「信天翁」って読める?きっと聞いたことのある、あの鳥のこと!
絶対に聞いたことがある動物のはずなのに、漢字で書かれると途端にわからなくなってしまうものってありますよね。例えば、見た目が特徴的な「豪猪」や、水族館のアイドル「海獺」、モフモフの「羚羊」などなど…。
今回はそんな「動物の漢字シリーズ」から、コチラを出題!
「信天翁」。みなさんはこの漢字、なんと読むかご存じですか? なんだか古典の教科書に出てきそうな三文字ですが、実はある鳥の名前なんです!
いくつかヒントを出すので、ぜひ一緒に考えてみてくださいね♪
■ヒント1:特別天然記念物です!
信天翁は、特別天然記念物のひとつ。小学館のデジタル大辞泉によると、特別天然記念物とは「天然記念物のうち、世界的にまた国家的に価値が特に高いとして、文化財保護法により指定されたもの」で、「保護・保存がより徹底される」といいます。
信天翁は絶滅の恐れがあり、国際保護鳥にも指定されています。
■ヒント2:羽ばたかずに飛びます
鳥というと、羽をパタパタさせて飛び始めるイメージがありますが、信天翁は海上の風を利用して羽ばたかずに飛ぶのが特徴。飛ぶためには、長い助走をする必要があります。
■ヒント3:最後に辞書上の意味を確認!
小学館のデジタル大辞泉には、信天翁の説明が以下のように書かれています。
1 ●●●●●科の鳥。全長90センチくらいで、翼を広げると2メートルを超える。海上の風を利用して羽ばたかずに飛ぶ。羽毛採取の乱獲で減少し、現在の繁殖地は主に伊豆諸島の鳥島。特別天然記念物。国際保護鳥。
2 ミズナギドリ目●●●●●科の鳥の総称。14種が知られ、日本近海には1のほかコ●●●●●・クロ●●●●●などがいる。繁殖期以外は海洋上で生活。アルバトロス。
※●部分は答えにあたるため、編集部で伏字にしています。
読みは5文字。ここまでくれば、なんとなく予想はつきましたか?
正解はコチラです!
「信天翁」の読み方は「あほうどり」が正解でした!
ちなみに信天翁は、人間が近づいても警戒せず、逃げない鳥だったことからつけられた名前のよう。不名誉な名前をつけられた上に、乱獲で絶滅の危機に瀕しているなんて、人間としてなんとも申し訳ない気持ちになってきます…。
CanCam.jpでは、毎朝6時に日本語クイズを更新しています。ぜひ明日も遊びに来てくださいね♪(平田真碧)