コロナ禍をきっかけに断捨離ブーム!99%の人が後悔なしだった

コロナで断捨離のきっかけに! 巣ごもりでチャンス到来、99%が「後悔していない」 

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長きにわたった緊急事態宣言や新型コロナの蔓延防止措置。度重なる外出自粛生活の中で、せっかく家にいるなら、と自宅の大掃除やリフォームに踏み切った人も少なくありません。そこで今回は、買い取り専門店ウリエルが300人を対象に行ったアンケート結果をお届け! コロナ禍での断捨離事情を調べてみました。

コロナ禍で自宅の断捨離を行ったかという質問について、300人中299人が「実施した」と回答! ほとんど全員が何かしらのものを手離したという驚異的な結果になりました。なぜ断捨離をしたのか聞いてみると、

・家にいる時間が増えて整理整頓が気になるようになったから。断捨離できるものはしたいと思った。(30代 女性)
・家にいてもすることがなく、身の回りのものを一度綺麗に片付けようと思ったからです。(30代 男性)
・家でできる新しい事を始めようと思い、不要物をなくすことで気持ち的にも一度リセットしたかった(30代 女性)

・ずっと整理する時間がなくて放置していた物が、コロナ禍になって家にいる時間が増え、整理できる様になったから。(40代 女性)

など、様々な理由から断捨離に踏み切った人が多いようです。

実際に断捨離を行ったものについてはこのような結果に。圧倒的に多かったのが「衣類」、次いで「バッグ・靴」が多いことが分かりました。

・お出掛けの機会が減って、オシャレも必要なくなったし、着てないのに取ってある物の多さに、ステイホームだからこそ気付いたから。(30代 女性)
・コロナ禍で外出機会が減り、家で着る服と外行きの服の境界が曖昧になってきたため(30代 男性)
・テレワークのため、通勤がなくなり、外着や革靴を身に着けることがなくなり不要となったため。(50代 男性)
・外出する事が減ったので、時間もあるし、着ていく服や靴も 今はあまり使わないから、この際整理しておこうと思った。(60代以上 女性)

・コロナで基本的にリモートワークとなり、WEB会議も顔出し自由になったので、前のように「毎日同じような服だったらまずいよね」とか「トレンドにあわせた服にしないと」というプレッシャーから解放されたから。(30代 女性)

ファッションに関するものを手離した人たちからはこんな意見が寄せられました。出かける機会が減ったことで、そもそもこんなに服が要らない! と感じた人が多いようです。毎日のように外出する際には気になっていたレパートリーへのプレッシャーから解放され、自宅がスッキリしたなんて声も。

さらにファッション関連だけでなく、食器や家具・家電という大物まで断捨離した人達も少なくありません。

・部屋にいる時間が多くなり、整理整頓レベルの片付けをしても限界を感じていたため、根本的なスペースを確保して充実させたかった。(30代 男性)
・夫が週に数回ですが在宅での勤務体制になり、書斎部分に使わなくなったデスクトップパソコンを2台置いたままでは作業スペースを確保できないので整理しようと思いました。(30代 女性)
・お家時間充実のため、ホームシアターを作りました。そのための模様替えに伴い、ついでに断捨離でスッキリさせたかったため。(40代 女性)

・調子が良くなく買い替えたいと思っていた。オリンピックはキレイなテレビで見たかった。(30代 男性)

家にいる時間が増えたからこそ、生活スペースを見直したい、という声が多く見られました。もともと気になっていた物を買い替えるにもいい機会になっていたんですね。

どのように断捨離を行ったかについてはこちら。「売った」と「捨てた」がほぼ半々という結果になりました。それぞれの理由を聞いてみると、

■売った

・外出できないので、家を片付けようと思ったから。売りたいものを箱に詰めて、宅配業者が家に来てくれるので出かけなくて良かったから。(60代以上 女性)
・コロナ禍で家にいる時間が増え、不用品を売って小銭稼ぎをしたいと思ったため。また、仕事が激減し、少しでも収入を増やしたいと考えたため。(30代 男性)
・コロナ禍で経済面も厳しくなり、少しでも生活の足しになれば良いかと思い売却しました。(20代 女性)

■捨てた

・もう着ないヨレヨレ服が多く、タンスのゴミだと思ったので古い服は全部捨ててスッキリしました。(40代 女性)
・やはりコロナで何かと汚れがきになる状況になってきたので、古い服は処分する方向で考えている。(50代 男性)
・コロナで在宅勤務となり、プライベートで遊びに行く事もなくなってしまい、前々からボロボロだなと思っていてもう履く機会もなさそうだなと思いハイヒールを捨てました。(30代 女性)

こんな意見がありました。どうせ手離すのなら少しでも生活の足しにしたい、と売る人もいれば、もともと捨てたいと思っていたものを捨てられた、とコロナ禍がいいきっかけになった人もいるようです。

最後に、断捨離をしたことについて後悔したかについて聞いてみると、300人中295人が「後悔していない」と回答しました。

・後悔は全くなくスッキリした気分。まだまだ処分したいものがいっぱいあるので引き続き断捨離に励みたいと思う(30代 女性)
・自粛生活をする中で家の中で過ごす時間が多くなり、それと共に「モノ」に関する考え方が変わりました。使わないモノをいつまでもとっておくとおうちの中の「気」もよくないので思い切って断捨離しました。今は、不要なものは持たず、また、購入するときには長く愛用できるかどうかを考えて買うことにしています。(40代 女性)

やり始めたら止まらない、掃除あるあるですよね。すっきり広々とした家で過ごす時間に満足している人が多いことがわかります。

一方で後悔したという人の意見はというと……

・後悔よりも部屋が広くなり、気持ちも晴れやかで、もっと早く捨てればよかったと反対の意味で後悔はした。(30代 男性)

もっと早くからやればよかった! という意味で後悔したという意見がありました。

掃除や断捨離は、面倒で放置しがちでも気になってやり始めると止まりませんよね。あなたもこれを機に、持ち物を見直してみてはいかがでしょうか♪ (菅原菜々帆)

情報提供元/株式会社クオーレ