CanCam40年分の表紙を大公開【2000年代・前編】
どんなときも女のコの〝かわいい〟の最先端を走り続けてきたCanCam。そんなCanCamが、2021年11月22日発売の1月号で40周年を迎えました♡
優・もえ・エビちゃん3大トップモデル時代の表紙を画像でcheck!
ということで、1月号ではその歴史を、表紙や企画から振り返ってみました! 今回は、2000年代の前編です♪
2000年代ってどんな時代?
今のスマホの約1/4の画面サイズで、写真付きメールサービスが始まった2000年代。CanCamには〝優・もえ・エビちゃん〟と呼ばれる3大トップモデルが誕生して、毎月雑誌が完売するというお祭りマンボな状況に。「めちゃ♡モテ」が大流行し好感度ファッションが広く支持された時代でもありました。
TOPICS① エビちゃんこと蛯原友里さんが女のコを元気にして社会現象に♡
編集部での顔見せ(面接)から約一年で単独表紙を飾ったエビちゃんこと蛯原友里さん。かわいいという言葉では足りないほどの存在感で、世の中の女のコたちの憧れの的となりました。エビちゃんが着る服は飛ぶように売れ、少なくとも月50本は撮影をこなしていたというから驚き。卒業ページは、エビちゃんのことが大好きな読者たちが見守る中で撮影するというスペシャルな企画となりました!
2003年12月号 蛯原友里さん 初表紙!
2004年12月号
2005年3月号
2006年12月号
2007年3月号
2007年8月号
2008年2月号
2008年12月号
エビちゃん登場の誌面を深掘り♡
■エビちゃん主演のフォトコミックは、CanCam増刊としてムック本に
「色んな表情のエビちゃんが見たい!」との声が集まり誕生した実写漫画。恋に悩むエビちゃんは必見♡ 大人気漫画家のマキヒロチ先生が絵コンテを描いてくださっていました!
TOPICS②どんな流行アイテムも着こなしたモデルの鑑! 押切もえさん
「難しい服はもえに着せて!」とは、当時のファッション企画担当者の合言葉。最新のファッショントレンドを提案するときはいつも〝読者が受け入れやすいように〟服をきれいに見せるポージングを自ら提案。そのセンスでいつもCanCam⇔読者の架け橋になってくれました。ちなみに2004年6月号の表紙のポージングも、もえちゃんの提案。すごい体幹っ!!
2004年6月号 表紙:押切もえさん
2005年11月号 タンクトップ×タイトミニがお約束
TOPICS③ CanCam最強モデルの絶対的センター山田 優さん
SHIBUYA109前を歩いていた当時15歳だった優ちゃんに、CanCamの編集部員が声をかけたことがきっかけで専属モデルに。抜群のスタイルを生かし、シャツ×パンツのシンプルスタイルから、海外セレブ風カジュアルまで幅広いテイストを着こなして読者から大人気に! 「山田 優と行く北海道ゴルフツアー」企画には応募が殺到しました!
2001年4月号 表紙:山田 優さん このときなんと17歳!
2007年7月号
TOPICS④ 人気ブランドと組んでCanCamも服作りに乗り出した!
「CanCamに載ってる服が欲しい!」「発売日に電話したけど買えなかった!」などの声が編集部に届き、当時の人気ブランドと組んで服作りにも進出。CanCam独占コラボ服はその後、CanCam.jpの前身であるWEBサイト・CanCam.TVで販売されました。ちなみに当時の問い合わせといえば電話。CanCam発売日は、プレスルームの電話が鳴りやまなかったという伝説も!
2005年12月号 表紙:山田 優さん
エビちゃんデザインのコラボ服も♡
TOPICS⑤ 取材から生まれるファッションページが大人気に
この頃はまだ、読者が情報をリアルタイムで得るのが難しい時代。そこで今売れている服やその追加生産の状況、新色・進化版の発売予定など、読者が求める半歩先行く情報をブランドに取材し、それをもとにつくるページが当時は大人気! 毎号のように40ブランド以上に5枚ほどのアンケートをFAXで送っていたあの頃…。ご協力くださった皆さまに感謝。
2006年4月号 表紙:山田 優さん
2006年11月号 表紙:蛯原友里さん
CanCamに歴史あり…表紙で振り返る〇〇時代
CanCam1月号に掲載した創刊40周年特集では、ファッションやメイクのトレンド、女子の生き方や価値観…変わったことや変わらないこと、懐かしいものまでたっぷりお届け! 次回は、2000年代をさらにプレイバック♡ お楽しみに。
構成/西村真樹、星野未和 Web構成/平田真碧