「Twitterのリプライ欄が大喜利大会」「3000人以上を抱いたフリーハグ会」そしてチャンネル登録者数100万人を超えるYouTubeでの発信など、常に話題に事欠かない人気AV女優の深田えいみさん。
その一方で「愛しく、変わる。」をコンセプトにしたプロテイン、「Aime Protein」のプロデュースを行い、生産が追いつかないほどの人気を集めています。
仕事柄、全身を隠さず見せることも多い深田さんの体づくりや、自身の経験に裏打ちされたプロテインに込めた想いなどをうかがいました。
◆体づくりは何より「続けること」
ダイエットで重要なのは、何より「続けること」です。たとえどんなにいいと言われているジムに行っても、1回だけ行って5kg減るなんてことはありません。どんなことでも、続けないと体は変わらない。短期間で無理に頑張って体重だけを落としても「キレイな体」とは程遠いものになったり、リバウンドしてしまったりします。それよりも「これは何年も続けられるもの?」と自分に問いかけながら、やるべきことを選んでほしい。どんなことでも1か月くらい続けたら、次第に体は変わっていきます。
私も飽き性で、これまであらゆるダイエットに挫折してきました。失敗を繰り返す中で「どうしたら続けられるだろう?」とたどり着いたのが「しっかりと栄養を摂りながらやせること」。結局、これがいちばんです。
もともと、私は自分に自信がありませんでした。
中学時代までは陸上部でたくさん体を動かしていたから、いくら食べても太らなかったんです。高校に入って運動をやめても「私は太らない体質だから」と思い込んで、毎日のように電車の待ち時間で唐揚げを食べたり、学食で美味しいカレーパンを食べたり、「友達と遊ぶ」といえばスイーツの食べ放題に行くのがお決まりだったり…。そんな生活を繰り返していました。
でも、ある日ふとした事件が起きて…。
◆「この二重アゴは何?」から始まった、間違ったダイエット
普段の「撮るよー」と写真を撮るとき、プリクラ、そして実は鏡を見るときもそう。私たちは「盛れている自分の角度」の自分を見ることが多いんです。「盛れている自分」を自分だと思っていたけれど、ふとした瞬間に友達が撮ってくれていた私の写真を見たら、それが三度見するくらい衝撃で。「この二重アゴは何?」と…。自分が認識している「キメている自分」と、普段みんなが見ている「キメてない自分」がこんなに違うんだと気付かされて、ダイエットを始めようと決意しました。
でも、その当時はなんの知識もなくて。「とりあえず、食べなければやせるだろう」という考えで食事を制限しては、反動でドカ食い、さらに太ってどんどん気持ちも暗くなってしまう負のスパイラルに突入。栄養が足りていないと、脳が「すぐにエネルギーになる糖質を取れ!」と指令を出してしまうから、菓子パンが食べたくなって我慢できなくなってしまうなど、本当に悪循環の日々でした。私の身長は158cmですが、最大で60kgを超えていたこともあります。
そこから今の業界でデビューすることになったものの「47kgまで落とさないとデビューできない」という話になり、食事制限をして落としたら、今度は「42kgまで落としたほうがいい」と…。1か月ほとんど飲み物だけで過ごして目標体重だけはクリアしたものの、キレイになったかと言われれば、全然そうではありませんでした。確かにおなかはぺったんこ。でも、太ももの間の隙間はなくて、脚の質感も筋肉が落ちて変にぶよぶよ。気持ちもぼーっとして、何を話していても楽しくない。
「確かにやせたけど、本当にこれでいいの?」という気持ちでいっぱいでした。
私はちょっと極端な例かもしれませんが、ダイエット中の子を見ていると、必要な栄養が不足していて、気持ちが落ちてしまっている子が本当に多いんです。だからこそ、しっかり必要な栄養を摂って、体も心もキレイで明るく毎日を過ごして、自分を愛してほしい。
プロテインを作るときも、そうやって「誰だって、自分の望む方向に変わっていけるんだよ」という想いを込めて、「愛しく、変わる。」をキーメッセージにしました。
私も食事や運動、美容など、いろんなチャレンジをして、体が変化するにつれ、心もポジティブになって、毎日が楽しくなりました。変わるために努力し続けることが、実は美しさそのものなのかな、と思っています。
◆栄養は、体にも心にも、すべてに影響する
