防寒やファッション小物として、冬に欠かせない「マフラー」。皆さん、どうやって巻いていますか? ただでさえ着ぶくれしてしまう冬。寒さをしのげて、スタイルよく見える巻き方があれば嬉しいですよね。
そこで、ファッション雑誌『AneCan』などで活躍中のスタイリスト・井出香理さんに、ベーシックマフラーと大判ストールを使った「巻き方アレンジ」を教えていただく連載、いよいよ今回で最終回です。
★使った巻き物のサイズはコチラで確認を!→ https://cancam.jp/archives/102464
●大判ストール(サイズ:長さ約160cm×幅80cm)
●ベーシックマフラー(サイズ:長さ約160cm×幅40cm)
【大判ストール(4)・超寒い日のぐるぐる巻き】
年末が近づき、芯から冷える寒さになってきましたね。今日は買い物で外を歩く……という日は、ぐるぐる巻いて、しっかり防寒対策を。余計なボリュームが出ないように結び目を作っていないので、暖かいのにすっきり見えます。
1.ストールの左側にたれているほう(写真[a])と、右側にたれているほう(写真[b])の両端がそろうように、ストールを首に巻きます。
2.首元に少し隙間を作り、その隙間に、左側にたれているほう(写真[a])、右側にたれているほう(写真[b])の順に両端を通していきます。首元のループ状になっているストールの下から入れましょう。
3.結び目のように両端が重なった部分を、首の後ろまでずらします。
完成です!
【ベーシックマフラー(3)・フェミニンサイド流し巻き】
ベーシックマフラーも、首にぐるぐる巻いて結ばず、ループにした部分に両端を通すだけ。襟がないタイプのコートと合わせると、一気に華やかに。顔の横に流すので、動きがありながら、かしこまった席にもぴったりのフェミニンさも兼ね備えています。
1.マフラーの幅を2つに折り、長さを半分にしたものを首に掛けます。
2.右側に重ねた、端っこの上になっているほうを、左側のループ状にした隙間に通します。
3.右側の下になっている端(写真:★)は、左側にぐっと寄せて、左側からループ状になっている部分の間から右へ通します。胸前で重ねた部分は、右サイドに寄せて形を整えます。
完成です!
超寒い日のぐるぐる巻きは、結んでいるようで、結んでいないアレンジ。余計なボリュームが出ないだけでなく、途中で落ちてきて巻き直すのも防止できます。ストールとマフラーをうまく使い分けて、真冬のファッションを楽しみましょう!(さとうのりこ)
★【ストールとマフラーの巻き方1】おしゃれで防寒にもなる!簡単「巻き物」テクを伝授
★【ストールとマフラーの巻き方2】おしゃれで防寒にもなる!簡単「巻き物」テクを伝授
★【ストールとマフラーの巻き方3】おしゃれで防寒にもなる!簡単「巻き物」テクを伝授
【あわせて読みたい】
※シンプル服が激変!最強アイテム「ストール」の巻き方4パターン伝授【1/2】
※シンプル服が激変!最強アイテム「ストール」の巻き方4パターン伝授【2/2】