年上好きな人の特徴4つ
自分が好きになるタイプの異性の年齢を振り返ったとき、意外と年上が多かったという経験はありませんか。もしかすると、あなたの性格的に“年上好き”の性格が見受けられるかもしれません。年上を好きになる人は、一体どんな心理なのでしょう。そこで今回は、「年上好きな人の特徴4つ」をご紹介いたします。
■甘え上手な“末っ子気質”を持っている
年上を好んでいるわけでは無いのに、なぜか年上ばかりから好かれるタイプの人も中にはいます。そのほとんどが、“甘え上手”という資質を持っていると言えます。社会心理学的に見て、甘え上手であることは環境的な要因によることが多いでしょう。そのほとんどは、親子間の関係において距離感が近かったり、末っ子で上の兄妹から甘やかされて育った経験があると言えます。そのため、年上から見るとかわいらしい存在に感じられて、お互い恋に落ちることも少なくないのです。
■優柔不断で決断するのが得意でない
自分で決断することができない優柔不断な性格の人は、その決断の材料を恋人、とりわけ強いパートナーに求める傾向があります。なぜなら本能的に、自分で決めるよりも優秀な相手に決断してもらった方が、人生が上手くいくと感じているからです。また、自分に対して極端に自信のない人も、その傾向が強いでしょう。そのため、より経験を積んでいる年上の異性に惹かれる傾向があるのです。
■デリケートで精神的に相手に依存しがち
精神的に弱い人、つまり依存心や依頼心が強い性格の持ち主も年上の異性を求める傾向があると言えます。誰かに頼らないと「自分を保てない」という心理状況の場合、自分よりも経験や知識を持っている相手を求めて、自我を保とうとする防衛機制が働くのです。そのため、年上の女性に惹かれてしまうのでしょう。年下には頼ることができなくても、年上なら身を任せてもいいと思えるはずですからね。
■支えてくれるフォロー役を求めている
年上好きな人の中には、“フォロー役”として異性を求めるタイプの人もいます。これはスポーツ選手や経営者などに多く見られる傾向なのですが、“支えられる”ことによって自分の本領を発揮できるという思い込みを持っているケースも少なくありません。これらのタイプの人は、積極的に年上の異性を求める傾向があるようです。心理的に年上と交際した方が、自分も高められると無意識に思っているのかもしれませんね。
おわりに
年上好きな人は、ファザコン・マザコン気質が強く庇護欲求を持っているケースが多いと言えます。小さい頃に母親や父親にかわいがられたり、お世話をしてもらった思いが強いと、異性のパートナーにも同じような関係性を求めてしまうのです。そのため、自分よりも知識や人生経験が多い年上の人を選んでしまう結果に。あなたは年下と年上、どちらが好きでしょうか?(脇田尚揮)
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。