【全文レポ後編】SEVENTEENのグローバル記者会見 「ジュンさん、ディエイトさん会いたいよ〜!」

9th ミニアルバム「Attacca」でカムバック! 次なる目標はSEVENTEEN全員で英語曲に挑戦!?

4か月ぶりとなる9th Mini Album『Attacca』が22日にリリース! それを記念して行われたグローバル記者会見の模様をお届けする全文レポート。タイトル曲『Rock with you』の聴きどころやMVの見どころを紹介した前編に続き、先日大きく話題を読んだ早期再契約への想いや、離れて活動している中国メンバーについて語ってくれた会見の後編をお届けします。

ーーここからは、全世界の記者から前もって寄せられた質問にお答えいただきます。今回のMini Album『Attacca』が、予約販売開始から1日で先行注文141万枚を突破しました。感想をお聞かせください。

S.COUPS「僕も、141万枚突破したというニュースを見ました。こういった記録は僕たちSEVENTEENの力だけでは成し遂げられないことを十分に理解しているので、このアルバムのためにご尽力下さった皆さんに感謝の気持ちをお伝えしたいです。そして何よりも、いつも僕たちの大きな力になってくれるCARATの皆さんに感謝の気持ちを伝えたいです。その分、僕たちのアルバムへの責任感もより強まっているので、さらによい活動をしていけるように頑張ります」

S.COUPS

ーー今回の活動はジュンさん、ディエイトさんのいない11人体制でされることになりましたが、感想はいかがですか? また、そのために特に気を使ったり準備したりしたことはありますか?

WONWOO「11人体制で活動するのが初めてなので、僕たちもみなさんがどのようにお考えなのか気になります。ただ僕たちは、ジュンさんとディエイトさんも一緒に活動しているという風に考えています。2人が中国に行く前に、13人全員で振り付け映像やコンテンツなどをたくさん準備しました。空席を感じられないくらい様々なコンテンツを準備していますし、そこまで心配してくださらなくても大丈夫だと思います。これからもよい活動をお見せする予定です」

MINGYU「僕は、メンバーに本当に感謝を伝えたいです。13人でやっていたものを、11人でエネルギーを満たそうとしているメンバー、そして新しい経験をしようと中国で活動しているメンバーにも、感謝の気持ちを伝えたいです」

ーー先日のワールドベストパフォーマー賞を受賞するなど、多彩なパフォーマンスを披露されているSEVENTEENの皆さん。タイトル曲のダンスのポイントや、観賞ポイントを伺えますか?

HOSHI「『Rock with You』には誰でも真似できるポイントダンスがありますが、これはDKさんが見せてくれますね?」

DK「はい、またもや僕が準備しました」

SEUNGKWAN「ご質問ありがとうございます。もう一度DKさんのダンスを観ることができます」

(再度真ん中に出て踊るDKさん)

HOSHI「やはりDKさんは素晴らしいです!」

JEONGHAN

SEUNGKWAN 「『Rock with you』の鑑賞ポイントですが、この曲には本当にいろんな魅力が盛り込まれています。情熱的でカッコいい雰囲気もあれば、後半は少し儚い感じもあったりして、胸がいっぱいになるムードもあります。SEVENTEENならではの積極的な愛の形が表現されていると思います」

ーーアルバムのストーリーラインを考えるときに、SEVENTEENの皆さんのどのような経験が反映されていますか?

