いよいよ新年! 「年始の挨拶」どうする?
早いもので12月も残すところあとわずか。新年に向けた準備は進んでいますか?
新年を迎えるうえでまず最初に行うのが「新年の挨拶」ですが、年賀はがきやSNS、デジタル年賀状などいまや多様な挨拶の仕方がありますよね。
選択肢が増えるのは嬉しいことですが、やはりある程度は周りの人に足並みをそろえた挨拶の方法がいいという人もきっと多いはず。
そこで今回は、「年賀状」や「年始の挨拶」についての傾向を、株式会社クロス・マーケティングが全国20歳~69歳の男女を対象に行った調査を基にご紹介します。
新年の挨拶…「年賀状」と「メッセージ」、どっちを送る?
回答者全体の結果としては「LINEやメールでメッセージを送る」が46.5%でトップに。僅差の45.3%で「年賀はがきを送る」が二番目に多い結果になりました。
世代別で見ると、「メッセージ」での挨拶は全世代で4割を超えていて広く浸透していることが分かります。一方で、「年賀はがき」は60代では61.8%と高い支持を集めていますが、20代では23.6%という結果に。世代間の差が顕著に出る結果となりました。
もし、メッセージかはがきかで悩む場合は送る相手の世代を考慮すると悩まずに済むかもしれませんね!
年賀状を出すならいつ出す?
年賀状を「元旦に届くように投函する」人が全体の6割という結果になりました。中でも40代以上は元旦に届くように出す人が多い傾向にあります。
一方で、若い世代ほど「何とか1月最初の一週間くらいに着くように投函する」「受け取ってから随時返事を投函する」の割合が高まり、世代間で意識の違いも見受けられました。
年賀状ってぶっちゃけどう? みんなの本音は…
世代によっても意識に違いがあり、若い世代にはあまり活用されていない年賀状ですが、実際のところ年賀状に対してどのような印象を持っているのでしょうか。
年賀状にまつわる気持ちで上位にあがったのは「もらったまま返事をしないでいると、気になる」や「出すのは面倒だが、もらうのは嬉しい」「手書きのコメントだと気持ちが伝わると思う」などの意見でした。少し手間がかかるからこそ、気持ちがより伝わるのかもしれません。
自分に無理のない範囲で、「しっかりと気持ちを伝えたい人にだけはがきを送る」「単に礼儀として挨拶を済ませたい人にはメッセージ」などと使い分けてもいいのかもしれませんね!(山口彩楓)