夏は、厚さを吹き飛ばす激辛グルメを無性に食べたくなりますよね。ただし、激辛グルメと言っても辛みの種類は様々です。定番の唐辛子やガーリックに加え、今は山椒や花椒なども話題になることが増えているそうです。
そんな中で、株式会社リクルートライフスタイルの「ホットペッパーグルメ外食総研」が男女・年代別に人気のある”辛み”は何かを調査。今回はその結果をご紹介します。
【好きな辛みランキング】
全世代で最も支持の高かった”辛み”の種類とは一体…?
■1位:「唐辛子」77.4%
辛い料理が好きな人に好きな辛みを聞いたところ、1位は「唐辛子」(77.4%)で、多くの性年代で1位を獲得しました。やはり王道の”ピリ辛系”に代表される唐辛子が人気だということがわかりました。唐辛子は赤くて、見た目から辛そうですよね。
■7位:「山椒・花椒」51.4%に注目!
「麻婆豆腐」で使われる花椒を含む「山椒・花椒」を選んだ人は51.4%で、特に30代前半の男性と50代前半の女性から”シビレ系”の人気が高い結果となっています。
また、この1年で2割弱の人が「山椒・花椒を食べる機会が増えた」と回答。「麻婆豆腐」人気で専門店も登場する中、「花椒」自体の知名度も上がってきていると考えられます。
そんな「花椒」の”シビレ”を求める「マー活」が注目されています。…「マー活」って何なの!?
■「花椒」の”シビレ”を求める「マー活」とは?
今、唐辛子とは一味違った辛さが魅力の「シビレる」味覚に注目が集まっています。その代表が山椒、花椒なんです。山椒は、日本料理のウナギを中心に、上品な風味として使われてきた調味料ですが、昨今、四川の調味料である花椒を豪快に使った激辛料理が人気急増中です。
四川では「マー」と呼ばれている花椒。このシビレ系の刺激を求めて、花椒の入った料理を食べ歩く「マー活」ブームが到来しているそうです。
引き続き、辛党をうならせるメニューが続々と登場しそうな2018年。唐辛子に代表される”ピリ辛系”と山椒・花椒の”シビレ系”の激辛対決も楽しみですね。猛暑が続く昨今、またストレスの多い現代社会において、刺激を求める激辛グルメブームはさらに加速しそうです!(齋藤有紗)