愛加あゆ、ユナクら登壇！ミュージカル「ON AIR～夜間飛行～」制作発表記者会見

1月20日(火)に行われた、豪華キャストによるミュージカル『ON AIR～夜間飛行～』の制作発表記者会見を、2回に分けて詳報します！

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まず最初に、演出家ソン・ジョンワンさんが日韓キャストの魅力を聞かれると、時折エピソードを交えながら、詳しくキャストを紹介してくれました。

●松原剛志さん……すごく親切で温かい人。優しい。彼の温かい魅力がスタッフや観客のみなさんにも伝わるのではないかと思います。

●ユナクさん(超新星)……歌手ではありますが、俳優として素晴らしい人。スマートで鋭い感覚を持っていて、今回の作品を助けてくれる存在。

●ケビンさん(U-KISS)……ジェントルマンでスイートな魅力の持ち主。男性の僕でも、たまに心を溶かされてしまうことがあります(笑)。みなさん共感されるはず。

●チョンジさん(TEENTOP)……外見よりも男らしい、カッコイイ人。典型的ないたずらっこで、ムードメーカー。会食時、愛加さんにたくさんお酒を飲ませて、とても酔っぱらってしまったということもありました(笑)。

●ジュンさん(U-KISS)……今回のキャストの中で、いちばんミュージカル俳優としての素質を持っているなと、発見の多かった人。まだ19歳ですが、とても迫力があって、エネルギーにあふれる演技力を持っているので、期待しています。

●ヨンウォンさん(Apeace)……音楽的な才能が素晴らしい。声が甘美で、表現力も豊かなので、歌声を聴いているだけで癒されるような気がします。

●愛加あゆさん……可愛らしい。酔っぱらった演技がとても上手。現場でぜひ確認してください。

●綿引さやかさん……ハキハキとして、アヤらしいアヤ。決定的なのは、女性として魅力的であるということ。

これだけ見ても、個性あふれるキャストがそろっているのがわかりますよね。

ここから、キャストそれぞれへの質問に。2009年の韓国版『ON AIR～夜間飛行～』でジェイを演じ、今回5年ぶりの主演を務めるケビンさんに、今回出演の感想を。

「僕は5年ぶりなんですけど、また演じられて嬉しいですね。日本でやる『ON AIR』、本当に楽しみです。なぜなら、今回は全部日本語でやるミュージカルなので、最初はちょっと心配もあったんですけど、日本語の勉強も一生懸命したし、練習しながらどんどん慣れました。期待してください！」(ケビン)

↑ケビンさんが話し始めようと思ったら、汗が止まらなくて一時席を外していたユナクさんが戻り、「あ、ユナクさん！　どうぞ先輩から……」と話す順番を譲りあう場面も。

続いて、席に戻って来たユナクさんに、『ON AIR～夜間飛行～』のいちばんの魅力という質問が及ぶと、司会者の質問に対して、「……早口ですねぇ(笑)」と一言。続けて、

「毎回観ても、違うストーリーを感じられると思います。ラジオ放送をしながら、その場で、ツイッターやファンからもらうシーンや、お客さんと一緒にストーリーを作るタイムもあるし。SPARK(スパーク)というグループとのライブパフォーマンスもあるし、他のミュージカルでは見られない、ライブとか……ライブとか、またライブって感じで(笑)。さっき、さやかさんとやったように“アドリブ”(早口言葉など)も多いので、いつどのタイミングで投げてくるのかわからないから、緊張して毎回やってたんですけど、そういうのも楽しみだと思います」(ユナク)

本作には、昨年に宝塚を退団後、初のミュージカルとなる、元雪組娘役トップの愛加あゆさんも出演します。今回のミュージカルで、“本物の男性と共演”ということで、どんな気持ちかと聞かれると、

「初めて稽古に参加するまでは、今までずっと女性の方とお芝居をしていたので、どうなるんだろうと自分自身もわからなかったんですけど、宝塚では舞台に上った瞬間から、何の迷いもなく(相手を)男性と思ってお芝居をしていたのですが、本物の男性の方はすごくたくましくて、男らしくて、毎日新鮮。こんな素敵な方々に囲まれて、“ケンチャナヨ(大丈夫)？”と声をかけてくださって、見守られながらの環境に感謝しています」(愛加あゆ)

続いて、ミュージカル初挑戦のU-KISS ジュンさんが、今の気持ちを聞かれると、言葉を選びながら、日本語でゆっくりとしっかりと話してくれました。

「今回のミュージカルは僕にとってチャレンジですが、ケビンさんの足を……引っ張らないように……頑張ります！！」(ジュン)

と、力強く宣言してガッツポーズ。これにはキャストだけでなく記者からも拍手が！　「ちょっと今も緊張してます。頑張ります！」と答えたジュンさんに対し、少し離れた席からケビンさんが笑顔で、「大丈夫大丈夫。ゆっくりゆっくり(笑)」と優しく言葉をかけていました。

そんなケビンさんへの次の質問は、ジェイを演じる上で難しい点。

「うーん、あるよね。（と、いきなり“タメ口”になったケビンさんに司会者が突っ込むと、言葉を言い直し）あ、あります(笑)。ジェイという役は、生意気であり、感情のまま行動するタイプなんですけど、僕と全然違います。僕はジェントルマンで優しいほうだから(笑)、ジェイの役をするのが大変だったんですけど、今回のミュージカルでは、僕を変えるより、僕のスタイルで、ジェントルマンで男らしくて魅力的なジェイを見せたいです」(ケビン)

さて、もうひとりのジェイ役、チョンジさんには、似ている部分はあるかという質問。