「好き」に理由なんてない!七海ひろきさんがときめく、あの「丸いもの」って?【CanCam連載プレイバック】

宝塚歌劇団在籍時から、胸キュン必至な〝エモいときめき〟を生み出し続けている唯一無二のアーティスト・七海ひろきさんの連載をCanCam本誌にて掲載中!七海さん自身が考える「エモーショナルな瞬間」に迫るインタビューが見どころの連載♡ 大好評につき、2020年の連載をプレイバックします! おうち時間に、是非心ときめいてください!

アザラシを飼うんだ!幼い頃の私はそう夢見ていました


「ご存知の方も多いかもしれませんが、大のアザラシ好きな私。念願叶って、今回の撮影は横浜・八景島シーパラダイスでアザラシロケをすることに! 遠出ロケだったこともあり、夜更かししがちな私も撮影前日は早々に就寝。ですが、いつもは〝おやすみ3秒〟なのに『アザラシに会える…!』とこの夜はなかなか寝つけませんでした(笑)」


「というくらい、私にとってアザラシは特別な存在です。好きになったきっかけは、幼い頃に見ていたアニメ『少年アシベ』。小学1年生の少年・アシベくんとゴマフアザラシの赤ちゃん・ゴマちゃんの交流を描いた作品です。ひょんなことから、ゴマちゃんを自宅で飼うことになったアシベくん。目標に向かって一緒に頑張ったり、ケンカして仲直りしたり…その友情に〝エモさ〟を覚えた幼い私は『いつかアザラシを飼う!』と決意。それはさすがに叶わぬ夢でしたが(笑)、私の家は今もアザラシのぬいぐるみたちに占拠されています。実は、その多くがいただきもの。私のアザラシ好きを知る方々が、よくプレゼントしてくださるんです。私が好きなものを見て、私のことを思い出してくれるって、すごく心が温かくなりますね。それから”アザラシ=七海”と認識されることも多いんです。多摩川に現れたタマちゃんのようにアザラシの出没が報道されると『カイちゃん、どうした!?』『随分遠くにいったなぁ』と宝塚の同期LINEが賑やかに(※カイちゃん=七海さんのニックネーム)。それもまたエモくて面白い(笑)!」

目が合った瞬間、言葉が通じたような気がしたんです


「そんなアザラシ、どこが好き? と聞かれると、答えるのが難しい。だって〝好き〟に明確な理由ってないと思うから。しいて言うなら、まぁるいフォルムとお顔のバランス。まん丸な瞳があって、お鼻と口がにゅんっとあって…アザラシ独特のあのお顔のバランスが、私的〝カワイイの黄金比〟なんです。今回のロケでは、その黄金比と30㎝の距離で向かい合い、しかもボディタッチまでできて、本当に幸せでした! アザラシも人見知り(?)するようで、はじめのうちはプールにすぐ逆戻り。でも、何度かトライするうちに雰囲気が変わっていって…。心の距離が近づき、目が合ったあの瞬間のこと、忘れられません! はぁ、かわいかった…癒やされた…」

「クールだと思われがちな私ですが、実はアザラシ好きなのんびり屋。そんなギャップも楽しんでもらえたら…と思います。次は〝甘党な七海〟とか、どうでしょう!?」

そんな、七海さんの『Emotional-time』が気になった方は是非、雑誌CanCamをチェックしてみてくださいね。

撮影/三宮幹史(TRIVAL) スタイリスト/角田かおる ヘア/原田武比古(Artsy Life) 撮影協力/横浜・八景島シーパラダイス 構成/旧井菜月、山梨智子(本誌)