榮倉 たくさんの写真の中から絞った1冊なので難しいですね(笑)。
表紙もすごく好きですし。(改めて写真集を見ながら)うーん。写真で“これ”というよりは、ページが好きですね。(本の)デザイナーさんがページにストーリー性を組み込んでくれて、自分のイメージよりもうんといいものに仕上がったと思ってるんです。あとは、動きのある写真が好きですね。映画のワンシーンのような写真。何か言っていそうな……。そういう写真が好きです。
こちらの写真が、榮倉奈々さんの私服!
WI 印象的なエピソードはありますか?
榮倉 “白いワンピース”というワンテーマでも、いろいろなタイプのワンピースを用意してくれて楽しかったです(ニッコリ)。それに、「いつか一緒に仕事がしたい」と思っていたスタイリストさんが、この企画で仕事を受けてくれて、本当に嬉しかったですし、ステキな衣装をたくさんそろえてくれて、選ぶときワクワクしました。もうひとつは、カメラマンのアンディさんが、撮影当日、私が着てきた服を見て「かわいいね」って。それで私服で撮影することになって。“企画だけだと作れないものもあるんだ”って思った瞬間でした。
WI 榮倉奈々さんといえば、明るい笑顔の印象が強いのですが、写真集では違った表情を見せてくれたという印象です。あえてそのような写真を選ばれたのですか?
榮倉 “違う印象”とか、そう思って撮影はしていなくて、結果的に“そうなった”という感じです。たぶんテレビの印象とは違う印象を感じられる写真集かなと思います。そのときのカメラマンさんとの距離感と現場の雰囲気が、それぞれの写真に表れていると思います。
インタビュー後編では、さらに素顔の榮倉奈々さんに迫ります。お楽しみに!(平山正子)
仕様:A4変形判、112ページ
価格:3,000円(税別)
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