話がつまらない人必見!話し上手になるための解決法

話がつまらない人必見!話し上手になるための解決法

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話していて相手がつまらなさそうにしている……そう感じたことがある人、多いのでは? あまり気にしすぎるのも問題ですが、ガチのガチで自分の話がぜんぜんおもしろくないからだとしたら……? なるべく早くどうにかしたいものですよね。

そこで今回は、「口下手で自分の話がつまらないのでは」と感じている人に、心理学的な観点から考え方のポイントを4つご紹介いたします。

 

■まずはとにかく明るく

心と体には密接な関係性があります。コーネル大学の心理学者・ウォルフらによって行われたトムの実験では、気分が落ち込んでいると身体まで重く感じたりするのは、心の動きが体に影響を与えているからだという結論が得られました。

そのため、自分は口下手だと思い詰めることで萎縮してしまい、よりうまく喋れなくなるというケースも少なくありません。まずは、会話が苦手でもあえて快活なフリをしてみましょう。そうすれば、気分も上がり話しやすくなるはずです。

 

■趣味の話は「数」ではなく「深さ」で

相手と会話をするとき、話題として鉄板なのは趣味の話ですよね。共通の趣味で盛り上がることができれば、一体感が生まれて自ずと会話のキャッチボールが生まれます。これは、相手との類似点があることにより心理的負担が軽減されることによるもの。

ただし、趣味は数よりも深さを重視した方が、好感度は高まると言えます。例えば、音楽、映画、読書といった数よりも、好きな音楽のジャンルやアーティストが類似している方が盛り上がれるのです。そのため、無理に相手の趣味の一致点をたくさん探すのではなく、深い話ができるようになると話も盛り上がるはず。

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■ときには率直に

会話の中では、ウィットに富んだフレーズやおしゃれな言葉を使える人は魅力的に感じるかもしれません。しかし、ある心理学者の実験によると、洒落た少々キザなフレーズで話しかけた人が最も嫌われていたという結果が出ており、最も好かれたのは、簡単に率直な言葉を発した人だったそうです。おしゃれな会話をしようとすると、実は相手を不愉快にすることも少なくありません。

だから、実はこの点で口下手な人は有利なのです。凝った言い回しをしようとせず率直な言葉を発することに徹すれば、愛されキャラになれる可能性が高いのです。

 

■実は相づちを頻繁に打つ人が会話をリードしている

会話の中で相づちをよく打つ人がいるかと思いますが、こういう人は聞き役に徹しているように見えて、心理学的な観点から言うと、実はその話題をリードしているととることもできます。人間は他者から肯定されたいという自己承認欲求を抱いていると考えられており、相づちは相手に肯定や従順の意思を示す非言語コミュニケーションの一種。そのため、相づちを頻繁に打ってあげることで、相手の気分をコントロールすることができるのです。

口下手なら、まずは相づちに徹して、相手の気分や話のテンポのコントロールから始めてみるのもいいかも。

 

話はおもしろくしよう、もっと盛り上げようと思えば思うほど、緊張して何も言えなくなってしまいます。本当は自然体のままで、素直に会話できればそれが一番なのです。もしもあなたが、それでも話すのが不得手だと感じるのなら、聞き上手に徹してみましょう。会話はキャッチボールのようなもの。話の投げ手がいれば、必ず聞き手もいなければいけません。相手に気持ちよく話させることができれば、きっと話が上手い人よりも愛されるはずです。(脇田尚揮)

脇田尚揮
認定心理士。Ameba公式No.1占い師として雑誌やTVなどに取り上げられ、現在テレビ東京「なないろ日和」にてレギュラーコーナー担当。また、自身が監修したアプリ 「マル見え心理テスト」はTBS 「王様のブランチ」 などでも紹介され、120万DL。著書『生まれた日はすべてを知っている。』(河出 書房新社)。