「捺印」って読める?社会人は読めないとちょっと恥ずかしいかも
仕事で使う言葉で、なんとなーくイメージで読んでいるけど実は正しい読み仮名がわからないものってありますよね。
たとえばメールで使う「何卒」や「添付」。お中元などにかける「熨斗」。「出納」「御中」などなど、改めて聞かれると「そういえばなんだっけ?」と思うものは多数あります。
本日はそんな漢字シリーズから出題。
「捺印」って、読めますか?
「捺印」の意味は、「印判をおすこと。また、おした印影。押印」と記されています。(小学館デジタル大辞泉より)
「押印」との違いは諸説ありますが、もともとは当用漢字の制定などにより、捺印の「捺」が当用漢字ではなかったことから、捺印に代わって「押印」が使われるようになったと言われています。(一般的な使われ方としては、署名捺印、記名押印……とセットで扱われ、そこでまた差がついていますが、『押捺』という言葉で「判などを押すこと。捺印。押印」という意味を持つなど、ほぼイコールの意味で使われていると認識していてもあまり問題ないことがほとんどです)
さて、そんな「捺印」の読み方はコチラ!
「なついん」です。
ハンコ社会の日本は「押印」「捺印」「実印」「認印」「銀行印」など、ハンコにまつわる漢字やルールが超多数。「なんでこれはシャチハタじゃだめなの?」「どこから銀行のハンコにしていいの?」「なんでサインじゃだめなの?」などなど面倒なルールもたくさんあるため、個人的には日本も早くサイン文化がもう少し浸透してほしい……と思うばかりです。
CanCam.jpの漢字クイズは毎朝6時の更新です。明日もお楽しみに!