あなたの血液型は、どの県に多い? 遺伝子解析データをもとに見る、「血液型都道府県ランキング」
輸血の際に必要な「血液型」。献血カーの前で、「B型の血液が不足しています!」という文言を見つけることも少なくないはず。また、日本では占い等でも親しまれ、A型女子とO型男子は相性が良いとか、AB型は芸術肌なんて言われたりすることもありますよね(諸説あり)。一方で、どの血液型がどの都道府県に多いのか、なんてことは意外と知られていないのではないでしょうか。
そこで今回は、株式会社ユーグレナが全国21,363人のデータに基づいて公開した、「血液型 都道府県ランキング」をご紹介。ちなみにこれは、ユーグレナ・マイヘルスとジーンクエストの遺伝子解析サービスのゲノムデータをもとに算出したもの。早速見ていきましょう!
Aの割合が1番多いのは「鳥取県」
A型の人の割合が相対的に高い都道府県は、1位「鳥取県(53.1%)」、2位「熊本県(52.7%)」、3位「滋賀県(47.6%)」、4位「長崎県(46.2%)」、5位「岡山県(45.7%)」という結果になりました。
上位には九州や中国、近畿エリアなど西日本の県が多く入っていることがわかります。
B型の割合が1番多いのは「宮城県」
B型の人の割合が相対的に高い都道府県は、1位「宮城県(30.6%)」、2位「山形県(29.9%)」、3位「和歌山県(28.9%)」、4位「青森県(28.3%)」、5位「岩手県(26.9%)」という結果になりました。
B型は東北エリアの県が上位を占めていることがわかりますね。東日本の県が相対的に高く、西日本の県が上位を占めているA型と逆の結果となりました。
O型の割合が1番多いのは「岩手県」
O型の人の割合が相対的に高い都道府県は、1位「岩手県(40.4%)」、2位「島根県(40.0%)」、3位「福井県(38.8%)」、4位「佐賀県(35.7%)」、5位「秋田県(35.6%)」という結果になりました。
A型やB型のように特定エリアに偏りはなく、全国に広がっていることが見受けられます。
AB型の割合が1番多いのは「高知県」
AB型の人の割合が相対的に高い都道府県は、1位「高知県(19.2%)」、2位「石川県(17.4%)」、3位「鹿児島県(16.4%)」、4位「群馬県(14.7%)」、5位「鳥取県(14.3%)」という結果になりました。
AB型もO型と同様に、特定のエリアに偏りはないようですね。
A型とB型は地域ごとの傾向がはっきり出ている一方で、O型とAB型はあまり傾向は見られない様子。一口に血液型と言っても、型ごとに傾向のある/なしが見られるのは面白いですね。 (平田真碧)
情報提供元/株式会社ユーグレナ