WOOZI「何か一つの経験が反映されているというよりかは、SEVENTEENの音楽は、SEVENTEENの時間の流れをそのまま反映していると思います。いつもメンバー同士で、今僕たちができることはなんなのか、最も僕たちらしい音楽をどのように表現するかについて話し合っています。そして今回の『Rock with you』でも、今の僕たちができる表現と、伝えたいたくさんのメッセージを盛り込みました」

MINGYU「2nd Special Album『; [Semicolon]』では“少し休息を取ろう”と歌って、『Ready to love』という曲では恋をする準備ができたと歌いました。今回の『Attacca』では、“情熱的な姿を見せよう”という大きなストーリーラインがあるので、それを踏まえて楽しんでください」

JOSHUA

ーー『2 MINUS 1』は、『Rocket』以降のジョシュアさんとバーノンさんのユニット曲であり、SEVENTEENとしては初の英語曲です。お2人の制作過程ついて教えてください。

JOSHUA「SEVENTEEN初の英語の曲であるだけに、CARATの皆さんの反応がどうなのかとても気になります。制作するにあたって、まずテーマを先に決めてから、僕とバーノンさんの魅力を一番活かすにはどうしたらいいのか、そういうジャンルは何なのかについて考えていたところ、バーノンさんがポップパンクというジャンルの曲を聞かせてくれました。楽しくもありながら、僕たちのテーマによく合っていると考えて、ポップパンクというジャンルを選択しました(続けて、英語で同様の内容を回答)」

HOSHI

ーーグローバル市場で人気を集めているSEVENTEENの強み、人気の秘訣はなんだと思いますか?

JEONGHAN「SEVENTEENの音楽とパフォーマンスに魅力を感じてくださっているのではないかと思います。僕たちはメンバーが13人いるので、その分エネルギーが溢れていますし、音楽を自主制作してステージを準備しているため、曲に対する理解が深かったり、プライドと自信を持ってステージが出来たりする。そういうところから魅力を感じてくださり、応援してくださるのではないかと思います。そんな風に応援や元気をもらって、僕たちももっと成長しようと一生懸命やるというような好循環が行われていると思います」

ーー今年7月にメンバー全員が所属事務所と早期再契約を締結し、大きな話題となりました。再契約することになった理由はなんですか?

S.COUPS「会社が僕たちに長い間示してくれた信頼があったため、会社と共にこれからも進んでいこうという再契約をすることができました。長い間一緒に歩んできたので、僕たちについて本当によく理解してケアしてくれています。SEVENTEENが描いている未来に向けて、これからも大きな助けをくれると信じています。…正直にいうと、会社に対する悩みなどは全くありませんでした。13人のメンバーが一緒に一つの会社で共に活動するという気持ちが最初からありましたし、その過程の中でもう一度会社とお互いの信頼を示しあったと言えます」

WONWOO

ーーコロナ禍でなかなかファンに会うことができていませんが、オンラインコンサートなどの予定はいかがでしょうか?

DINO「今、オフライン公演についても、僕たちで前向きに検討している状況です。多くの方々が大変な状況が長引いて疲れを感じているかと思いますが、僕たちもできるだけ前向きな影響を与えられるように頑張っていきます。早くCARATの皆さんに会いたいです。もう少しの間だけ元気を出して待っていてください! ファイティン!」

ーーSEVENTEENは自主制作グループとして6年間のキャリアを培ってきましたが、SEVENTEENならではのサウンドを維持しながら、新しい方式で表現する秘訣があれば伺えますか? またSEVENTEENならではのサウンドをどのように定義されますか?

VERNON「SEVENTEENの音楽、そしてステージに対するメンバーの本気度が高いと思います。SEVENTEENならではのサウンドというのは…、実は僕もよくわからないんですけど、6年間自主制作グループとして過ごしてきた経験をもとに色々と生み出せているのではないかと思います。僕たちの音楽への貢献度、参加度が音楽に反映されているのだと思います(続けて、英語で同様の内容を回答)」

WOOZI

ーー今回の収録曲のジャンルは、ロック、ポップパンク、トラップなど多岐に渡りますが、今後挑戦してみたい新しいジャンルはありますか?

