成城石井の最新おすすめエスニックグルメ4選
夏はなぜか辛いものが恋しくなりますよね! そんなときにぴったりなのが、エスニックフード! その本格エスニックフードの中でも、美味しいシンガポールフードが手軽に手に入るお店のひとつが、成城石井!
今回は、成城石井全店で、2019年8月31日(土)まで開催されているシンガポールフェアの商品を一部ご紹介。今年はシンガポール政府観光局との共同企画で、本格的ですよ。
■こだわりのシンガポールフード
成城石井といえば、こだわりの食品や、成城石井セントラルキッチンでの腕利きの料理人が手掛けた、自家製惣菜やスイーツが人気。今回のシンガポールフードの開発にあたっては、なんと原社長と成城石井セントラルキッチンの腕利きの料理人であり、エスニック料理長の勝本浩二さんがシンガポールを訪れ、試食はもちろん、厨房に入って現地料理人から直接調理方法の指導を受けたとか。
ただシンガポールフードを楽しむだけでなく、シンガポールの食文化まで深く味わえるラインナップがそろいました。
■新商品の自家製4品を試食!どんな味?
シンガポールフェアでは、自家製の惣菜やデザートの新商品8品・再販3品が登場!
このうち、新商品4品を試食した感想をお届けします。
1.「シンガポール風ソイソースチキンヌードル」
●こだわりポイント
めずらしい極細麺を、今回のフェアのためにオリジナルで開発。ソースによく絡む麺になっています。また、チキンは現地の非常に柔らかく、中まで味が染み込んだものがしっかりと再現できたそうですよ。
●試食した感想
レンジで温めると、中央のゼラチン質のソースが溶けるので、混ぜていただきます。別添えの調味料「サンバルブラチャン」(干し海老や唐辛子、にんにくなどをすりつぶしたもの)が濃厚で、エビの旨味たっぷり。細麺との相性も抜群でした。想像以上に本格的な味。本当にチキンも中まで味がしっかり染みており、一皿でエスニック気分を存分に味わうことができました。ボリュームも満点!
2.「ナシレマ(マレー風唐揚げとサンバルチリのココナッツライス)」
●こだわりポイント
完成後、シンガポール政府観光局から「おふくろの味」「シンガポールで売ってくれないか」と言われたほど、大絶賛された商品だとか。キーワードになったのはココナッツクリームで炊いたジャスミンライス。現地ではフレッシュなココナッツをキッチンで割って使うそうですが、日本ではできないため、ココナッツクリームや、ココナッツをクラッシュしたココナッツファインを加えてココナッツ感を演出しているのだそう。
●試食した感想
ココナッツジャスミンライスに豆、おきあみなどを混ぜて食べる感じが他にはなくて面白い! チキンも見た目よりずっと柔らかく、ほろほろと身がほぐれ、隠し味の黒糖が効いているのか、コク深さがあって美味しく仕上がっています。
3.「有機豆乳とココナッツの黒胡麻豆花」
●こだわりポイント
現地の豆花は、豆を煮たものが上に乗り、蜜をかけて食べるシンプルなものが多いそうですが、今回は日本風にアレンジして開発したそう。オリジナルのココナッツジャムが上にトッピングされています。ココナッツわらびもち、くるみ、さつまいもで食感と甘みのバランスをとり、クコの実を入れて健康的なところをアピールしたとか。
●試食した感想
ココナッツジャムやココナッツわらびもちは甘いですが、ベースの有機豆乳ときび糖のベースは甘さ控えめ。混ぜて食べることで全体がちょうどよい甘みになりました。食感も色々で楽しい。かなりボリュームがあるので、スイーツだけでなく朝食代わりにも良さそうです。
4.「シンガポール風パイナップルケーキ」
●こだわりポイント
コクと爽やかな酸味を再現したパイナップルケーキ。本場のパイナップルケーキはパンダンリーフというものを使用し、緑色をしていますが、日本人向けにパンダンリーフは抜いて黄色いパイナップルケーキに仕上げたそう。
●試食した感想
生地はしっとりコクがあり、パイナップルジャムやココナッツクリーム、卵、バター、黒糖で仕上げたというクリームは、濃厚でとても美味しかったです。とっても甘いメインを飾るパイナップルは、ジューシーでみずみずしく、焼き菓子とは思えない仕上がりでした。
その他、2019年8月16日~31日までの後半期間に販売される「シンガポール風ソイソースチキンライス」と「シンガポール風ワンタンミー」も気になるところ。
また新商品以外に、かつて人気を博した「シンガポール風ラクサ」「海老とオクラのシンガポール風焼ビーフン」「シンガポール風10種スパイスのチキンカレー」の3商品も再販されています。
さらに、自家製の商品以外にも、ポテトチップスやカシューナッツなど手軽に食べられるお菓子もあり、夏のちょっとしたホームパーティーにもぴったりです。
エスニックフードを存分に、おなかいっぱい味わいたい!という方は、ぜひ期間中、成城石井の店舗を訪れてみては?(西村朝子)