「ハンサムライブ」小関裕太&甲斐翔真を直撃!共通点は肩幅の広さ…!?【インタビュー前編】

今年も開催! アミューズ所属俳優たちによるファン感謝祭“ハンサムライブ”

アミューズ所属俳優たちによる恒例のファン感謝祭「SUPER HANDSOME LIVE」、通称“ハンサムライブ”。2005年にスタートし、歌やダンス、ミュージカルなど俳優ならではのエンターテインメントを追求し、これまで多くの人気俳優たちが出演してきました。17年目に突入した今年は、1229日と30日にAmuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2022 “ROCK YOU! ROCK ME!!”』(3公演)の開催が決定。総勢20名以上が出演し、1年分の感謝の気持ちを込めて贈る、ファンにとっても2022年をハッピーに締めくくるイベントになること間違いなし。 さらに新曲「ハンサムサンバ」も配信されたばかりで、開催までさらに盛り上がりそうです♪

(左から小関裕太さん、甲斐翔真さん)

CanCamでは”ハンサムライブ”に欠かせない存在である俳優の小関裕太さん甲斐翔真さんにインタビュー! ”ハンサムライブ”のことはもちろん、おふたりの出会いから思い出エピソードなどを聞いてきました。

「初めて出演したハンサムライブは今でも忘れられません!」

ーー今年の“ハンサムライブ”『Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2022 “ROCK YOU! ROCK ME!!”』について教えてください。

甲斐さん(以下敬称略):裕太くんに比べたら僕はまだまだですけど、今まで受け継がれてきたハンサムライブのあり方というのを自分なりに考えたのが、今年かもしれないです。

小関さん(以下敬称略):いやいや、翔真も長いほうだよね、もう。

甲斐:2016年からだから…7回目になるのか! 毎年、ファンの皆様に感謝を伝えるということを第一に考えてきたのですが、前回は『Over the Rainbow』がテーマで、多くの人が苦しんで雨が降っているような時代に、きっとこの先は雨が止んで虹がかかるよという意味が込められていました。今年は、暗闇から少し光が見えたような気がしていて少しづつではありますが、またみんなが心から楽しむことができるライブの形にしていけたらいいですね。 

小関:僕は、2012年が初出演で、確か出ていない年もあったんですけど10年目ではあるんです。

甲斐:10年って本当にすごいですよ。

小関:卒業という形はないんですけど、今までは割とメンバーが入れ替わることが多かったんです。でも今回は、先輩方もたくさん出演するので、それも楽しみのひとつですね。翔真も僕も、後輩たちを引っ張っていかないといけないし、ハンサムライブは感謝祭であることが大前提で、さらに毎年このメンバーならではでできることはなんだろうと考えています。

ーー皆さんでどういうことをやるかなどを話し合ったりしますか?

小関:去年は、コロナ禍で自分たちが何をできるか考えて「OVER THE RAIBOWプロジェクト」というのをやったんですけど、その時は特に一緒に作っているのを強く感じました。

甲斐:開催はされたんですが、本当に直前までどうなるかわからなかったんです。

小関:観にきてくださった方たちも熱冷めやらぬまま家にこもらないといけないみたいになって、僕らにできることはないかって。少しでもみんなが元気になってもらいたいという思いが積み重なって、曲を作ったりして、じゃあこの1年間の思いをハンサムライブというゴールにしようというのが去年でした。

甲斐:そういう制作過程は、今までで初めてでしたね。ここ数年色々とツラいことがたくさんありましたけど、みんなの思いが力になって、逆境こそ大きな力を生み出せるというのを実感しました。

小関:みんなの共通点だった“ハンサムライブ”が、ゴールになっていたように思います。

ーー印象に残っている「ハンサムライブ」はいつですか?

甲斐:僕は圧倒的に、新人ハンサムとして出演した2016年。

小関:どんな感じだったか覚えてる?