どんなに美容を頑張って外見だけがキレイになっても、気持ちが暗くて「あーもう世界なんて終わっちゃえ」と思っていたら意味がない。
体に取り入れるものは、みなさんが思っているよりずっとすべてに影響します。
たとえば私は、もともと不安定になることが多く、必要以上にいろんなことを気にしすぎてしまう性格でした。それに加えて、立ち上がったら軽い立ちくらみがあるのも、駅の階段を登ったら息切れするのも、手足が冷えるのも「女性によくあることだから、当たり前」。
でもある日血液検査をしたら「貧血なので、鉄分を摂ってください」と言われて「私、貧血なんだ」と気づいて、鉄分とタンパク質を意識的に摂ることを意識したら、面白いくらい体の不調も心の不安定も改善されていったんです。「私はこういう体質だから」と思い込んでいるものが、実は栄養不足が原因ということは本当にある。必要な栄養をきちんと摂ってあげることがどれだけ大事かそこで実感しました。
今はパーソナルトレーニングに週に一度通っていて思うことがあって。トレーナーさんたちは定期的に運動をしているのはもちろんですが、皆さん必要な栄養をしっかり計算して摂っているから、皆さん気持ちが明るくて、肌がツヤツヤ! いわゆるメンヘラなトレーナーさんって、おそらくほとんどいないんじゃないでしょうか。
◆味、栄養、溶けやすさ。100杯試飲してこだわり抜いたAime Protein
だから、プロテインを作る話が決まったときは、タンパク質に加えて「鉄」をたっぷり入れるのはマストだと思っていました。女性の場合毎月の生理で鉄分不足になると、どうしても気持ちが不安定になる。さらに、私たちの大事なエネルギー源・糖質をきちんとエネルギーとして変えるときにも鉄は必要で、思っているよりどんどん使われているから、簡単にたっぷり補給できるものを作りたかったんです。
さらに酵母由来の、食物繊維豊富で腹持ちもいい良質なプロテインを配合。一般的なソイやホエイ由来のプロテインも配合していて、1日に必要な量の1/3のタンパク質も、ビタミンやミネラルも摂れる。
でも、どんなにいいプロテインでも「これ美味しくないな〜」と思ってしまう味だったら、それは毎日のちょっとしたストレスになってしまいます。私自身も「味はそんなに美味しくないけど頑張って飲んでいた」経験がありますが、結構しんどいですよね。だから、Aime Proteinはどんどん飲みたくなるくらい美味しさにこだわりました。濃厚なチョコレート風味だから、普通に水で割るだけでも美味しい。私が好きなのは、朝にアイスコーヒーと混ぜてカフェモカ風に飲むアレンジや、低カロリーのアーモンドミルクで割ったもの。もはやご褒美のカフェ感覚で飲むくらい美味しいです。
ダイエットや体づくりは本当にどんなことでも「続けること」が大事。だから皆さんが継続して飲みたくなるようなプロテインにすることにはこだわり抜きました。約1年かけて、100杯近い試飲を繰り返し、調整を続けてやっと完成したものです。
溶けやすさにもこだわったから、シェイカー不要。出張や旅行先でも、コップとスプーンだけあればどこでも飲めます。
◆水を飲めば体重は増えるから、一喜一憂しない。毎日の体づくりルーティン
体重は毎日アプリに打って管理しています。「だいたいこの範囲ならOK」という基準があるので、その範囲を超えたら食事を調整します。OKの範囲内なら、日々の数百グラムの変化には一喜一憂しません。だって、500mlのペットボトルを一気飲みした後に体重を測ったら500グラム増えますよ。水分で多少の変動があるのは当たり前。気にしすぎても意味がないな、と思っています。
運動は週に一度、1時間のパーソナルトレーニングで細かい筋肉をしっかり鍛えています。本当はもっと歩きたいと思いつつも、ついタクシーを使う癖が抜けません…(笑)。
そのぶん食事管理が中心ですね。私の場合は、パーソナルトレーナーさんに言われた「ダイエットしたいときは1日1200kcal、キープしたいときは1500kcal」のペース。食べすぎるとすぐ眠くなってしまい動けなくなるので、腹7分めがちょうどいい。
普段の食事は誰に見せるものでもないので、洒落たものはほとんど食べず、食事のバラエティが本当に少ないです(笑)。朝はメイクに2時間くらいかけたいので、ゆで卵2つとプロテイン、お味噌汁でサッと。お昼も仕事重視でサクッと食べられればいいので、2時間に1回くらい小腹が空いたタイミングでゆで卵を2つくらい食べます。「お腹が空いたらダイエット失敗だと思ってください」と言われているので、本格的に「めっちゃお腹が空いた!」の状態になる前にちょこちょこ食い、を取り入れています。
