盲点だったかも!天野佳代子さんから教わる目から鱗の「頭皮ケア」
まだまだ20代、エイジングケアなんて自分には無縁・・・読者のみなさんと同じようにそう感じていた、編集部の新人・安。ところが、研修の一環で出会った天野さんの美肌と金言に衝撃を受け「是非企画にしたい!」と自ら担当。20代のための〝今やるべき〟ケアについてたっぷり聞いてきました!
天野佳代子さんってこんな人!
天野さんと対談するのはこの3名!
CanCam it girl 新田さちかさん:常に最新のトレンド情報をキャッチ! 自身のブランドも持つ。
CanCam it girl 伏屋璃乃さん:本誌やYouTubeなど多くの美容企画に登場。SNSで自ら情報も発信。
CanCam編集部安 彩楓:7月にCanCamに配属された新入社員。本企画で初めての美容企画を担当。
対談記事①~③はコチラ
頭皮のエイジングケアが将来の美髪のモト!
天野さん(以下敬称略):先ほど、首やデコルテ、耳の保湿対策の話で盛り上がりましたけど、皆さんは頭皮ケアももちろんしてますよね?
新田さん(以下敬称略):えっ! それってブラッシングしたり、頭皮マッサージを受けたりすることで合っていますか?
天野:それももちろん大事ですけど、毎日頭皮用の化粧水で保湿するとか…。
伏屋さん(以下敬称略):頭皮に化粧水を塗るんですか!? 塗ったことないです!
天野:頭皮は意外と乾燥する部位なので、しっかりと保湿しないとダメです。一枚の皮膚で顔とつながっていますしね。
新田:乾燥ではなく、頭皮のベタつきに悩んでいるんです…。
天野:それは、乾燥が原因で水分が足りず、逆に油分が出ているパターンだと思います。
安:私はこの夏、日焼けのせいなのか頭皮がものすごく乾燥して…。このままではダメだと思って、初めて頭皮用の化粧水を使ってみたんです。そしたら、すごく気持ちよくて、浸透しているのを感じました!
天野:そう! 頭皮は浸透率が高いから、使えばすぐに効果を実感できます。カラー剤など外部からの刺激で頭皮は傷んだり、乾燥したりしているので、ちゃんとケアしてあげないと、いつまでもキレイな髪の毛でいられないですよ。
新田:どうしよう…。私、毎月美容院でカラーしています。
伏屋:自分の頭皮がかわいそうに思えてきた(笑)。
安:私も毎日はケアをできていないから、しないと…。
天野:エイジングでの悩みって、実は肌より髪の毛のほうが多いんです。『美的GRAND』の読者の皆さんもそうでした。目元同様、年齢が出やすい部分だからこそ、20代のうちから取り組んで、いつまでも美しい髪を保ちましょう
伏屋:今日、頭皮用化粧水を買って帰ろう!
天野:待って、頭皮に化粧水を塗って満足しちゃダメ。その後に、手で化粧水を浸透させるようにしっかりと揉み込んで、ブラッシングで血行を促すことも大切。このケアはマストで朝晩行いましょう!
天野さん的3つのルール~20代のうちから絶対にやっておくべきこと~
1.アイクリームは今日から絶対に使うべし!
目元の皮膚は薄く、いちばんシワが出やすい箇所なので、シワ改善効果があるアイクリームを20代から使いましょう。値段がお高く感じるかもしれませんが、アイクリームは20代から投資すべきアイテムです。今から使えば、数年後の目元の輝きが変わるはず。
2.家でも冬でもUVケアは必ず行うべし!
美容医療でシミを取るのもいいですが、まずはホームケアを見直しましょう。家の中にいても、冬の寒い時季でも紫外線は降り注いでいます。夏だけ対策するのではなく、毎日必ずUVケアを。そうすれば将来のシミの発生を防ぐことができますよ!
3.角質ケアは顔もボディもしっかりと。ターンオーバーを促すべし!
化粧水や美容液で肌に〝与えるケア〟も大切ですが、それ以上に大切なのが〝落とすケア〟。これは、顔だけでなくボディにも言えることです。酵素洗顔や炭酸洗顔を使用して〝落とすケア〟を定期的に行ったり、角質ケア用美容液を使用したりすることで肌の代謝を促しましょう。
エイジングケアと聞くと肌のことばかり気にしてしまいますが、なんと髪の毛の方がお悩みが多いようですね…。意識してみて!
撮影/藤井マルセル(t.cube/人物) ヘア&メイク/広瀬あつこ スタイリスト/カドワキジュン子(impress +) 構成/安 彩楓 WEB構成/谷夏帆