まだ使っていたらイタいかも?今年中に流行が終わると思う言葉ランキング2021

まだ使っていたらイタいかも?今年中に流行が終わると思う言葉ランキング2021

(c)Shutterstock.com

あっという間に変わっていく言葉の流行、意味を理解したころにはもう誰も使っていなかったり、大人が使うと無理をしているように捉えられてしまったり…うっかりそんな言葉を話してしまうのは避けたいですよね。
そこで株式会社リクルートが全国の高校生500名を対象に行ったアンケートを元に、「今年中に流行が終わると思う言葉」と「大人がまだ使っていたらイタい流行語」をご紹介します!

今はまだ使うこともあるけれど年越しはできないだろうと思う言葉は?

2021年もさまざまな若者言葉や流行語が生まれましたが、年末が近づいた今、高校生に「2021年中に流行が終わると思う言葉」を聞いてみました!

すると、1位は女性芸人がネタの中で使っていた疑問を表す「はにゃ?」、2位は映画・漫画で話題となり記憶に新しい「ひよってるやついる?」がランクイン。その他どれも、大人から見るとまだまだ新しい言葉に思えるものばかりですが、高校生はすでに見切りをつけている様子…。

 

 

大人がまだ使っていたらイタいと思う流行語は?

SNSやTVで見聞きすると思わず使ってみたくなる若者言葉ですが、高校生に「大人が使っていたらイタいと思う若者言葉」を聞くと、1位「ぴえん」2位「はにゃ」と、どれも一度は使ってみた記憶がある人も多そうなものが上位にランクインし、大人は思わずドキッとする結果となりました。

また、その理由として「無理している感」がイタいと思う理由と挙げる人が多い中で、「大人は丁寧な言葉がカッコいい」と品格やお手本としての存在を求める声もあり、ただダサいという理由だけではないことも分かりました。

「消える流行語」と「定番化する流行語」の違いは、「日常」「推し」がキーワード!

 
毎年生まれては消える流行語。渦中にいなければ意外とその「消え時」は把握できないもの。最近は、流行語が爆発的な広がりを見せるのは『TikTok』で話題になるパターンが目立ちますが、実は元ネタは、漫画やアニメといったコンテンツ、YouTuber、芸人といった人発信が多ですよね。

逆に、消える時は、『TikTok』界隈でまだ流行っているように見えても、漫画の連載終了や次作品のリリース、新たな人気者の出現に伴い、高校生のリアルな生活の中では早々に使われなくなっていることも。例えば、漫画起点で流行した「ひよってるやついる?」も、高校生的には「別の人気漫画の新シーズンが始まれば消える」と既に終了モード。
そこで、気になるのは「消える流行語」と「定番化する流行語」の違い。「定番化しつつある流行語」についても聞いてみたところ、上位は「ワンチャン」「尊い」「〇〇しか勝たん」がランクイン! これらは総じて「日常」「推し」を語る際に使われやすい言葉。特に、アイドル、アーティスト、アニメキャラ等に推しがいる高校生は多く、会話の登場頻度が高いそれらを語る際に、「汎用性があるか否か」が定番化への分かれ目ともいえそうです。
ちなみに、高校生的には拗音や半濁音を含む「ぴえん」「きゅんです」「好きぴ」などの可愛い系流行語は、たとえ定番化していようが「礼儀的にどうかと思う」ので大人が使うと引く傾向。それ以外の、定番化している流行語「エモい」「尊い」「大丈夫そ」は、大人が使うとかっこいい印象を持たれやすいことも分かったので要必見です!

今回解説してくれたのは…
『スタディサプリ進路ブック』 編集長
仲井 美夏さん

大人は流行語にとらわれすぎず、きれいな言葉を使うのが◎!

流行語の意味を理解しているとスムーズに会話できるなど利点はありますが、大人には丁寧な言葉遣いを求めている高校生が多いことがわかりましたね。流行語によっては取り入れてみるのもアリですが、同じ覚えるなら美しい言葉遣いで全方位モテを狙ってみるのもオススメです!

情報提供元/株式会社リクルート