12月21日は、クロスワードの日! 1913年のこの日、『ニューヨーク・ワールド』紙が日曜版の娯楽のページにクロスワードパズルを掲載されたことに由来します。
それ以前からクロスワードは存在したものの、新聞の連載をまとめた本が1924年に刊行され、世界中にクロスワードパズルが広まるきっかけとなったのです。
ところで皆さん、クロスワードってやったことはあると思いますが、作ったことはありますか? これがけっこう楽しいので、つくり方やコツをまとめてみようと思います。
◆クロスワードのつくり方
1. マスの数を決める
初心者は4×4から8×8くらいがちょうどいいと思います。それ以上だと、うまくはまる単語を考えたり、組んだりするのがなかなか大変です。考えるときは紙に、枠は消えないペンで、文字は消せるペンで書くこと。書いたり消したりをくり返せるようにしておきましょう。
2. 黒マスの置き方を決める
文字が入らない黒くなっているマスをどう置くかを決めます。置き方は2種類。あらかじめ黒マスの位置を決めてしまうか、作りながら黒マスを置いていくかです。もしジャンルの縛りなどがある場合は、後者のほうがいいでしょう。
前者は見た目がきれいになりますが、難易度は高いです。ちなみに黒マスの数は、黒マス/全体のマスの数×100を計算したとき、50を切るくらいがベター。
3. ワードを決めていく
マスに文字を入れていきます。ルールとしては、つながった文字がすべてきちんと意味をもつようにすること。文字と文字が交わっているのに何も意味をもっていないのはNGです。
黒マスを置きながら作る方式の場合は、まず左上のタテかヨコに好きな文字を入れ、その単語の最後の文字の後ろのマスを黒マスにします。
さらに下記の図のように、赤枠マスをつないで特別なキーワードを出す場合は、赤枠内の文字が意味をなすようにつくるのも忘れずに。
4. ワードが決まったマスに数字を入れ、タテ・ヨコそれぞれのヒントを決める
すべての文字が決まったら(決めながらでも構いませんが)、それぞれの単語を導き出すためのヒントを考えます。これができたら完成です。
作り方をまとめたわけですが、これをおさえておけば簡単につくることができる……というわけではありません。始めは時間がかかりますが、やり始めるとけっこうハマっちゃいます。辞書を片手にぜひじっくり作ってみてくださいね!(鈴木 梢)
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