女子はこんなとき、未練を持つ。元彼を忘れられない7つの理由

女子はこんなとき、未練を持つ。元彼を忘れられない7つの理由


女性

 

「今彼」とは違う、どこか懐かしく、甘酸っぱい感情を抱かせてくれるのが、「元彼」というフレーズです。

終わった恋とはいえ、やはり女子にとっては、一度付き合った彼は「特別な存在」と言えるのかもしれませんね。本日はそんな「元彼を忘れられない理由」や「忘れられないとき、嫉妬を断ち切るためにすること」「本当に復縁すべき彼を見極める方法」をチェックしていきましょう。

 

<もくじ>

・Q.忘れられない、未練がある元彼はいる?

・女性たちが、元彼を忘れられない理由

・元彼が忘れられない。未練を断ち切りたい人がするべき4つのこと

・本当に復縁すべき彼か見極める3つの方法

 

【動画】

 

Q.忘れられない、未練がある元彼はいる?


あなたには、「もう一度やり直せたら……」と思ってしまう元彼はいますか?
女子たちの赤裸々な本音を、18~39歳の女性122名にアンケートで聞いちゃいました。

 

忘れられない元彼はいる?

いる 18.9%
今は吹っ切れたけど、過去にいた 43.4%
いない 37.7%

「いる」「過去にいた」という意見を合わせると、6割以上の女子たちが、元彼に対して未練を抱いた経験があることがわかりました。
よく「男性の恋愛は名前をつけて保存、女性の恋愛は上書き保存」と言われるように、男性と比較すると「恋の切り替えが早い」と言われがちな女子たちですが、実際はそうでもないように思われます。

では「いる」と答えた女子たちに、もう一歩踏み込んだ質問をしてみましょう。

Q.【いる方】その彼のこと、忘れたいですか?


忘れたいですか?

忘れたい(未練をなくしたい)40.4%
今のままでいい 59.6%

なんと「未練を抱えたままでも、今のままでいい」と回答した女子が、半数以上! 未練は抱きながらもその未練にさえ愛おしさを抱いているような、複雑な気持ちが見え隠れします。

では具体的に、元彼のどんなところが忘れられないのでしょうか。未練を感じた経験のある女子に、教えてもらいましょう。

 

女性たちが、元彼を忘れられない理由


■初めての彼氏だった

「人生で初めての彼氏で、約3年間お互いの青春を一緒に過ごしたからです。思い出があまりにも多くて忘れることができませんでした」(27歳・自営業)

「初カレでどうしたらいいか分からないまま自然消滅してしまった」(23歳・会社員)

「中学の時の初彼。放課後付き合うって話になりましたが、それ以降お互い恥ずかしすぎて喋る事も出来なくなって自然消滅」(32歳・会社員)

女子の思い出に残りやすい元彼といえば、やっぱり初彼!
まだまだ恋に不器用だった自分に対する、「後悔の気持ち」も含まれているのかもしれませんね。
また「初彼と一緒に行った場所に行くと、必ず思い出します。今彼とは行けません」という切ない意見も寄せられました。

■ドストライクな魅力

「どタイプだったから」(24歳・専業主婦)

「かっこよくて、給料も高くて、付き合い期間が短かったから、あのまま続いてたら……と思う」(25歳・会社員)

「こんなに容姿が自分の理想にどストライクな人に会ったことないくらいの人で、スタイルも良く、ハイスペックだった」(24歳・契約社員)

「初めて付き合った彼氏はイケメンで長身で思いやりがあって王子様みたいだった」(30歳・会社員)

「顔がどタイプのイケメンで、レディファーストやキザなセリフがそのときは最高でした」(24歳・専業主婦)

別れたときには理由があっても、時間と共に、嫌な思い出は薄れていくもの。

相手が自分の好みにドストライクな相手であればあるほど、「逃した魚は大きかったのかも!?」なんて気持ちにとらわれてしまうのかもしれません。とはいえ「もし今会ったらあ~こんなイヤなところあったなと思い出す気がします(笑)」と、冷静に見つめられる方もいらっしゃいました。

 

■忘れられない優しさ

「自分が病気になったとき、すごく心配してくれたこと」(31歳・家事手伝い)

「凄く優しく尽くしてくれた。お姫様みたいな扱いをしてくれた。初めての彼氏だから悪いところがない、純粋で甘酸っぱい感じ……忘れられない」(31歳・専業主婦)

「優しかった。空気のように楽だった」(32歳・会社員)

「ふとしたときの優しさと、ユーモアの明るさ」(36歳・会社員)