JOSHUA「僕の場合は、ジャンルにそれほどこだわらないタイプなので、テーマに最もよく合うジャンルを第一に考えています。今後も、僕たちのメッセージを最もよく表現できるジャンルを選ぶだろうと思います(続けて、英語で同様の内容を回答)」

MINGYU「僕は、ジャンルにおいてSEVENTEENには限界がないと思うし、色々と挑戦できればと思っています。個人的には今回のアルバムに初めての英語曲が収録されたので、次回はSEVENTEEN全員で英語曲に挑戦してみたいです」

MINGYU

ーー自主制作コンテンツである『GOING SEVENTEEN』が、SEVENTEENのファンのみならず、幅広い視聴者の間で人気を博しています。撮影に対する意気込みを伺えますか?

WONWOO「まず、『GOING SEVENTEEN』を楽しくご覧くださり本当にありがとうございます。『GOING SEVENTEEN』は僕たちが主体となるので、メンバーが色々と試してみたり、笑いを取ろうとするプレッシャーも少しは感じているかなと思います。そういったプレッシャーがコンテンツをもっと面白くしていると思いますし、これからも楽しんでほしいです」

DINO「13人全員が、ステージであれどんなコンテンツであれ、最善を尽くしています。『GOING SEVENTEEN』もまた、撮影に入ったらすぐにメンバー同士で笑いを取ろうと現場の雰囲気を盛り上げたりするので、そういうところを楽しんでいただけているのかなと思います。これからも僕たちが作るケミストリーに期待していただければと思います!」

HOSHI「『GOING SEVENTEEN』では、作っているわけでない僕たちの本来の姿が出ています。なのでお互いの呼吸が本当にあっていますし、普段通りのありのままの姿なので、より面白く感じていただけているのかなと思います。僕は正直言って笑いを取りたいんです。プレッシャーを感じるというよりは、笑いを取りたい気持ちがすごく強いです(笑)」

DK

ーーステージとバラエティの両方で才能を発揮して、独自の領域を展開しながらシナジー効果を生んでいるSEVENTEEN。その秘訣はなんでしょうか?

SEUNGKWAN「まず13人のメンバーが掲げている目標が同じですし、チームへの愛情が本当に強いです。CARATの方々ももちろん、メンバー同士で向いている方向性が同じです。そのためシナジー効果を発揮できるのかなと思いますし、SEVENTEENの活動への確信と責任感が日に日に増していく実感があって、小さいこと一つでも完璧にこなそうという使命感を持っています。そのため個人としてよい姿をお見せしながらも、チームとしてもカッコいい姿をお見せできるんだと思います。メンバーが本当に誇らしいです」

S.COUPS 「本当に重要なのが、1箇所を見つめてみんなで進むことだと思います。そういった部分が僕たちの長所だと思います」

ーーSEVENTEENは、これまで様々な賞を受賞してきました。もしSEVENTEENというグループに自分が賞をあげるとしたら、どんな賞をあげたいですか?

MINGYU「僕があげるとしたら、”いつも”賞をあげたいです。オールウェイズ、同じ場所を見つめながら1つの目標に向かって成長し続けるSEVENTEENにあげる賞です。自分との戦いが一番大変というじゃないですか。そんな自分との戦いで勝ち続けているSEVENTEENが本当に頼もしいので、”いつも”賞をあげます。おめでとうございます!」

S.COUPS「僕は賞よりも、自分にご飯をあげたいです(笑)。お疲れ様という気持ちで」

DK「僕は“想像以上で賞”をあげたいです。これからも想像できなかった沢山のことを乗り越えていきたいと思います」

MINGYU「ホシさんなにかありますか?」

HOSHI「いえ、僕は大丈夫です(笑)」

VERNON

ーー今回のアルバムのコンセプトは、以前のアルバムとはどのような差別化ポイントがありますか?

