皆さんのまわりに、トゥーマッチな人はいませんか?
「TOO MUCH(トゥーマッチ)」とは、本来、“多すぎる”、“手に負えない”、“とてもかなわない”など、望む以上に何かが多い場合に使用する言葉。最近では、“ひどすぎる”、“耐えられない”など、「勘弁してほしい」というニュアンスで使用されることが多い模様。
メイクも服も盛りすぎな人。他人の話に興味なしでオレ話ばかりの人。若かりし頃のモテ時代の栄光を引きずっている人……など。『Domani』9月号ではそんな“トゥーマッチな人”に悩まされる働く女性からの、あるある&いるいる!な実録エピソードが満載です!!
●自分のプレゼンテーションに酔う上司。先日は感極まって涙ぐんでいた。自己陶酔しすぎていて怖い。(メーカー勤務・32歳)
●後輩のRちゃん、「(上司に)ご苦労様でございます」「拝見させていただきました」…etc.本人はMAX丁寧に会話してるつもりみたいだけど、一から敬語の勉強したほうがいいと思う。(不動産会社勤務・37歳)
→ちなみに正しい敬語は、「お疲れ様です」「見せていただきましたor拝見しました」でございます。
●「マジで~?」「ヤバい」「パネェ!」が口癖の女上司。ラインもスタンプだらけで、重要事項さえも薄っぺらくなってしまうし、見ていて情けない。(音楽関連会社勤務・30歳)
●一年中パンツスタイルの女上司に「先輩、美脚なのにスカートはかないんですか?」と聞くと、「肌見せなんて絶対ダメ、変な男にジロジロ見られるし、ストーカーとか怖いから!」と大真面目に回答。口癖は「人を簡単に信用しちゃダメ。世の中悪人のほうが多いんだから!」。若いころ、よっぽどつらい目に遭われたんでしょうか……。(メーカー勤務・34歳)
●無理難題を押し付ける独身上司にブチ切れて「あなたみたいに独身のまま年をとりたくないので」と捨て台詞を吐いて26歳で寿退社した後輩。寿退社は嘘だったらしいけどある意味アッパレ。(食品会社勤務・34歳)
→確かにやりすぎ感は否めませんが、この辞め方、潔ぎよすぎます!
●失恋をきっかけに占いにハマってしまった友人は、一時期、会社帰り毎日のように違う占い師の元に通っていた。最近はことあるごとに1回の鑑定料7万円の占い師に見てもらっている様子。そろそろ怪しい壺でも買わされるんじゃないかと心配。(歯科衛生士・30歳)
●ツイてないことが起こると、そのときに身につけていたものをすべて処分し、部屋の窓を全開にしてお香を焚き続けるうちの母……。(教師・35歳)
→トゥーマッチだなぁと思いましたが、私も、ツイてないことが起こった日の服は、勝負の日には着ません(キッパリ)。
●年下好きを公言している友人M子は、飲みに出かけては必ず若いメンズをお持ち帰りして、それをイケてると勘違いしている様子。アラフォーなんだし、そろそろ落ち着こうよ。(マーケティング会社勤務・37歳)
●11月で70歳の誕生日を迎える義父の若づくりがどんどんエスカレートしている。ジムで鍛えた自慢のボディを見せつけるかのようなピタピタの服装は、おそらくEXILEを意識……。30年後、主人がこうなってしまわないことを祈るばかり……。(銀行勤務・33歳)
→自分の家族なら悩むところですが、正直、ちょっとお見かけしてみたい気もします……。
●結婚式に花嫁よりも目立つショッキングピンクのドレスでやってきた知人。式よりも自分の旦那候補探しに夢中になっている姿は、とっても不快だった。(メーカー勤務・32歳)
●ハマるとそればかり食べ続ける友人。最近は朝昼晩カレーを10日間、その前は朝昼晩ナポリタンを1週間食べ続けたそう……。(サービス業・33歳)
トゥーマッチとは、ある意味、“自分の個性やポリシーを貫くこと”でもあるのですが、その個性やポリシーは他人から理解されないことが多いもの。時にそれが、意外なギャップ、特異な個性として重宝されることもありますが、とはいえ、TPOに合った行動は大人として最低限のマナー。他人に迷惑をかけるような“トゥーマッチ”は、やっぱり勘弁願いたい……!(さとうのりこ)
(『Domani』2014年9月号)
【あわせて読みたい】
※20代後半女性が考える“理想の30代”実際は77%が「理想とは異なる」
※男子必読!ホテルに行くかどうか66.3%の女子はデート前に決めている!