特に「今」が辛いときには、過去の彼の優しさが身にしみてしまいます。
「もう今は自分のものではない」と実感するたびに、なんだか胸にグサっときます。

 

■一方的に終わりになってしまった

「お笑いが好きでツボが同じで、一緒にいて楽しかった。また友達として話したいけど、相手に避けられてしまったので、余計に仲良しに戻りたい……と未練が残ってしまっています」(31歳・専業主婦)

「年上の人で、早い段階で振られてしまった。もっと知りたいな、と思っていたので、しばらく引きずっていました」(25歳・専門職)

「別れた理由がよくわからなかった。もしかしたら私に遠慮してはっきり言わなかったのかもしれないけれど、なぜ好きじゃなくなったのかははっきり伝えてくれなかった」(29歳・専門職)

自分はまだ好きだったけれど、相手の中では何かの理由があって終わりになってしまった恋。強制終了になってしまったり、避けられてしまうと、なおのこと「もっとできることがあったのでは……」と未練を持ってしまいますよね。

 

■私を受け入れて肯定してくれた

「私のすべてを受け入れてくれたところ」(26歳・契約社員)

「自分のことをいちばんに考えてくれた」(26歳・アルバイト)

「私を溺愛してくれて、肯定してくれる存在だったところ」(24歳・専業主婦)

「常に私のことを考えて楽しませようとしてくれたこと」(25歳・契約社員)

「全力で私を好きになってくれていた」(30歳・会社員)

その人との恋愛まっただなかのときは「私のすべてを受け入れてくれる」「私のことを全力で好きになってくれる」ということが当たり前なのではないかと思っていたけれど、別れて、そして次の人とお付き合いして「あれは当たり前じゃなかったんだ」と、終わってから初めて気づく彼の大切さ。どんなことも「当たり前ではない」ということは、改めて実感しておきたいことです。

 

■尊敬できる人だった

「とにかくタイプだし、いつも自分の勉強になる人でした」(31歳・会社員)

「仕事に対する姿勢などがとにかく大人に見えて、人間として尊敬できたところ」(35歳・会社員)

「とにかく顔がかっこいい」とかそんな理由で始まる恋もあるけれど、結局「人間として尊敬できる」人とじゃないと、なかなか長くは続かない。そしてそんな男性に出会えて付き合えるって、人生の中でそう多く訪れることではありません。

そして、最後は……。

■とにかく、大好きだった

「ただただ、大好きだった」(24歳・会社員)

「初めて本気に好きになった人なので、一生忘れないと思う」(27歳・専業主婦)

「一緒にいて、本当に幸せを感じたから」(31歳・契約社員)

きっとここにはいろいろな理由が含まれているとは思いますが、結局どんな回答も「本当に大好きだった」からこそ、忘れられないもの。未練があったり忘れられないってときにはつらいこともあるけれど、短い人生の中で、そんな人に出会えたことはずっと宝物になるはず。現在、もしくは将来の旦那さんには言えないけれど……でも、そんな過去がある女性って、きっと、とても魅力的なはずです。

 

そして、同じ「元彼が忘れられない」方の中にも、「元彼を忘れて未練を断ち切りたい」方と、「復縁するか迷っている」方がいるはず。認定心理士の脇田尚揮先生による、そんな2タイプの方に向けて使える心理テクニックをここからご紹介していきます。

 

元彼が忘れられない。未練を断ち切りたい人がするべき4つのこと


未練

■元彼の悪いところを紙に書き出してみる

未練があるとき、どうしても相手のいいところばかりに目を向けて、本来の元彼の姿をゆがめて認知してしまいがち。その認知のゆがみを修正しないと、いつまでも喪失感から逃れられません。

そこで、元彼の悪い点、ダメなところをひたすら紙に書き出してみてください。ヤーキーズ・ドットソンの法則によれば、人は何かに集中すると、同時に思考することはできません。とにかく集中して書き出してみるのです。そうすることで、書き終えた後には何とも言えない達成感・リラックスと、新たな気づきを得られるでしょう。書き出すことで、彼はそんなに大したことないと思えれば成功。目線が変わり、思い込みによるとらわれから解放されるはず。

 

■別れた相手の情報を遮断する環境をつくる

心理学においては、思い出や経験に付随する記憶を「エピソード記憶」と言います。これがなかなか厄介なもので、未練の根源とも言うべきものなのです。恋人と別れると、交際していた時のさまざまな記憶が思い起こされますよね。この記憶は、なかなか忘れることができない強固なもの。