WOOZI「前回の8th Mini Album『Your choice』では、恋する準備が整ったSEVENTEENの姿をメインメッセージとして描いたのですが、今回のアルバムはそこから一歩踏み出して、情熱的に走っていく姿を盛り込みました。MVやステージをご覧いただくと、差別化ポイントをすぐに見つけることができると思います。アルバム全体に様々な愛の様式を盛り込んだので、どうぞ楽しんでください」

ーー今回の活動で得たい成果や、成し遂げたい目標があれば教えてください。

SEUNGKWAN「光栄にも、『Your choice』では目標だったBillBoard 200に15位として初チャートインすることができました。本当に嬉しかったですし、今回も大きな目標を掲げて、BillBoard 200で1位を取りたいです!」

(1位をとった瞬間を想像して、みんなでリアクションを披露してくれました)

VERNON「“夢を大きく持とう。そうすると砕けても、そのカケラが大きい”。以前どこかでこんな言葉を聞いて、練習室でメンバーに伝えたことがあります。なので僕も、1位という大きな目標を掲げたいと思います」

SEUNGKWAN

ーー『Attacca』を一言で表現すると?

DINO「僕は『Attacca』と聞いて、ひとつ思いつく言葉があります。アルバムを準備しながら、“できた”と感じました。本当に大きな自信を持って準備したし、僕の父にタイトル曲を聞かせたときに“これはイケる”と言ってくれました! 本当に自信がたっぷりあるので、一言でいうと“できた”だと思います」

ーー2021年も忙しく過ごされたと思いますが、今年はどんな年として記憶されますか? また残りの期間にはどのような姿が期待できますか?

DK「2021年も本当に一生懸命頑張りました。僕たちSEVENTEENにとって、貴重な年として残ると思います。僕たち13人のメンバーが一緒に居られることに感謝していますし、それぞれの場所でベストを尽くしながら、僕たちがお聴かせするアルバムで多くの方々に様々ないい影響を与えられるということが幸せです。これからももっと貴重で大切な瞬間があると思います。今回のアルバム『Attacca』を通して、もっといい影響を与えるSEVENTEENになれるように、いつも最善を尽くして頑張っていきたいと思います」

HOSHI「2021年、セブンティーンはPower of ‘Love’で愛について語りました。SEVENTEENにとって2021年は、CARATの皆さんへの愛の年だったと思います!」

SEUNGKWAN 「いい答えですね!」

DINO

ーーでは最後に、『Attacca』の活動への意気込みをお願いします!

S.COUPS「今回のアルバムも一生懸命準備しましたので、その全てをお見せしたいと思います。前回のアルバムでは、残念ながら少し活動できなかった時期があったんですが、今回は誰も怪我をせずに、無事に活動を締めくくれるように頑張りたいと思います。本当に自信がありますので、心配せずに見守っていてください。いつもありがとうございます」

MINGYU「そして明日23日に、HYBE LabelsのYouTubeチャンネルからリアルタイムでカムバックショーを行います! 明日のカムバックショーでも、今回のアルバムのたくさんの部分をお見せする予定ですので、ぜひご期待ください! いいステージをお見せしたいと思います」

質疑応答の締めくくりには、エスクプスさんから「お忙しい中、ご視聴してくださった記者のみなさんに感謝申し上げます。皆さんのおかげでこの場が輝くように思います。寒いので風邪に気をつけてください!」とスタッフを気遣うコメントも。

そして挨拶の後、「ありがとうございました!」「ご声援をお願いします!」「体調に気をつけてください」「ジュンさん、ディエイトさん会いたいよ〜!」などと思い思いのメッセージを口にしながら、ステージを後にされました。

笑いを交えながらも、ひとつひとつの質問に真摯に受け答えし、一言一句にCARATやメンバーに対する愛がにじみ出ているSEVENTEEN。彼らがワールドワイドに深く愛される理由を、ひしひしと感じた記者会見でした♡

今回の新曲は、10月23日午後9時にHYBE LabelsのYouTubeチャンネルからリアルタイムでストリーミングされるカムバックショーを通じて初披露されるとのこと。カムバックのたびに歴史を塗り替えてゆく彼らのステージ、要チェックです!

画像提供/PLEDIS ENTERTAINMENT