【恋愛心理学】恋を上手くいかせるのが上手な人の特徴4つ

【恋愛心理学】恋を上手くいかせるのが上手な人の特徴4つ

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恋をしたいけど相手がいないという悩みもありますが、好きな相手を振り向かせられないという悩みの方が難易度は高いですよね。でも、狙った相手は確実に落とせる人がいるのも事実。そんな人は日頃どんなアプローチをしているのでしょう? そこで今回は、恋愛心理学の観点から「恋を上手くいかせるのが上手な人の特徴4つ」をご紹介いたします。

■ポジティブで“自己効力感”が高い

もしもあなたが恋をしたら、そのとき頼りになるのは結局のところ自分自身の力であるはずです。自力で問題解決できると信じることを、心理学者アルバート・バンデューラは“自己効力感”と名付けました。アメリカで行われた心理調査によると、ジャンルを問わず成功を収めている人ほど自己効力感が強いことがわかっています。そのため、自己効力感が高い人は、ポジティブで恋愛成就率も高いと言えるのです。昔の成功体験などを思い出してみてください。意外と自力で解決してきたことはありませんか。

■自分の“希少価値”を高められる

恋愛成就率が高い人は、総じて自分に自信を持っている傾向があるようです。自信とは文字通り、自分を信じることで身につくもの。でも、なかなか自信がないという人も少なくありません。そんな時は、“自我拡張”のテクニックを用いてみましょう。これは自分の持ち物まで自分の一部だと認識する心理を言います。つまり、オシャレをするだけで自分の価値を高めることができるのです。人の魅力はそれぞれ異なりますが、どんな人にも必ず自信につながるような素晴らしい一面があります。まずは自分を知り、自分に合ったオシャレをしてみましょう。価値を付加することで、相手はあなたをレア(希少)な存在と認識し、好意を抱きやすくなるという効果も。

■自分の“キャラ”をアピールできている

人はある1つの要素で、良くも悪くも印象がガラリと変わってしまうもの。ポジティブな情報によって、その人の人格まで秀でていると考えてしまう心理を、“ハロー(後光)効果”と言います。恋愛成就率が高い人は、相手にとって分かりやすい長所をさり気なくアピールできている場合が少なくありません。分かりやすく良いイメージ付けができれば「この人はこんな人」と“キャラ”として認識もされやすく、しかも評価も高くなるのです。恋を上手くいかせたいなら、長所は遠慮せずアピールするようにしましょう。

■マメに連絡を取り“単純接触”が多い

私たちはよく会う人ほど好意を抱きやすいようになっています。これは心理学者ザイオンスによると“単純接触の効果”と言われおり、ちょっと顔を見せることを繰り返すと相手の好感度を上昇させられるのです。恋愛成就率が高い人は、この効果を活用していることが多いと言えます。最初は何とも思っていなくても、何度も顔を合わせて会話を重ねるうちに、気づけば好きになっていたという心理状態を作り出すのが上手いということですね。気になる人には会う回数を増やすなどマメに連絡を取ることが大切なのです。

おわりに

恋が両想いからスタートすることは、実はほとんどないとされています。つまり、たいていの恋はどちらかの片思いやカン違いから始まることが一般的なのです。そのため、恋を上手くいかせるには自分が積極的にチャンスを掴むか、相手から好感を持てるように振る舞うことができるかのどちらかになると言えます。恋を成就させたいなら、恋愛上手な人の特徴を観察してみてもいいのかもしれませんね。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出書房新社)。