飲み会で聞く「とりあえずビール」。なぜみんな言いたがる?
忘年会や新年会のシーズン真っ最中の今。コロナ禍ではありますが、様子を見ながら少人数での書いを開催する方も多いのではないでしょうか。
そんな飲み会でよく飛び交うのが「とりあえずビール」の一言。
慣れ親しんだ言葉ではありますが、なぜ「とりあえず」と言うのでしょうか。今回は株式会社カクヤスが男女369名に行った調査結果を基に、なぜ「とりあえずビール」というのか、その謎を解いていきましょう!
Q.2021年は忘年会に参加する?
参加しない 27.9%
開催する条件次第で決める 27.9%
参加する 21.1%
感染状況次第で決める 17.6%
年末の風物詩のひとつ、忘年会。1年間働いた労をねぎらう意味を込めて、年末に職場で行われることが多いですよね。しかし感染状況もあり、「参加しない」「日にちや人数による」といった回答が多数。
また忘年会について聞いてみると「リモートワークが主体になので、コミュニケーションをとる場としても開催してほしい」と賛成派もいる中、「会社でなく、友人と忘年会を開催したい」とプライベートな忘年会は開催したいという意見が目立ちました。忘年会は年末に欠かせない日本ならではの文化といえそうですね。
Q.「とりあえずビール」派ですか?
はい 69.1%
時と場合による 18.7%
いいえ 12.2%
なんと7割近くの人が最初にビールを注文するよう。最初の一杯はビールで始めたい気持ちが強いようですね。
年代別でみると、20代から40代までは60%台、50代から70代以上は70%台と、50代を境に比率が分かれる結果に。若い世代はあまりビールを飲む習慣がないのも関係しそうですね。
では、なぜ「とりあえずビール」と言うのでしょうか。
理由として圧倒的に多かったのが「周囲に合わせて」「流されて」の同調圧力ではなく、単に「ビールが飲みたいから」!次いで「早く持ってきてもらえるから」「最初はビールと決めているから」と続きます。
また「仕事関係の時はとりあえずビール。プライベートの時は焼酎かハイボールスタート」という意見もあり、ビールはビジネスシーンでの公用酒であり、だからこそ「社会の風潮」「周りに合わせる」という方もいるようですね。
とりあえずビールとなったキッカケは「学生時代、部活やサークルでの飲み会」が多いよう。初めてお酒を飲んだときの経験が身についているのかもしれませんね。また「とりあえずビールではなく、ビールが好き」「とりあえず…なんてビールに失礼だ!」というビール愛に溢れた意見も。ビールがもともと好きという方も多いですね!
つい、仕事終わりに「とりあえずビール」と頼みたくなる気持ちは分かります。飲み会の形が変わっても、「とりあえずビール」の習慣は残っていきそうです。でも、大人数時代はお店の人のラクさなども考えて「なんとなくビール」派にしていた方も、ニューノーマルな少人数飲み会では「本当に飲みたいお酒」を楽しむのもアリかも。どうせ飲むなら、楽しいお酒を♡(齋藤有紗)
情報提供元/株式会社カクヤス