暑い日が続きますね! みなさん夏バテで「なんとなく食欲がわかない……」なんてこと、ありませんか?
お腹はすいているけど食べたいものが浮かばない、今日の献立は何にしようと思うこともあると思います。そんなときは周りが何を食べているかを知るのが一番!
ということで今回は、株式会社インテージが1年365日を通じて食卓データを収集している『キッチンダイアリー』から、20~59 歳の男女1600人に調査した「夏の食卓、東西ランキング」の結果をご紹介します!
■夏の食卓、東vs西ランキング!
【東】
1位:冷奴 43.7%
2位:そうめん・冷麦 22.5%
3位:ゆで豆(枝豆、そら豆など) 22.3%
4位:野菜のぬか漬け 19.3%
5位:冷やし中華 13.6%
6位:そば(冷) 12.7%
7位:酢の物 12.6%
8位:うどん(冷) 11.4%
9位:焼きナス 6.0%
10位:冷しゃぶ 5.9%
【西】
1位:冷奴 45.8%
2位:そうめん・冷麦 25.9%
3位:酢の物 18.3%
4位:野菜のぬか漬け 17.2%
5位:うどん(冷) 11.0%
6位:ゆで豆(枝豆、そら豆など) 10.9%
7位:そば(冷) 10.4%
8位:冷やし中華 7.6%
9位:冷しゃぶ 6.9%
10位:卵豆腐 6.5%
京浜エリアと京阪神エリアの食卓登場メニューを調査したところ、東西両方とも1位は「冷奴」、2位は「そうめん・冷麦」という結果になりました。どちらも「とうふを切って薬味や調味料をかけるだけ!」「ゆでるだけ!(ゆでるのは暑いけど……)」と、作るのも簡単で、暑くてやる気が出にくい夏場のメニューとして欠かせないものですよね。
また、数値はそこまで変わらないものの、東は「そば>うどん」で、西は「うどん>そば」と逆転しているのも面白い傾向。うどんは西のほうがよく食べられている印象がありますものね。
そして「ゆで豆(枝豆、そら豆など)」や「冷やし中華」は東の方が西よりも約2倍食卓によくのぼっていることが判明。一方、「酢の物」や「卵豆腐」などは、西の方が東より圧倒的に割合が高いことが分かりました。
ちなみにこの「冷やし中華」、調査によると、日本国内すべてのエリアで「冷やし中華」と呼ばれている割合が多いですが、若干地方によって呼び方が異なるそう。顕著なものとしては、北海道では「冷やしラーメン」と呼ぶ人が34.9%、京阪神では「冷麺」と呼ぶ人が25.8%もいる結果に。
京阪神では冷やし中華を「冷麺」と呼ぶのであれば、いわゆる「冷麺」はいったいなんと呼ぶのか、とさらに聞いてみたところ、「冷麺」と呼ぶ人が74.4%、「冷やし中華」と呼ぶ人が9.7%という結果に。逆転していたり、どちらも「冷麺」であったり……いやはや、私たちが「当たり前」だと思っていることが、実は意外と「当たり前じゃない」ことって、かなりありそうです。
もしあなたの周囲にさまざまな地方出身の方がいたら、「これってどう呼んでた?」と聞いてみると、意外な違いが出てくるかも。是非話題のタネにしてみてくださいね♪ (こぐれみき)
情報提供元/インテージ
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