2021年にCanCam専属モデルを卒業した、我らがまっちゅんこと松村沙友理さんが女優としても大活躍中です♡
現在テレビ東京系で毎週木曜深夜0時30分〜1時に放送している連続ドラマ、『花嫁未満エスケープ』にて、岡崎沙絵さん演じる、主人公の柏崎ゆうが働くアパレルショップの同僚・三田亜衣役として、等身大の役を演じています。誕生日を忘れられるくらいマンネリの今カレVS高校時代以来久しぶりに再開した優しい元カレの間で揺れる主人公、ゆう。そんなゆうと、同僚・坂本美沙役としてドラマ内で刺さるガールズトークを多数繰り広げている小林涼子さんとのスペシャル対談をお届け！ 仲良しすぎるふたりの話、ぜひご覧ください♡
Q.おふたりの役やドラマについて、改めて教えてください！
松村 私が演じる亜衣ちゃんは、LOVELESSで働く同僚3人の中でも、まっすぐな女の子。思ったことをなんでもズバズバ言えて、ピュアなところが魅力です。私と考えていることがリンクすることも多いんです。
小林 私が演じる美沙ちゃんは、離婚を経験していて、みんなよりお姉さん。だからこそ言える、恋愛にまつわるリアリティある鋭い言葉もたくさんあって、素敵なシーンが多いです。私たちの役どころは女子トークが多くて、違ったバックボーンを持つ女子たちが「私はこう思う！」と、わちゃわちゃ話している姿が、演じていてもすごく楽しい。それに、撮影の待ち時間も同じような感じで女子トークをしているよね。
松村 周りにスタッフの方がたくさんいるなかで「これはない！」「これはアリ！」とか、恋愛トークをたくさんしてますよね（笑）。話していて思ったのは、小林さんと私は考えが近い！
小林 確かに、沙絵ちゃんは結構違ったけど、私とさゆさんは近かった。前に「○○系男子」だったらどんな人が好き？ というテーマで話していたときに「観葉植物系男子」がいいねって話になったよね（笑）。忙しいからたっぷりは手間をかけてあげられないけれど、でもちゃんと相手は自立して生きていて、たまにパッと見るといい緑がいて、生活に潤いをくれる…的な話をしたよね（笑）。
松村 そうそう、自立した男性がいいって話でしたね。
小林 沙絵ちゃんは「教育実習系男子」だっけ？ ちょっと初々しさはあるけれど引っ張ってくれるお兄さんがいいみたいな（笑）。そういう話をたくさんできたのもあって、撮影に行くのがすごく楽しかった！
Q.主人公のゆうは、「誕生日を忘れられる」をはじめとして、今カレから悲しい目に遭っているけど…そういう男性をどう思う？
松村 私はすごくイヤ！ 亜衣ちゃんはすぐ「そんな彼氏振ったほうがいいですよ！」って言うけど、松村沙友理も、彼女の誕生日を忘れるなんて絶対ありえない…！ と思います（笑）。男性のスタッフさんにも「誕生日、ちゃんとやってますか？ 本当に忘れるんですか？」って聞いた気がします。
小林 私は、こういうの通ってきたなぁ…と苦い過去を思い出しながら（笑）、ゆうちゃん、幸せを掴むんだ！ と応援する気持ちで見ています。
松村 え、現実世界でもあり得るんですか？
小林 最初は違ったのに、いつのまにか「私、ママなの？」って…（笑）。今考えるとイヤだったなぁ。
松村 私は基本、お互いに自立していたいので、体調が悪いときに冷えピタ渡すくらいはいいけど、全部が全部「あれどこ？ これどこ？」とか、全部頼られるのはしんどいかもしれません。
Q.そんな今カレ・松下尚紀に不満たっぷりなおふたりですが…逆にパーフェクトな元カレ・深見一は「重い」と感じることはないですか？
小林 これは難しい問題…！
松村 私は「深見氏、めっちゃいいやん！」派です（笑）。深見氏の世話の焼き方が、ゆうちゃんに気を遣って合わせてくれている感じがあって、この感じが結構好き♡深見氏推しです！
小林 でも、深見氏とずっと一緒にいたら、私がダメになっちゃいそう。深見氏が全部やってくれるから大丈夫って甘えきって努力をしなくなっちゃいそう…でも、私たち、基本的には深見氏推しです（笑）。
Q.もし自分が彼に誕生日を忘れられたらどうする？
松村 そもそも忘れられないように「もうちょっとで誕生日だな〜」って言って、匂わせます！
小林 かわいい（笑）。私だったらもし忘れられちゃったら、ケンカになるよりはしょんぼりしちゃうかな…。「私ってそういうポジションだったんだ…」って。さゆさんはどう祝われたら嬉しい？
松村 バレバレのサプライズされたい！ ゆうちゃんが今カレと同棲しているので同棲設定で考えると、家に帰って引き出しを開けたらプレゼントを見つけちゃって「これ絶対何かある…！」というのを黙っていて、私の誕生日になった瞬間出してきて、知らないフリをして喜びたい！ うまくやってもらえるのもいいけど、そのバレバレ感がかわいいなぁと思います（笑）。