甲斐:いや、もう大変のひと言でした(笑)。

小関:歌もダンスもあるもんね?

甲斐:いい思い出というよりは、苦労した思い出のほうが多いです。まだ芸能界に入ったばかりでファンの方もいないし、先輩もたくさんいらっしゃる中、ある意味アウェイな空間で、歌って踊って全部をさらけ出さないといけない苦行。いや、修行でした(笑)! やっと去年くらいから、しっかり楽しめるようになりました。ちゃんとハンサムの一員になったんだなっていう自覚も生まれたし、僕自身も初回はきつかったので、新人のみんなに手を差し伸べてあげようと思います!

小関:苦行と修行はだいぶ印象違う(笑)! 2016年の翔真のこと、よく覚えています〜。

甲斐:生まれたての子鹿みたいでした?

小関:(笑)! 当時から歌はすごく上手で、ダンスはしがみついて一生懸命やっているけど大変そうだなって思ってた。僕はダンスからこの業界に入っているから、どうしたら楽しくなるかなって、ハンサムライブってリハーサルもそこまで長くないから、「頑張れ!」って応援してました、心の中で(笑)。僕もそんなに余裕がなくて、直接アドバイスとかはできなかったんですよね。しかもその年は過去最大規模で、出演者も25人くらいいたんです。

甲斐:裕太くんはいつが思い出深いですか?

小関:僕も初めて出た年かなぁ、2012年。初めてオリジナル曲でアルバムを出した年ですね。ひとりでタップダンスを踊りまして、めちゃくちゃ緊張しました。17才のときですね。周りが年上の方が多かったのもあって、ポツンと僕がひとり学生っていう感じでした・・・。すごい気合を入れて飛び込んだのですが、空回りしてたと思います。

ーー先輩からのアドバイスで印象に残っている言葉はありますか?

小関:なぜかよく「危ない危ない」って注意されていました(笑)。「裕太、危ない〜!」って。とにかくがむしゃらだったので、周りが見えなくなることがあったんですよね。

甲斐:猪突猛進でした?

小関:ほんとそう。たとえば、腕を振るときも後ろをちゃんと見ていなかったり、タップダンスのときは三浦春馬さんと賀来賢人さんが後ろから上がってきて『White Serenade』を歌うシーンだったんですど、無心でタップダンスを踊っているからポップアップの場所が見えなくてどんどん後ろに下がっていっちゃったんですよね。「危ない!」って本番でも言われました。

ーーお稽古やリハーサルはどんな雰囲気なんですか?

甲斐:部活みたいな感じです(笑)。でも、こうやって同じ事務所の人たちが一気にそろうってあまりないので、他の事務所の方からは「うらやましい」と言われることもあります。

小関:うん、それはよく言われるかも。ハンサムライブで初めて会う人もいるし、新人くんたちは本当になかなか会えないので。さっき話をしていて気づいたのは、翔真とも1年ぶりくらいに会いました。

共通点は…“肩幅の広さ”? チーム“肩幅ハンサム”発足(笑)!

ーーお互い最初に会ったときのことは覚えていますか?

甲斐:覚えてます! 僕がまだ学生だったんですけど、事務所に制服姿で行ったことがあって、そのときに裕太くんがいたんです。「うわー、俳優さんだー」って感動しました。あと、「ヘアセット上手だね」って褒めてくれました(笑)。

小関:あー覚えてる! 本当にヘアセットが上手だったんですよ。僕が猫っ毛でセットしづらいので、学生時代もうまくできなかったんですよね。だから、どうやってやってるのかが気になって聞いたんですよ。そしたら、ヘアアイロンを駆使してるって教えてくれました。僕の翔真の印象は“ヘアセットがうまいコ”です(笑)。

ーー知り合ってから、第一印象と違った意外な一面はありますか?