そこで、完全に自分の中で消化できないうちは、別れた相手に関する情報を可能な限り遮断することをお勧めします。元彼の情報に接しなければ、だんだんと記憶も風化していき、時間の経過とともに関心も薄れていきます。立場上、必ず顔を合わせなければならない場合を除いて、彼に会いに行くことはもちろん、SNSで近況をチェックなどもしないようにしましょう。

 

■持ち物のランクをアップさせて、自信を身につけて

好きな相手と別れたり、振られて未練があるときの心理は、自尊心が低下している状態だと言えます。つまり、自分に自信がないコンディションだと言えます。この状況が長期間続くと、いつまでも恋の痛みから立ち直れなくなってしまいます。なぜなら、自尊心が低下していると、相対的に元彼の価値が高いように感じられるからです。

それを克服するためには、まず身につけるもののランクをアップさせてみましょう。私たちは、身につけているものも含めた持ち物すべてを「自分」と考える傾向があります。これを心理学では「拡張自我」と言います。この拡張自我を高める手っ取り早い方法が、持ち物をランクアップさせる方法。そうすることで、低下していた自尊心が回復していくはず。「まず格好から」というのは、心理学的にもあながち間違っていないのです。

 

■悲しい時こそ元気に振る舞うことの真の理由

恋に破れたからと言って、いつまでも鬱々としているのはあまりよくありません。悲しいときに大泣きするのは心の浄化作用を高めてくれますが、ずっとネガティブな感情に飲み込まれるのは避けましょう。

心理学的に、心と体には密接な関係性があるとされます。心理学者ウォルフらによって行われたトムの実験では、メンタルの持ちようが身体に大きな影響を与えていると結論づけました。そのため、ショックで気分が落ち込んで仕方がないときこそ、あえて明るく元気なフリをしてみましょう。そうすれば、無意識的に気分も上がり、がんばろうという気力が湧いてくるはずです。

 

次に「それでも忘れられない」「復縁するか悩んでいる」という方は、こちらを参考にしてみて。

本当に復縁すべき彼か見極める3つの方法


■あなたと彼との間に深い類似点があるかどうか

彼と別れるべきか否かを決める上で大切なことは、彼が本当にかけがえのない存在かどうかということです。それを測る上で重要なのが相性の問題。主に自分と似ているかどうかで考えてみましょう。

ただし、似ていると言っても「類似点の多さ」で判断してはいけません。心理学者バーンとネルソンの類似性と好意の心理実験によると、意見の類似性が高くなれば好意が増すとされました。ただし、好意と関係したのは「似ている点の深さ」であり、似ている点の多さではありませんでした。そのため、価値観や好みが深く似ていれば、相性がいい、つまり他の人で代わりがきかない存在だと言えます。もしも彼とあなたとの間に深い類似点があるようなら、手放すのはもったいないことなのかもしれません。

 

■別れた後に彼への信頼度が増しているかどうか

心理学においてはスリーパー効果というものがあり、これはうさん臭い説得でも、ある程度時間がたったらその情報と情報源が切り離され、情報の信頼度が相対的に増していくという効果です。信頼性が低い相手であれば、高い説得効果が得られるという現象です。

これとは反対に、逆スリーパー効果というものもあります。これは信頼性が高い相手に言われたことは、その場では高い説得効果を増しますが、時間の経過とともに低くなるというものです。これを復縁で考えると、別れてしばらくした後に彼の言葉を信じてしまいそうになるのなら、復縁は避けたほうがいいでしょう。例えば、もう浮気はしないからやり直そうと浮気性の彼に言われた場合、時間が経つにつれて彼は浮気しないはずという気持ちが強くなるという状態です。彼の発言に対して一種の慣れともいえる心理がはたらいているため、復縁をしてもいい結果にはならないと言えます。

 

■別れても会話があり、彼が褒めてくれるかどうか

彼と別れたあとも接点や接触があるかどうかという点もポイントになります。たいていは、別れた後に親しくすることは難しいものの、中には別れても仲良くなれるカップルもいます。この場合、復縁のハードルは比較的低いと言えます。またそこで、付き合っていたときには、それほど褒めてくれたり優しい言葉をかけてくれなかったのに、別れた後になってやたらとポジティブな言葉をかけてくれる場合は、彼があなたにまだ未練がある場合が多いでしょう。

これは心理学的には、ポジティブな感情を伴った記憶ほど思い出しやすく、ネガティブな感情を伴った記憶は思い出しにくいというポリアンナ効果が見られると言えます。あなたに対して肯定的であることの表れなので、この場合は、あなたの気持ち次第でかなり高い確率で復縁が可能でしょう。

 

★「元彼と会ったことある」女子、約7割。どうして会うことになったのか聞いてみた

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