらしいアイドルにならなきゃ、かわいくいなきゃ!という思いが強すぎて、アイドルスイッチを入れ続けていたらこうなりました(笑)。アイドルとしてキャラがないのはイヤだったので、キャラづけしてもらえたことはうれしかったな。

あとこのキャラだと、先輩たちにも自分からガンガン話しかけられる! グループに加入した当初は大人数が苦手だしどうしよう…と思ってたんですが、『自分は〝あざとキャラ〟だ』と思うと不思議とグイグイ絡んでいけるんですよね(笑)。おかげで先輩たちと仲よくなれたのはよかったです。  

私が考える〝あざとかわいい〟は、いわゆるぶりっ子とは別物。恋愛関係だけじゃなくて、友達同士や仕事関係の中でも使える、コミュニケーション能力のひとつだと思っています。人間関係を築くのがうまいというか、相手を引き込んでいける人が〝あざとかわいい〟って言われるんだろうな〜と。

ある意味、頭の回転が速くて、要領がよくて、自分がどこで必要とされているのか需要をわかっている感じ。あざとかわいい女子って、かっこいいと思うんです。

私は不器用タイプなので、まだまだそんなふうになれないけど…。あざとかわいいコミュニケーション能力を身につけて、賢く要領よく生きていけたらいいな(笑)」

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アイドルスイッチを入れ続けていたら、自然と〝あざとキャラ〟が定着した美月。うさぎの被り物もお似合いで、あざとかわいいっ♡

CanCam3月号「山下美月 言いたいコトはやまやまですが。」より 撮影/久野美怜(SIGNO) スタイリスト/伊藤ミカ ヘア&メイク/北原 果(KiKi inc.) モデル/山下美月(本誌専属) 構成/手塚明菜