気になるけど他人には聞きづらいリアルなお財布事情を、様々な職業や趣味を持った人にこっそり特別に見せてもらいました。どのくらい稼いで、何に使っている?コレが令和のリアルです!
コツコツ節約と貯金を楽しむ!25歳のリアル家計簿
【森澤友梨さん(仮名)】の場合
Age…25歳
Job…事務職
House…実家で親と同居
Hobby…スポーツ観戦
「資材系の会社で事務をしていて、忙しい月とそうでない月で残業時間にムラが。趣味のスポーツ観戦は出かけるのが難しくもっぱら配信に。友達と会うときも、今は遠出を控えてます」
1か月の平均家計簿をチェック!
- 月収(手取り※副業含む)…約19万円
- 家賃(家に入れているお金)…3万円
- 食費…約1万円
- 水道光熱費…0円
- 通信費…0円
- 生活日用品…約3千円
- 交通費…ほぼ0円
- ファッション費…約1万円
- 美容費…約3万円
- 交際費…約2千円
- サブスク費…約1万5千円
- 趣味費…3万
- その他…財形で月5万円を積み立て
Q.ちなみに貯金額は…?
A.200万円くらい
「財形貯蓄と年2回のボーナス(給料2か月分×2)をなるべく貯めて、やっとこの金額に! スポーツ観戦や友達と遊ぶことが激減しているのもあって、去年はかなり貯金できた気がします」
森澤さんの家計簿ポイント
①お昼は必ずお弁当を持っていきます!
「社内のムード的に、外ランチは基本NG。お昼は会議室で感染対策しながら食べなくてはいけないので、お弁当を持参するように。実家なので食材費もゼロで、食費が激減しました」
②実家暮らしで、親に甘えている部分も
「携帯電話はお得になる家族契約で、引き落としは親の口座から。水道光熱費や日用品台、ネット代もほぼ親負担。その代わり親からは「将来のお金は自分で貯めなさい」って言われてます!」
③お洋服は基本年2回のセールで購入!
「美容院やコスメなど、美容代はなかなか削りにくいので、洋服をセールで買うことで節約。毎月ぱらぱら買うより、セールでコーデを考えながら一気に買ったほうが失敗も少なくていい!」
④動画サービスで世界中のスポーツを観戦!
「野球やサッカーなど、全部見逃したくなくて衛星放送からネット配信系まで様々な有料サービスに加入。金額がえぐいことになってますが、現地に行くことを考えれば全然安いです」
貯めたいなら、手の届かないところにおくのが一番
「もともとハマるとのめり込みやすいタイプで、昔はスポーツ観戦だけでなく推し活もめっちゃやってました。手元にお金があると、ついつい使ってしまって常に金欠だったかも…。友達づきあいも大切にしたいので、交際費を減らすのも嫌で、どんどんお金が出ていっていましたね。でも、『これじゃお金が貯まらない』と数年前に一念発起。財形貯蓄でお給料から自動で天引きされるようにしてみました」
「最初は『こんなに少ない手取りでやっていけるのかな?』と不安になったのですが、意外と頑張れることが判明!ない袖は振れないので、自然とムダ使いが減り、友達づきあいや趣味にお金を回すために節約する部分を考えるようになりました。さらに、コロナ禍でライフスタイルが変わり、お弁当作りやお散歩など、体によくて節約できる生活習慣が身についたのもラッキーでしたね」
「コロナ禍になってから大好きな野球観戦に出かけられなくなったり、なかなか友達に会えなくなったのはさみしいですが、その分去年は貯金できたのでプラスに考えています。今後も節約を忘れず、趣味を楽しみながらもう少し貯金できるよう頑張ります!」
いかがでしたか。趣味のスポーツ観戦をサブスクで完結させ、財形でお金を使えない状況にする…など、コツコツとストイックに節約や貯金をしていてすごいですね。CanCam9月号には、働く20代女子のリアルなお金事情について大公開!投資についてなど、お金の勉強もできるのでチェックしてみてください♪