小林 私は「喜んでくれー！」と力いっぱい祝われてしまうと「どれくらい喜んだらいいんだろう…頑張って喜ばなきゃ…！」と考えてしまうから、ささやかくらいがいいな。美味しいものが好きだから、ちょっといいレストランに一緒に行くくらい。でもカジュアルで、事前に予約しなくてもいいようなお店で、ふたりの生活の延長線上だけど、ちょっと特別。が理想。
Q.ドラマを通して、結婚観は変わった？
松村 やっぱりゆうちゃん＆亜衣ちゃんより大人な、美沙さんのセリフがグサグサ刺さって、考えています。結婚は夢を見るばかりじゃなくて、現実を受け入れないといけない感じは、亜衣ちゃんと一緒に学んでいっている感じがします。
小林 深いセリフがたくさんあるよね。美沙さんは離婚を経験して、紆余曲折あった人の言葉だから特にそう。「私もそんな人と結婚したわ〜、離婚したけど」って、刺さる。結婚は必ずしなきゃいけないわけじゃないけど、する意味・しない意味を考えた。やっぱりそこで出てくるのが「観葉植物系男子」（笑）。やっぱり緑のある生活に憧れるし、あるとちょっと幸せ。幸せ満開よりもささやかな幸せを紡いでいけるような人かな…。満開は、いつか散りますからね！
松村 本当に美沙さんのようです！ 私は考え方が亜衣ちゃん寄りで、結婚に憧れを持つタイプだから…どういう人だったら私は結婚を決めるんだろう…。
小林 さゆさんのことを、とにかくめっちゃ好きな人なら大丈夫そう。それこそ深見くんならいけるんじゃない？
松村 深見氏ならいける！ あれくらい「この人にとって、私は特別なんだな」と大切にしてくれるのがずっと続いてほしいです。
小林 そうそう、さゆさんの幸せが僕の幸せ、と思ってくれる人くらいがちょうどよさそう。ドラマの中でゆうちゃんはそれに悩むけど…。私だったら悩まないだろうな（笑）。
松村 私も悩まないです！ やっぱりここで「観葉植物系男子」ですよ。
小林 そうそう、そばにいてくれて、出ていかない。日光は私が当てる、くらいの感じで（笑）。
Q.このドラマ、こう見て欲しい！と思うことがあれば教えてください！
松村 女子トークのネタにもなるドラマですよね。実際に私の周りの女性たちは共感してくれる人も多いです。実際に、ドラマに出てくる今カレのようなマンネリ彼氏と付き合っている女性もいるだろうし…。ドラマを見る中で不満を笑い話にできるようになってくれたらうれしいですし、男性の皆さんが見たら、これを教科書的な存在に…じゃないですけど、よりお付き合いする女性のことを気にかけてほしいなと思います。
小林 いろんな恋愛のヒントが転がっていて、ひとつくらいはヒリヒリするシーンがあるんじゃないかな？ と感じているので、自分の人生と重ね合わせて、恋や生き方を考えられる作品だと思います。最終的には、「人生で、幸せって何？」と問うているドラマ。自分の幸せは恋愛なのか結婚なのか、夢を追うことなのか…そうやって向き合えてもらえたらうれしいです。
松村 うちら、年齢がそう変わらないのに言うことが素晴らしい（笑）。
小林 そのぶん不幸を経験してきているんだよ（笑）。
Q.ちなみに、おふたりにとって「幸せ」ってなんですか？
小林 私は今の、女優業と農業という仕事がすごく好きで、遠慮や配慮をせずに、自分が自分らしい状態でいられるんです。そうやって、忙しくても好きなこと・やりたいことをしっかりハンドリングできている状態が幸せ。もちろん多少の不安や不満はあるけれど、それでも「やりたくないこと」も自分で決められているから大丈夫。「やらされている状態」ってとてもストレスフル。やりたくないことがあっても、「イヤだけど、しょうがなく無理矢理やっている」じゃなくて、納得できる理由を探してやれば、幸せでいられるんです。
松村 （考え込む）…幸せってなんだろう？
小林 突き詰めれば「平和」じゃない？
松村 そう、感情があまり揺れ動かず、波がなく、穏やかなのが幸せかなぁ。でも、考えてみたら、仕事は大変で悩むことも多くて、むしろそれにやりがいを感じるけれど、恋愛で大変なことはやりがいを感じない気がする（笑）。
小林 まさに何度も出てくる「観葉植物系男子」に終始するね（笑）。波風立たない、平凡な毎日が結局幸せだよね。
終始仲良しでトークを繰り広げてくれたおふたり、ありがとうございました♡
おふたりが出演しているドラマ『花嫁未満エスケープ』は、テレビ東京系で毎週木曜深夜0時30分から放送中。グサグサ心に刺さるドラマ、ぜひチェックしてみてくださいね！
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