男らしさの定義、変化してる？ 令和の「男らしさ」について聞いてみた
近年、ジェンダーに対する意識が変化し「男らしさとは何か」と疑問を抱く機会が増えましたよね。ひと昔前であれば、男性は「強い」「たくましい」、女性は「可愛らしい」「おとなしい」といったイメージがありましたが、年々そのような性別意識は薄くなってきています。男性美容も広がりつつある今、改めて「男らしさ」のイメージにどのような変化が起きているのか、気になる人も多いのではないでしょうか？
そこで今回は、男性専門の総合美容クリニック「ゴリラクリニック」が20代～40代の男性826人を対象に行ったアンケートを元に「令和の男らしさ」についてご紹介します。男性が思う、現代の男らしさとは？ さっそく見ていきましょう。
半数以上が「男らしさを求められた経験あり」
まず始めに「今までに、男らしさを求められた経験はありますか？ 」と聞いてみました。結果はこちら。
半数以上の男性が過去に「男らしさを求められたことがある」という結果に。年齢別で見てもそれほど大差はなく、多くの男性が周囲に男らしい振る舞いをするよう言われた経験があることが分かりました。
この結果は、子どもの頃の教育が関係しているとも言えそうです。次は、昔の「男らしさ」について見てみましょう。
昔のイメージは「力強さ」
「男らしさを求められた経験がある」と回答した人に、続いて「昔の男らしさはどのようなイメージがありますか？ 」と聞いてみました。結果はこちら。
どの年代も「力強い」が圧倒的に多い結果に。やはり、男性といえば力仕事というイメージが強かったようです。2位以降は年齢によって多少違いが見られたものの「堂々としている」「ワイルド」「我慢強い」「頼れる」といった、やはり「強さ」に関するイメージが並んでいます。確かに「男だから強くいなきゃ」というような言葉はよく耳にしましたよね。
一方、20代では「優しい」というイメージも3位に入っています。若い世代は、もともと抱いていたイメージにも現代らしさが表れていると言えそうです。
やはり、昔は「男らしい＝強い」というイメージが大きかったことが分かりました。次は、そのイメージの変化についてです。
半数が「昔とイメージが変わった」と回答
昔の男らしさの傾向が分かったところで、次は「昔と今の、男らしさのイメージは変わったと思いますか？ 」と聞いてみました。結果はこちら。
全体では約半数が「昔とイメージが変わった」と回答しました。なかでも、特に高かったのは40代で56.9％が「変わった」と回答。やはり、年齢が上がるほど変化を大きく感じていることが分かり、納得の結果となりました。ということで、次は、今の「男らしさ」について見てみましょう。
令和の男らしさは「優しい」がトップ！
昔と今では、男らしさのイメージが変わっていると思う男性が多いことが見えてきました。そこで、先ほどの質問と比較する形で「今現在の男らしさはどんなイメージですか？ 」と聞いてみました。結果はこちら。
なんと、全年代で「優しい」がトップという結果に。「力強い」が圧倒的だった昔のイメージから大きく変化していますね。もちろん「力強い」「頼りになる」「堂々としている」といった以前のイメージもランクインしていますが、新たに「包容力」というワードも入ってきており、全体的に穏やかなイメージが拡大。
ただ強いだけではなく、「守ってくれる」というような人間味ある要素が強くなっていることが見えてきますね。現代らしい温かさや穏やかさに注目が集まりました。
令和の男らしさは「優しい」イメージへと変化
以上「令和の男らしさ」を紹介しました。「力強い」イメージから「優しい」イメージに、時代と共に「男らしさ」の定義も変化していることが分かりました。穏やかさが求められやすい現代らしい結果でしたね。時代による様々な変化、色々と探ってみると興味深いものが見えてきそうです♪（澤夏花）
情報提供元／ゴリラクリニック
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