皆さん大掃除の進み具合いかがですか？
私は12月中旬くらいから「明日やろう！」と毎日言い続けている間にクリスマスを通過してしまいました。明日やろうだと永遠にやらないんですよね。今日こそやります。
さて、やるまでも腰が重く、やり始めてからも何かと誘惑が多い「大掃除」。
特に「よし、いらないものを捨てるぞー！」と整理を始めると、たいてい何かしらの「つい見てしまうもの」「懐かしいもの」「捨てようかどうか見てから判別しようと思ってしまったせいでうっかり数時間が経過するもの」を発見してしまいますよね。身に覚えはありませんか？
というわけで本日は、SUUMOが男女416名に調査した「これを見たせいで大掃除が止まったもの」ランキングをご紹介します！
■あるある！これを見たせいで大掃除が止まったものランキング
1位 昔の写真（卒業アルバム・家族のアルバム除く） 20.7％
2位 マンガ 16.8％
3位 家族のアルバム 13.5％
4位 過去の手紙や年賀状 13.2％
5位 卒業アルバム 10.6％
6位 昔使っていた携帯電話 4.6％
7位 卒業文集 4.1％
8位 子どもの工作 2.4％
9位 昔のテスト答案用紙 1.4％
10位 交換日記 1.2％
「あ～～～…………！！！！！」という声が聞こえてきそうなランキングですね。
ひとつも身に覚えのないという方はなかなかいないのではないでしょうか。
1位は「昔の写真」。自分の若かりし頃の写真がどこからともなく出てきて、永遠に見続けてしまい、「そういえばあの頃の写真はどこにあるかな？」と探し始め、さまざまなところから写真を引っ張り出して、はっと気づいたら大掃除が何も進んでいない（下手したら掃除を開始したときより散らかっている）部屋で時間ばかりが経過して呆然とするのです。
思い出はスマホのアルバムやSNSにぎゅっと詰まっている時代、もしかしたらこれからこの「写真」の順位はどんどん下がっていくのかも。
2位はマンガ。「捨てようと思って、一応中身を確認したら見始めることが多い」「ちょっとめくったらもう終わり」など、大変な大掃除の現実逃避になりうるアイテムです。
中を開いてはいけません。「どんな話だっけ？」と思う時点で、もうおそらく何年も読み返していないのだから、きっとこれからも読み返すことはないのです。思い入れのあるマンガやもう絶版になっているものなら別ですが、そうではないなら思い切って売ってしまうのもひとつの手です。もしもう一回欲しくなったら、もう一度買いましょう。でも一度処分したものを買い戻したことはないです（経験上）。
3位は「家族のアルバム」。もう親になっている方は子どもの小さい頃の写真を見てなつかしくなる人もいれば、自分が子供の頃の家族旅行の写真を見て思い出にひたる人も……。いずれにしても「あの頃はかわいかったな」なんてしみじみ。
4位は僅差で「過去の手紙や年賀状」！ マンガ同様処分するつもりが読みふけってしまうパターン多数です。しかもこれって一度処分したらもう二度と取り戻せないので、迷っちゃいますよね……。そこまで収納を圧迫しているわけではなければとっておいてもよさそう（でも、読み返すかはわからない）。
「あ～あの人元気かな～」と思い出をめぐらせる卒業アルバム、今使っているスマホよりずっと画質の低い写メがたっぷり入っている昔の携帯、当時の友達とのやりとりがリアルタイムで詰め込まれている交換日記……マンガを除けばTOP10のものはほとんど「思い出」にまつわるものです。それゆえにどれもなかなか捨てるに捨てられず、まさに大掃除のタイミングで毎回遭遇してはしまって、そしてまた未来の大掃除のタイミングで再会……というパターンを永遠に繰り返すのです。
「大掃除を早く終わらせたい！」という皆さん、今年はこの10個のものを見かけても絶対に見返してはいけません。見るなら、大掃除を終えてから！ すっきりした綺麗な部屋で新年を迎えられるよう頑張りましょう。私も頑張ります。（後藤香織）
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