本日1月8日は「勝負事の日」。いち(1)かばち(8)か、の語呂からそう呼ばれるようになったそうです。
そもそも「いちかばちか」の意味って、ご存じでしょうか?
「新選国語辞典 第八版」(小学館刊)によると、「運を天にまかせて思いっきりやってみること。のるかそるか」ということだそう。
もともとは「半丁」と呼ばれるサイコロを使った博打で使われていた言葉で、偶数が「丁」、奇数が「半」を意味しており、その勝敗を一気につけることから転じて、今の意味になっています。昔テレビの時代劇で観たような博打シーン、あれが語源だったんですね。
仕事、恋愛、人生……いろいろと悩みの多い毎日ですが、今日くらいは運に天をまかせてでもバシッと決めましょう!というわけで、OL30人が「いちかばちか」を決めるときにとる方法を聞いてみました。
その① サイコロ
王道にして最強の運まかせアイテムといえば、サイコロ。中学生のころ、わからない問題のマークシートで鉛筆を転がした覚えがありますが、あれは現代のOL社会でも有効だそうです。最近ではおしゃれなサイコロも出ているので、うっかりデスクに置いてあっても「あら、素敵なインテリアね」くらいですみそうです。
その② あみだくじ
これも古典的にして最強!「お昼どこ行く~?」「えー、昨日イタリアンだったからカレー?そば?タイ料理もいいなあ」「じゃ、あみだくじで」というような、ライトな決断のときに主に使用されるようです。ただし証拠が残るため、「大事なことを裏紙に書いて決めたのが後々上司に見つかって怒られた」という弱点も。
その③ コイントス
二者択一のときに用いられる方法といえば、10円玉などを空中に投げてキャッチしたときの裏表によるコイントス。シンプルですが、指ではじいてかっこよく投げられると気持ちいいものです。しかし「酔っ払ってコイントスをして喧嘩の多かった恋人と別れたが、今でも後悔しています」という悲しいエピソードも。何事も冷静な判断は大切です。
他にも、「体重計に乗って、自分の予想より多ければ大変なほうを、少なければ楽なほうを選ぶ」など、独特の方法もありました。……が、実はいちばん多かったのは「直感に頼る」「なんだかんだ自力で決める」という答え。勝負ごとといっても、いちかばちかでは決めないのが今どきの女性のようです。失礼いたしました! (五十嵐ミワ)
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