CanCam取材班がロシア・ウラジオストクに行ってみた!〈美味しいもの編〉
CanCam2020年1月号の旅特集にて、ロシア・ウラジオストクのロケに行ってきました!
「ずいぶんマニアックな場所に行ったな~」「そもそもウラジオストクってどこ?」なんてことを編集部内でもツッコまれましたが…ウラジオストクは予想を超えて遥かに最高な場所でした! そこで、超個人的ではありますが、ウラジオストクの最高ポイントについていくつかご紹介したいと思います。
成田国際空港から2時間半のフライトで行ける!
ウラジオストクの魅力はなんといっても「近さ」。ロシアの極東の港町で、日本海に面しているウラジオストク。ロシア、というとヨーロッパだしイメージでは日本から距離あるよねと思っていたのですが、想像していたより日本からはるかに近い! 事実、飛行機の中でひと眠りしたら着いていました。最近、大手国内航空会社がウラジオストク線の新規就航(来春のようです)を発表しましたが、となるとさらに便利&身近になりますね。そして、懸念していた「寒さ」ですが、取材班が行った10月中旬は、厚めのパーカにショートコートで朝晩寒いときはヒートテックを中に着るくらいがちょうどよかったです。
イクラ、カニなど海鮮がすばらしい!!
ウラジオストクは港町で、新鮮な魚貝類を食べることができる、とガイドブックで予習はしていたのですが、これはホントの話でした。私はイクラが大好きなのですが、まず驚いたのがブリヌィwithイクラ。「ブリヌィ」とはロシア風クレープのことで、ロシアの家庭料理だそうです。こちらのお店「ウフティブリン」はブリヌィ専門店で、塩系からキャラメルやジャムなどの甘い系まで多くのメニューが揃います。イクラ好きにとっては、こぼれんばかりのイクラのビジュアルにもまずウホウホでしたが、同行スタッフからは「クレープじゃなくてご飯が合うよね」というドライな感想いただきました。が、モチモチ食感でかすかに甘いクレープ×塩っ気のあるイクラ、私的には超絶クセになる組み合わせでした。
そして、初日のロシア料理店でのディナー食べたイクラアレンジにもまた、驚かされました。それがマッシュポテトwithイクラです。このコンビ、ありそうですが日本では食べたことがない。まったりとしたマッシュポテトと、プチプチしたイクラの食感のハーモニーが最高でした。
そんでもって、イクラはここにも!ウラジオストク国際空港内にある、海産物を中心としたお土産店「ルィーブニー・オーストラバク」で自分のお土産用に、イクラを購入。500gで3,000円もしないくらいだったと記憶しています。なにせ2時間半で日本に到着するので、保冷包装にしてもらえば機内持ち込みでいけるというのが良い点。しかも500gというのは結構な量で、帰国してから1週間ずっと毎日、イクラ丼を食べ続けてもなかなか減りませんでした。こんなにイクラを思う存分食べる機会はそうそうないので、イクラ欲がたっぷり満たされ幸せな気分になりました。
調べてみると「イクラ」の語源は、ロシア語に由来するそうです。ロシア語では「魚卵」「小さく粒々のもの」を表す言葉がイクラだとか。ウラジオストクでこれ程までに、イクラを身近に感じることができるとは思いませんでした。イクラ好きのみなさん、イクラを食べるだけでもウラジオストクに行く価値は大いにありです!
取材協力/ジャパン・エア・トラベル・マーケティング