マスクをしていると血色が悪く見えがち…血色をよくする食材やお茶って?

マスクをしていると血色が悪く見えがち…血色を良くする食材やお茶って?

(c)Shutterstock.com

コロナ禍のマスク時代では、顔全体をより明るい印象にしたいという女性が急増しており、“血色メイク”もトレンドとなっております。これから気温がさらに低くなり、気温が下がることで血流が悪化し、顔色が悪くなりやすい季節を迎えます。血色がよくなる方法があるなら知りたいと思っている人も多いのではないでしょうか?

そこで日販セグモ株式会社が、20~50代の女性56名を対象に行ったアンケート調査や専門家の解説を元に、コロナ禍での“血色”についてご紹介します!

血色をよくする方法があれば実践したい?

最初に血色をよくする方法があれば実践したいか聞いてみたところ、約7割が実践したいと考えていることがわかりました。現在血色感が気になっていたり、もっとよくしたいと思っている人が多いことが伺えますね。

マスクをしていると血色が悪く見えると感じる?

マスクをしていると血色が悪く見えるか聞いてみたところ、3割はの人がそう感じていることも判明しました。コロナ禍でマスクを着用する生活において、血色感がその人の印象を左右することもあり、女性にとって関心事となっているようです。

では、これからの季節に、血色感の良い健康的な顔色になるためにはどうすればいいのでしょうか? アドバイスや血色をよくするための“血色ごはん”について薬日本堂 薬剤師 齋藤友香理先生にアドバイスをいただきました。

血色感のある顔色になるためには?

冬の寒さに加え、テレワークなどでの運動不足、生理痛や生理不順も血行不良に繋がります。PCやスマホでの目の酷使、夜更かし、無理なダイエットや偏食は気血(エネルギーと栄養)を消耗します。
健康的な顔色は、気血が充実し巡ることで得られます。気血(きけつ)の不足、血行不良、婦人科トラブルがあると血色も悪くなります。冷えに注意し、特に手足の末端とお腹、腰を温め、夜更かしをしないように注意しましょう。洗顔時にはたっぷりの泡でマッサージ・リフトアップをして、健康的な顔色を手に入れましょう

健康的な顔色へと導くための血を補う食材は?

血色をよくするのは、栄養である血を補う食材、温めて血行をくする食材です。クコの実、なつめ、くるみ、レバー、カキ、ひじき、ほうれん草などは肌や髪の毛につやを与えてくれます。特にクコの実は目の疲れや視力低下などに良いと言われています。

血行をよくする食材は?

黒豆、黒きくらげ、シナモン、生姜、にら、黒酢、黒糖など血行が悪く、生理のトラブルや肩こり、腰痛などが気になる人にもおすすめです。特にシナモンはお腹から温めて、手足の末端や腹部の冷えにいいと言われています。

“血色ごはん”メニュー

「レバニラ炒め」(血を補うレバーと、温めて血行を良くするニラを一緒に摂取できる)や「ほうれん草と黒きくらげの炒め物」(血を補うほうれん草と、血行を良くする黒きくらげを一緒に摂取できる)、手軽に楽しめる薬膳茶はおすすめです。

【血色アップ茶レシピ】

材料:ティーポット1杯分(お湯300cc程度)
ほうじ茶(小さじ2)、炒り黒豆(小さじ1)、クコの実(小さじ1)、すりおろし生姜(小さじ0.5)
<作り方>
ティーポットに分量のほうじ茶、粗く砕いた炒り黒豆、クコの実、すりおろした生姜を入れて熱湯を注ぎ、3分ほど蒸らしたら出来上がり。

今回お話を伺ったのは…

薬日本堂 薬剤師 齋藤友香理先生
臨床を経験後、漢方専門店で店長を務める。
講師となった現在は薬日本堂漢方スクールやセミナーで漢方を学ぶ楽しさを広めている。

食事や冷えに注意して血色感アップを狙って

ファッションやメイクで血色感をプラスするのもいいですが、できれば自然な血色を手に入れたいですよね。手軽に楽しめる薬膳茶なら、気負わずに実践できそう! この冬はこの調査結果を参考に、ヘルシーな肌を目指してみてくださいね。

情報提供元/日販セグモ株式会社