○○を塗ると伸びる?生まれつき〇〇?まつ毛にまつわる都市伝説徹底検証!

まつ毛エクステ、まつ毛パーマ、つけまつ毛、マスカラ……まつ毛メイクの多様化とともに、最近注目されているのが「まつ育」=まつ毛育成。

「さまざまなメイクを駆使してまつ毛の印象を美しく高めたい」と思う一方で、「自分のまつ毛をあまり痛めることなく、ケアもしっかりして、強く長く育てた自分のまつ毛を活かしたい」と考える女性たちが増えているのです。

ケアのためのアイテムや方法はいろいろとありますが、中にはイマイチ効くのかわからないケア方法や、迷信のような話も。はたして何をするのが、まつ毛のためにいいのでしょうか? 『美的』2月号では、そんなまつ毛に関する疑問について、専門家の方々に詳しくうかがっています。

教えてくれるのは、「六本木ミッドタウン 皮膚科形成外科クリニック Noage」の今泉明子先生、そして株式会社アンファー商品開発部の太田あつ子さん。今回はおふたりに、5つの疑問についてQ&Aで解説していただきます!

コチラでもまつ毛の疑問を解消!→「切ると伸びる?」「リップクリームを塗ると伸びる?」まつ毛の都市伝説にプロが回答!

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Q 髪を同じで、海藻を食べるとまつ毛にいい?

A 海藻は◎。亜鉛やミネラル、タンパク質も意識的に摂取しましょう。
「頭髪に効果的といわれる、海藻に含まれるアルギン酸は、まつ毛にもいいとされています。また、肉や魚などの良質な動物性タンパク質、豆やごまなどのミネラル豊富なものもおすすめです」(今泉先生)

 

Q まつ毛美容液が色素沈着しないか心配……。

A 処方の強いものは肌になるべくつかない方がベター。
「クリニックが処方されるまつ毛育毛剤や、海外で販売されているものは効果が強く、肌につくと色素沈着することも。塗布時に、綿棒などを当てるなどして、できるだけ肌につかないようにする工夫をしてください」(今泉先生)

 

Q まつげもストレスで抜けるって本当?

A ストレスの影響を受けますが、気づきにくいのです。
「頭髪の円形脱毛症など、毛とストレスの関係はよく知られています。まつ毛も同様に発症することがあります。ただし、まつ毛は休止期がもともと多いこともあり、抜けても気づきにくいようです」(太田さん)

 

Q 生まれつきまつげが少ないということはある?

A あります。クリニックに相談をしてみましょう。
「先天的な病気や障害によって、まつ毛が少ないという人もいます。現在では、医療機関での改善も可能になっているので、まずは病院へ行ってみることをおすすめします」(今泉先生)

 

Q ケアが不充分だとまつ毛にダニが繁殖するって本当?

A 炎症を引き起こす原因になることも。
「健康な人のまつ毛からもダニが検出されるのですが、皮脂の過剰分泌や不衛生環境にあるとこれが繁殖します。近年、目元の炎症が続くことによるドライアイが増えていますので、しっかりとクレンジングをしましょう」(太田さん)

まつ毛のためのはずが逆効果になってしまうものもあり、間違った知識でケアをすることは危険ということがわかりました。ストレスを溜めない、不衛生にしない、といった最低限のことをまずは守り、育毛剤などで丁寧にケアをし、強く長く健康なまつ毛を目指しましょう。(鈴木 梢)

美的2015年3月号表紙(『美的』2015年2月号)

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