NEWS・増田貴久さん、安藤政信さんが、『ボイスⅡ 110緊急指令室』(日本テレビ系・毎週土曜22時)のクランクアップを迎えました。
同ドラマは、緊急指令室「ECU」を舞台に、敏腕刑事・樋口彰吾(唐沢寿明さん)やECUの室長で、どんな微かな音でも聞き分けることができるボイスプロファイラー(声紋分析官)・橘ひかり(真木よう子さん)が、通報から「3分で現場到着、5分で現場確認、10分で検挙」する、まさに一瞬たりとも目が離せないタイムリミットサスペンス。
樋口の相棒役・石川透役を演じた増田さんが、兄貴・唐沢さんより一足先にクランクアップを迎えることに。増田さんは、「石川透役、増田貴久さんオールアップでーす」とコールされ、両手を上げてバンザイ。
その後「ありがとうございました!」と頭を下げた増田さんは、「2年前の前作『ボイス』の時から、まさに命懸けといいますか、普段の生活でもずっと役作りをして生きてきて、この気持ちを作り続けた2年間がひとまず終わるのは寂しいですが、一つ大きな事をやり遂げられたのかな、と思います。唐沢さんの作品なので、しっかりやらねばという思いでしたが、皆さんの熱量がすごかった作品でした。もし『ボイス3』があるのなら、幽霊役でもいいので出してもらえたら!ボイス最高でした!ありがとうございました!」と挨拶しました。
また、今回、最凶最悪の真犯人で白塗り男、久遠京介役を演じた安藤さんもクランクアップを迎え、「お花が大きいですね。まあ僕、頑張ってきたし。(一同笑)4か月間ありがとうございました。皆さんに会えてめちゃくちゃ感謝しています。この現場のこと、作品のこと、役についても、自分はストレートに皆さんの思いに応えたい、とずっとやってきました。その思いを皆さんがすごく拾ってくれて、いいグルーヴ感で4か月出来たと思います。本当に感謝しています。会えて良かったです。またよろしくお願いします」と感謝の思いを語りました。
9月18日(土)に放送される第9話では、久遠と内通し、石川を殺害した片桐に銃を向けた樋口。しかし、片桐はすかさず通孝に銃を突き付けます。憎しみに火をつけ、自分に引き金を引かせることが久遠の目的であることに気づいた樋口は、通孝を生きて解放することを条件に、あえて片桐に逃亡を許します。
その頃、海が見える別荘で現場のやり取りを聞いていた久遠は、自分の思い通りにならない樋口に苛立ちを感じていました。その目には、死んでもなお幻影となって久遠を責め立てる母親の姿が見えていて…。
樋口とひかりは、ECUメンバーを集め、徐々に分かってきた久遠の情報を整理。有名な舞踊家の娘だった久遠の母・由紀子は17歳の時に久遠を妊娠。これまで久遠が直接殺した被害者たちは、自分の母親と同学年で同じ地区に住んでいた人物だったことがわかります。
一方、ECUの緒方は、片桐のPCを自宅に持ち帰り、解析を進めていました。片桐が頻繁にアクセスしていたダークウェブ上のサイトを調べると、なんと今まで久遠が火をつけて起きた殺人事件の数々が実況放送されていたことが発覚。片桐は、閲覧数を稼ぐことで久遠の資金源を確保していたのです。
サイトを潰そうとPCを操作する緒方。しかしその時、突然部屋に侵入してきた片桐に襲われて…!?目が覚めた時、緒方の前に現れたのは、微笑む久遠。再び狙われる仲間の命。現場へ急ぐ樋口とひかりの無線に、緒方の絶望の悲鳴が響き渡ります。
クライマックスへ向けて物語がますます加速していく第9話。はたして様々な謎は解き明かされるのでしょうか、必見です!