若い人ほどかかりやすい？性病の予防法を医師が解説【今知っておきたい妊活】

妊活のキホンのキ。将来のために避妊が大切な理由

いざ子供が欲しいと思ったそのとき、妊娠しづらい体になっていたり、排卵がなくなっていた⋯なんてことがないように。将来妊娠を考える人に知っておいてほしい情報を全力で集めました！

教えてくれたのは…

望まない妊娠はしない。「避妊」も妊活への第一歩

「真逆のことを言っているように感じるかもしれませんが、望まない妊娠をして中絶をすれば、必ず体に負担がかかるということ。また、特に注意したいのが性感染症にかかること。性感染症は子宮や卵管がダメージを受けてしまうケースもあり、不妊症の原因にもつながってきます。代表的な例で言うとクラミジア感染症と淋菌感染症。これらの病気は若い年代ほど感染しやすいことがわかっていて、多くの場合は無症状。知らないうちに感染して不妊症に…なんてことも。コンドームは最初から最後までが鉄則。避妊はもちろん、感染症のリスクをかなり高い確率で回避できます」（ママ女医ちえこさん）

医師がおすすめする避妊法

ミレーナ

生理を止めたい、確実に避妊したいという方に！ ミレーナは、受精卵が着床するのを防いだり精子が子宮の中に侵入するのを防いだりする効果が。膣から子宮の中に入れておくと、本体に付加されている黄体ホルモンが徐々に溶け出してきて子宮の内膜に作用。5年間効果が維持します。

ピル

避妊目的としてはもちろんのこと、種類によっても効果の大小はありますが、ピルの副効用としてニキビや肌あれの改善生理痛軽減効果・PMS改善も期待でき得るそう。また、生理の量や回数を減らせるようなピルも。生理に「支配される」のではなく「コントロールできる」というメリットもあります。

なぜ避妊が大切なのか、理解したうえで適切な方法で実践しましょう。