「職場の人間関係」を改善した方法TOP10

新年度が始まって、気が付けばもう1か月以上。慣れない新生活を頑張る人も、長年同じ職場で働く人も、「職場環境」「人間関係」にまつわるお悩みは、なかなか尽きることがありません。人間関係に悩んで、せっかくの仕事を手放すかどうか悩んでしまっている…そんな方も少なくないはず。

そこで今日は、株式会社ビズヒッツが男女498名に行ったアンケートから「職場の人間関係を改善できた方法」を見てみましょう!

関係が難しくなりがちな相手は…「上司」

まず「職場の人間関係が難しくなりそうな相手」を伺うと、「上司」「同僚」という声が多く集まりました。やはりお仕事のなかで関わる機会が多い分、衝突も増えるのでしょうか?理由を聞いてみると…

■上司

・年齢が離れた上司だと、円滑なコミュニケーションができず苦労しがち。(28歳 男性)

・自分が仕事を失敗することで迷惑をかけ、ぎこちなくなりがち。(32歳 男性)

上司を尊敬する気持ちが自分へのプレッシャーとなったり、年代が離れていることで価値観が異なったり…と、悩みのタネは尽きないですね。

■同僚

・仕事量に差が出たときなどに、不平不満が出やすい。(36歳 男性)

・サボっていると腹が立ったり、仕事ができる人を羨ましく思ったりする。(46歳 女性)

こちらは立場の近さから、自分と相手を比べて悔しく思ったり理不尽に感じたり…という状況が考えられます。

■ほかには…

・年下の先輩。先輩だけど年下なので、気を遣って壁ができてしまう(33歳 女性)

・部下との関係が難しい。指導を「いじめ」「嫌がらせ」と捉えられる可能性があるから(43歳 女性)

・他部署のスタッフとは頻繁にやり取りするわけではないため、上辺の会話だけになってしまう(26歳 女性)

衝突しがちなのは「異性」より「同性」?

回答では「関係性の難しさに、性別は関係しない」という声が多かった一方、同性か異性かで比べると、「同性との関係性」に悩む方が多いようです。知らず知らずのうちに、任される仕事やプライベートの環境が目に入り、自分と比べてしまうのかもしれません。悩みは人それぞれ。仕事に対する熱量が大きいほど、ストレスを抱えてしまうことも多いですよね。

人間関係を改善したセンパイ、教えてください!

ダントツは「コミュニケーションを心がける」ですが、1位から3位まで、より具体的に見ていきましょう!

■コミュニケーションを心がける

・仕事の話だけではなく他愛のない話もして、緊張やガードを緩めていきました(31歳 女性)

・大袋のお菓子を買ってみんなで分けて食べると仲良くなりました。(42歳 女性)

仕事から一度離れて、「人として」距離を縮められるよう、共通の話題を見つけるという方法がとっても素敵。

■相手や周囲を意識しすぎない

・他者からの評価を気にしすぎないようにした(27歳 女性)

・ストレスを溜め込まないように、自然体で接すると良いです(47歳 男性)

数字などの目に見える評価は仕方がないですが、「自分は自分」と少し割り切ってしまうのも手だそう。周囲に気をつかいすぎてしまう優しい人ほど、状況が改善するかもしれません。

■苦手な人と距離をとる

・悪口や文句の原因になることをなくすように、とにかく距離を置き、可能な限り話すことをやめた(32歳 女性)

同じ仕事をしている以上かかわりをゼロにすることは難しいかと思います。でも「〇〇さんのことを嫌っている自分も嫌いだ…」みたいな場合は、必要以上の接触を避けることも有効かも。

おわりに

お仕事と向き合うとき、「自分の思う正しい形、理想」を描き、そのパッションが他の方と乖離している…こんな経験したことがある方も多いのではないでしょうか?それってきっと、頑張っている証。でも、過度な我慢は禁物です。自分が自分らしく輝けるよう、「こんな考え方もあるのか!」と前向きに捉えましょう。(筒渕朱音)

情報提供元/株式会社ビズヒッツ