甲斐:裕太くんってフワフワした柔らかいイメージがあったんですけど、実は真ん中にある役者魂を見せたり、引っ込めたりするのがすごく上手だなって思いました。

小関:うれしいなぁ。

甲斐:印象に残っているのが、ある作品で監督さんと戦っているところを見たことがあって、そういう強い部分を感じたんですよね。

小関:わー、よく覚えてるね? そうそう、そんなことあったよね。どうしても譲れない自分のこだわりがあって、それを監督さんとちょっとした言い合いになったんです。今思うと、自分も子供っぽかったなぁと反省してます。

甲斐:そういう一面を見て、僕はすごいなって思いました。

小関:翔真は、最初の頃は人見知りのところがあって、そこから打ち解けていく瞬間が見えてきたのは嬉しかったですね。クールな印象があったから、温かいところを感じられたのが意外というか、あ、仲良くなれてるんだなって思って。いい意味で、今でもドライなところは持っているんですけどね。あとは、自分にめちゃくちゃ厳しい! 努力している姿はあまり人に見せないけど、僕は知っているから、かっこいいなぁって思ってます。

甲斐:基本的に負けず嫌いなので、自分が好きなことで人より劣っていることがあると、もう自分が許せないんです。なるべく気づかれないように努力するのは、すごく好きです。人見知りなのも当たってます(笑)。お仕事では大丈夫なんですけど、プライベートは全然ダメです。

ーーではこのふたりに、ユニット名をつけるとしたら?

甲斐:裕太くんはパン派だけど、僕はお米だしなぁ…。

小関:米とパン(笑)。肩幅が広いのは共通点だから…“肩幅ハンサム”! 言いづらい(笑)。

甲斐:ちょっと言いづらい名前って書いておいてください(笑)。2023年は、それで行きましょう!

1年ぶりに会ったとは思えないほど、トークが盛り上がった小関さんと甲斐さん。後編では、おふたりのプライベートについて伺います!お楽しみに♪

Profile
小関裕太(こせき ゆうた)
1995年6月8日生まれ/東京都出身
2006~’08年にNHK『天才てれびくんMAX』でテレビ戦士で活躍するなど子役として俳優活動をスタート。NHK 『半分、青い。』(’18年)やドラマ『来世ではちゃんとします』シリーズや、舞台、ミュージカルにも出演。’23年2月からは舞台『キングダム』に出演。
公式サイト
Instagram

甲斐翔真(かい しょうま)
1997年11月14日生まれ/東京都出身
2016年『仮面ライダーエグゼイド』に出演し、注目される。ドラマ『花にけだもの』(’17年)などに出演。東宝ミュージカル『RENT』(’20年)、『マリー・アントワネット』(’21年)、『ロミオとジュリエット』(’21年)、『エリザベート』などミュージカル俳優として活躍中。
公式サイト
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Amuse Presents SUPER HANDSOME LIVE 2022“ROCK YOU! ROCK ME!!”
12月29日 17時開場・18時開演
12月30日 11時半開場・12時半開演/17時開場・18時開演
会場:LINE CUBE SHIBUYA
公式サイト
※全3公演をオンラインにて生配信。今年はアーカイブ配信も決定!
アミューズ所属俳優ユニット“チーム・ハンサム”による新曲『ハンサムサンバ』配信中
「ハンサムライブを観ていただいた方々と一緒に踊り、楽しい時間を過ごして今年を締めくくりたい!」というハンサムメンバーの想いをもとに、ライブでファンの皆さんが声を出せなくても、メンバーと一緒に「踊って」楽しく盛り上がれる一曲になっています。作詞・作曲は、これまでもハンサムの人気オリジナル楽曲を手掛けたFLOWのTAKEが担当。現在、新原泰佑によるダンスレクチャー動画を「チーム・ハンサム!」のYouTubeとSNSで配信中。
撮影/黒石あみ スタイリスト/岡本健太郎 ヘアメイク/Emiy、菅野綾香 取材・文/小山恵子

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