■「見つけても指摘できない」が9割…あなたの鼻毛、大丈夫？
ビジネスシーンでは、身だしなみが重要。仕事相手からの印象を左右するため、多くの人が気を使っているかと思います。
でも……自分では気にしているつもりでも、自分だけは気づいていない「身だしなみの乱れ」って、あるものですよね。
パナソニック株式会社がビジネスパーソン男女500名に「他の人の身だしなみで気になるところ」について聞いたところ、1位は「鼻毛が出ている」（59％）、2位には「髪が乱れている」（53％）、3位には「服が汚れている」（44％）がランクインしました。
あなたも一度は「誰かの鼻毛が出てしまっている」という状態に遭遇してしまったことはあるのではないでしょうか。
そこで今回は「鼻毛」に関する調査結果をご紹介。接客業でも出ていると指摘できなかった……などの鼻毛にまつわるエピソードまで、さっそく見ていきましょう！
■鼻毛が出ているのに気づいても……9割以上は指摘できない
まず、実際に他人の鼻毛が気になった経験があるか尋ねてみると、約8割が「気になったことがある」と回答しました。
その8割の人たちに続けて「鼻毛が出ているのを指摘できたか」伺ってみると、実に92％が「他人の鼻毛に気づいたにも関わらず、指摘できなかった・しなかった経験がある」と回答。
たかが鼻毛が出ているだけではありますが、「鼻毛出てますよ」は伝えられない人が多いよう。意外にも「鼻毛を指摘すること」はデリケートな問題であると言えそうです。
■相手が誰なら「鼻毛出てるよ」って言える？
それでは、相手が誰であれば指摘することができるのでしょうか。ビジネスパーソンたちに、相手との関係別で「鼻毛が出ていることを指摘できるか」を聞いてみたところ、以下のような結果になりました！
【それぞれの相手に鼻毛が出ていることを指摘できますか？ー「できる」と答えた人の割合ー】
1位：後輩（30％）
2位：部下（28％）
3位：先輩（11％）
4位：上司（6％）
5位：外注先（4％）
6位：クライアント（3％）
1位はやはり目下の「後輩」（30％）という結果に。後輩でさえ30％です。「誰が相手でも指摘できない」と約7割（69%）の人が回答しており、「鼻毛を指摘すること」にはかなりのハードルがあることが分かります。
■鼻毛が指摘できなかったエピソード
実際に鼻毛が指摘できなかった経験を詳しく聞いてみると、あるあると共感できるエピソードから自分の鼻毛失敗話まで集まりました。まずは鼻毛が指摘できなかったときのエピソードをご紹介します！
- 「取引先の人が自社に現れたとき、雨でびしょ濡れになっていたのでタオルを差し出した。そのとき間近で顔を見たら鼻毛が伸びていて、思わず笑いそうになったが、必死にこらえた」（59歳・女性）
- 「上司との会話の最中に上司の鼻毛が出ているのに気がついた。しかし話がありがたい説教のような内容だったので、なおさら指摘しづらかった。あとで話の内容と鼻毛とのギャップに笑いが出た」（26歳・男性）
- 「接客業で遅番だったとき、朝から出勤していたスタッフの鼻毛が出ていた。そのまま接客していたんだ……と思ったが言えず……」（41歳・女性）
エピソードを伺ったところ、特に「上司の話を聞いているときに気づいてしまった」というエピソードが多く集まりました。上司の立場にいる人は特に自分の鼻毛ケアをした方がいいのかも。
また、なかには鼻毛が気になり過ぎて、話に集中できなくなってしまった人もいるようです……。ただ、ちょっとこれは共感できる人も多いのでは。鼻毛に気づいたら、鼻とその人の目を見て話は聞けなくなりますよね。
さて、続いて自分の鼻毛で失敗したエピソードをご紹介します！
- 「仕事が終わって家に帰り、鏡を見て鼻毛が出ているのに気づいた。多分取引先の担当者は気づいていたと思う」（49歳・男性）
- 「転職初日に全員の前で挨拶をして、30分ほど仕事をした後ロッカーの鏡で自分の顔を見たら、鼻毛がめっちゃめちゃ出ていた」（46歳・女性）
自分の鼻毛で失敗したエピソードを伺ってみると、アンケートの結果通り「指摘された」経験のエピソードはほとんどなく、上記のように「後から自分で気づいた」というエピソードが多く寄せられました。このことからも、鼻毛の指摘しにくさがうかがえますね！
さて、このことを念頭に鏡を見たら、もしかしたら今まで気づいていなかったあなたの鼻毛を発見してしまうかも……。次の鼻毛チェックは、いつもより念入りに！（かすみ まりな）
情報提供元／パナソニック株式会社
