こんなはずでは…。転職先に入社してみて「悪い意味で想像と違った」ことって?
転職先で「想像と全然違う!」と思ったことはありますか? 「いい意味で想像と違ったこと」を聞いてみると、待遇が思ったよりもよかったという方がもっとも多いようですが、反対に「悪い意味で想像と違った」と思ったことがある方はどれほどいるのでしょうか?
そこで株式会社NEXERが全国の男女1619名を対象に行った調査を元に「転職先で悪い意味で想像と違ったこと」を実際のエピソードと共にランキング形式でご紹介します!
転職先に入社後、「悪い意味で想像と違ったこと」はある?
まず、転職先に入社後、「悪い意味で想像と違ったこと」はあるかについて聞いてみたところ、49.7%の方が悪い意味で想像と違ったことがあると回答しました。
どのような悪い意味で想像と違ったことがあったのかについても聞き、パターン別で集計してみると、人間関係について悪い意味で想像と違った方が24.2%と、もっとも多い結果になりました。それぞれの回答について、具体的なエピソードも紹介します!
その他
- 年齢のせいも有るだろうが突然首を切られた
- 仕事に必要な経費が全部自己負担だった。
- トラックの運転手で事故を起こしてトラックの保険が入ってなくて自分で処理しました。
思ったよりもきつかった
- デイサービスの方の仕事に転職した時、私は利用者の入浴補助の方で入社したのですが、簡単な仕事と聞いていたのに、いざ本番はとても過酷な物でした。
- 軽作業と説明を受けたのに、実際は重労働で身体を痛め病院通いをした。
- アパレル業界で働いてみたくて転職した時仕事は楽しかったが、勤務形態が早番遅番など体力的に想像よりはるかにキツかった。
- 仕事が思った以上に体力的にきつくてこれは続けていけないと思った。
- パソコンスキル・・・結構なスキルを求められ毎日忙しすぎて苦労した。
軽作業と説明を受けたのに実際は重労働で身体を痛めてしまった方や、想像以上のスキルを求められて苦労した方などがいました。
勤務条件や仕事内容が違った
- 腰が悪いので力仕事は無しでという契約だったが、けっこう力仕事を頼まれた。
- 配置転換が少ないと思っていたが配置転換が多く、不向きなことを無理やりさせられることが多かった。
- 業務内容がまったく違っていた。建物営繕の仕事と言われたのに老人介護の仕事をさせられた。他の従業員には介護の仕事をしてもらうと言っていたそうで、私だけがだまされた。
- 管理職で入社したものの、言いがかりをつけられて一般職にされた。
- 求人に書いてあった内容と全く違う仕事内容だった。
そもそもの業務内容が異なっていて、思っていたのとまったく違う仕事をさせられたりなど、普通では考えられないような経験をした方もいるようです。入社前は基本的には求人に記載されている情報しか知ることが出来ないので、そこに事実と異なることを書かれてしまっては困りますね。
待遇(給与や福利厚生)
- 役員で引き抜かれて転職しましたが、転職後数か月で業績悪化のために事前の約束の役員報酬が三分の一になったこと。
- ボーナスがあると聞いていたのに就業規則にはその記載がなかった。
- 思ったより社員待遇が全てにおいて悪かった。
- 交通費が全額支給という話だったが、定額しか出なかった。
- 年次昇給があるという話だったがなかった。
- 大企業と言われいる会社なので福利厚生が充実してると思っていたけどまったく充実してなかった。
- 給与や待遇が当初の説明と異なり大幅に悪化していた。
ボーナスがあると聞いていたのに実際にはなかったという方や、年次昇給があると聞いていたのに実際にはなかったという方などがいました。待遇(給与や福利厚生)は働くうえでもっとも大切なことの1つで、そこを偽っているというのは許せないでしょう。
休日や勤務時間
- 携帯貸与で時間外は出なくていいと言われてたけど、実際は夜も土日も対応しないといけなかった。
- 条件と状況が違っていた。残業はないといわれていたが毎日残業等。
- 完全週休2日という条件をうたい文句で募集していたが、仕事が忙しいときは土曜出勤は社員として当たり前という空気だった。
- 休日出勤や残業が求人時に記載されていたものと全然違ったこと。
- 営業の会社に入ったら、求人には週休2日制と書いてあったが、休みなんかほぼなし。車で寝泊まりさせられたり、早朝から仕事させられたりと、いまでは考えられない労働省条件でした
- サービス残業が、当たり前の会社だった。
- 残業なしのはずが、毎日残業ありで、休日出勤までさせられた。
残業は無いと聞いていたのに実際には毎日あったという方や、実際には完全週休二日制ではなかったという方などが多くいました。休日や勤務時間というのは会社の求人を見る際に当然チェックすることなので、そこが実際と異なるというのは困ってしまいますね。
職場の雰囲気や環境
- ベンチャーに転職したとき、想像以上に体制ができていなくて心配になった。案の定しばらくして解散となり、その後はわからない。
- 全く仕事がないし、みんながヘビースモーカーでたばこ臭かった。
- 会社のシステムが思った以上に整っていなかった。
- 働きやすい快適な職場と聞いていたのに空調などがきいていなかったりして暑かったり寒かったりで快適では無かった。
- 社員が仲よしこよしで競争し合わない事。
- 社内の雰囲気が暗く外から来た自分に対してどこか、排他的な態度を取られた。
想像以上にシステムや働く環境が整っていなかったという方や、社内の雰囲気が暗く排他的な態度を取られたという方などがいました。職場の雰囲気や環境もやはり実際に働いてみないと分からないことが多く、「思ってたのと違う!」と感じてしまう方が多いようです。
人間関係
- 面接時会社訪問した際はみんな笑顔で感じがよかったが、入社して人間関係が複雑なのが分かった。
- 面接の時は感じがよさそうでしたが現場では別人みたく性格が悪く嫌われていました。
- 面接に行ったときは職場の雰囲気がよく人間関係は良好だと思っていたが、入社したら人間関係のトラブルが多発していて職場の雰囲気が最悪だった。
- 意地の悪い同僚がいて、この人のせいで離職率が高いのだなとわかった
- 職場見学の時と違い、人間関係が想像以上にドロドロしていた
- すごく楽しく働けそうに見えましたが、上司がすごく嫌な人でした。
- きちんと教えてもらえると思っていたのに、わかっているを前提にさっと教えられ、後はノータッチ。聞きたい時に誰もいないという酷さ。聞くと、何がわからないの?と逆ギレされた。
面接などで会社に訪問した時には分からなかったが、実際に入社してみると人間関係がよくなかったという経験をした方が多くいるようです。人間関係は実際に深く接してみないと分からないことも多いですよね。
転職先で悪い意味で想像と違った経験ある?
今回の調査で転職をしたことがある方の約半数が、転職先で悪い意味で想像と違った経験があるということがわかりました。その中でも人間関係について悪い意味で違ったことがある方が24.2%と、もっとも多い結果になりました。本来絶対にあってはならないようなことですが、休日や勤務時間や待遇(給与や福利厚生)、仕事内容など、面接時や求人内容とは全く異なる場合も少なくないようです。
また「社員が仲よしこよしで競争し合わない事」など、中にはそれがいいと捉える人もいそうな項目もあることから、自分に合う会社を見つけることも大切なようですね。
情報提供元/株式会社NEXER:キャリアバイブルによる調査