日常で見かける漢字の中には、読めそうで意外と読めないものがあります。たとえば、駐車場で見かける「月極」や仕事で使う「汎用」などは、読み方を間違って覚えている人も多いもの。
そんな「読めそうで意外と読めない日本語」クイズから、本日のお題はこちら！
「不撓」。
どこかで見たことがある……と感じる人もいるであろう、この日本語。とくに運動部経験のある人にはわりとおなじみの漢字かもしれません。さて、こちらの日本語はいったい何と読むのでしょうか？
■ここでヒント！
ヒントとして、まずは言葉の意味から見てみましょう。小学館デジタル大辞泉によると、「不撓」の意味は次のとおりです。
「どのような困難にあっても屈しないこと。また、そのさま。」
一般的に、ピンチに強いアスリートを紹介するのに「不撓の気力」「不撓の精神」といった表現を用いることがあります。また、運動部の大会などで「不撓不屈」という垂れ幕を目にすることも少なくありません。
さて、そんな「不撓」の読み方は……？ さっそく正解を見てみましょう。
■正解は、こちら！
「不撓」の読み方、正解は「ふとう」でした。
ちなみに、「不撓不屈（ふとうふくつ）」の意味も不撓とよく似ていて、「どんな困難にあっても決して心がくじけないこと」を表します。読み方があやふやだったという人は、この機会にぜひ覚えてみてくださいね。
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（豊島オリカ）