夜は鶏の胸肉や豚のヒレ肉、牛の肩肉・ヒレ肉など、低脂質の赤身肉を焼いて、塩胡椒でシンプルにいただきます。そこにレンジでチンしたきのこを入れたお味噌汁とプロテインを足すのがお決まり。糖質は食べなくてもおなかが満たされているなら無理に食べませんし、食べるなら食物繊維豊富で低カロリーのオートミールが多いです。
休日にはゆで卵が頼めるカフェで読書をしたり、SNSを更新したり…。本当にゆで卵が主食かというくらい多いですね(笑)。その後友達とごはんに行くときは、お刺身やシンプルなステーキのお店を選び、コースにはせずにアラカルトで好きなものをちょうどいい量だけ頼みます。お酒は3杯くらい好きなものを飲みます(笑)。
◆自分のちょうどいいバランスを見つけたら、自然とキレイな体になれる
私の食生活をストイックだと思う人もいるかもしれないけれど、感覚としては全然ガマンしていないんです。お酒も「赤ワインじゃなきゃダメ」などということもなく、糖質がしっかり入ったものも飲みますしね(笑)。美味しいプロテインを飲んでいるからか「本当はあれもこれも食べたいけれど、無理してガマンする」ではなく「特に食べなくていいかな」という感覚です。不思議と、タンパク質をしっかり摂っていると、甘いものの欲求が薄れる気がします。通っているクリニックの看護師さんにも、Aime Proteinを飲むようになってから、前だったら「食べたい!」という欲求が止まらなかったコンビニのスイーツを見ても、「美味しそうだな〜」で止まるようになった、と言っている方がいましたね。
ただ、以前一度チーズフォンデュのお店に行ったときに、チーズにパンをつけて食べるのが美味しすぎて過食衝動一歩手前くらいのスイッチが入ってしまったことがあったので、人それぞれある「つい食べすぎてしまいそうになるもの」は極力近づかないでおく、という対策はあるといいかもしれません。
結局のところ、人によって最適なバランスは違うので「何をどう食べるか」は自由。いろいろと試しながら人によっていちばん心地よく続けられるものを見つけてほしいです。
ただひとつだけ。「断食」だけは絶対にやめてください。栄養が不足するし、食欲はどこかで爆発する。一瞬体重だけ落ちても、それだけです。何もいいことはありません。
◆今、深田えいみさんが目指す「美しい体」
今の理想は、気持ちがパワフルで、肌がツヤツヤとキレイで、しなやかな筋肉がついた体。ダイエットって少し行きすぎてしまうと、あばらや背中の骨が出てしまうことがある。普段は服に隠れて見えない場所だけれど、いざ服を脱いだとき、男性にとっては魅力を感じにくくなってしまう体です。でも、パーソナルに通って筋肉をつけ始めたら、変な骨感が消えた。「キレイ」ってそういうことなんだ、と思います。肌や髪のキレイさも重要。いくらやせていても、髪がバサバサ、肌がカサカサだったら、それは「キレイ」とは遠い。
ここまでのお話と重なってしまいますが「内面の明るさ」も本当に大切です。どんなに容姿がキレイでも、気持ちが暗くて「私なんか…」となってしまったらもったいない。気持ちが変わるだけで、人生は変わる。自分の気持ちは24時間365日、この先何年もずっと付き合っていくものだし、結局自分を守ってあげられるのも自分しかいない。自分の最高の味方は自分。私にしか私は変えられない。
だから、自分で自分にきちんと、体にも心にもいいものを与え続けてほしい。もし、私のこれまでの人生から学んだことをぎゅっと詰め込んでこだわり抜いたAime Proteinがその助けになったり、なりたい方向に変わっていくきっかけになれたなら嬉しいです。
深田えいみ
1998年3月18日生まれ、埼玉県出身。
セクシー女優、インフルエンサー、実業家、ファッションブランドのプロデューサーとして活躍中。SNSでは大喜利お姉さんとして注目を集め、飾らないキャラクターとNGなしの発信で女性ファンも数多く獲得。
4大SNS(Twitter、Instagram、YouTube、TikTok)では、それぞれのアカウントにて、100万人以上のフォロワー数を誇り、総フォロワー数は900万人を超え、世界各国から注目を集める。