美のプロが解説!肌を変えたい人が今すぐ見直すべきポイント
無意識のうちに肌に与えてしまっているダメージを取り除く意識と、代謝を高めるひと工夫。「美的」エディターの大塚真里さんが25年以上の取材経験で得た、早ければ3日で肌に違いが出るスキンケアの正解をご紹介します♡
教えてくれるのは…エディター 大塚真里さん
出版社で女性誌の編集を担当した後、フリーランスに。メイクもスキンケアも膨大な取材を重ね、書籍の編集も数多く手掛けて、日々知識をアップデート。
肌を本当に変えたかったら、見直すべきは“洗い方”
“肌が変わる運命の○○○”というコピーがあるとしたら、○○○に入れたいのは“クレンジング&洗顔”。汚れを落とすものは同時に肌の潤いも奪ってしまうため、使うアイテム次第で肌の状態が大きく変わります。とはいえ誰にでも共通の“運命の1品”はなく、メイクの度合いや肌状態に合わせて適したものを選ぶことが大切です。
大塚さん直伝!肌が変わるクレンジング編
「クレンジングはメイクの度合いによってアイテムを選び、短時間ですませる」
しっかりメイクをさっぱり落としたいなら、オイルジェルやリキッドタイプ。乾燥肌でしっかりメイクを優しく落としたいならクリームタイプ。ライトメイクにはミルクタイプがおすすめ。すすぎまで1分程度でさっと終えて。
おすすめクレンジング料
右:振って混ぜるとオイルジェルになり、温かな感触でしっかり汚れを浮かせる。 中:肌に優しいクリームタイプ。 左:ミルクタイプ。
正しいメイクの落とし方
①落ちにくいメイクはリムーバーでオフ
ウォータープルーフや密着するジェルライナーなど落ちにくいものは別に落として。
②メイクが厚い部分から落とす
クレンジング料はメイクの厚い頬から顔全体になじませ、メイクが浮いたらよくすすぐ。
大塚さん直伝!肌が変わる洗顔編
「洗顔は“泡でなでるように”が命!1日の始まりの朝もきちんと洗う」
朝は顔を洗顔料で洗わないという人もいますが、夜は1日の汚れや皮脂を落とすために、朝は夜間に代謝した肌に古い角質を落とすために、洗顔料で洗顔した方が肌の調子は良くなります。乾燥が気になる人はしっとり洗い上がるものを。
おすすめ洗顔料
右:汚れをすっきりオフして、つるんとすべすべの洗いあがり。中:もこもこに泡立って、しっとりなめらかな洗い上がり。 左:ふわふわの泡で出てくるので泡立て不要。さっぱり洗い上げる。
正しい洗顔のやり方
①片手にこんもりする量の泡を作る
手にぬるま湯を加えながら洗顔料を泡立てる。苦手な人は泡立てネットを使ってもOK。
②泡バウンドで汚れを吸着
泡を両手に分け、顔全体にバウンドさせるように汚れを吸着。ぬるま湯ですすぐ。
塗るものより落とすものの方が、実は肌への影響は絶大! 今日から意識してみて。
撮影/長谷川梓 ヘア&メイク/永田紫織(Nous) スタイリスト/槇佳菜絵 モデル/小室安未 構成/大塚真里 WEB構成/谷夏帆