「○○ちゃんって真面目だよね。A型っぽい」「すごく大ざっぱだね。O型?」なんて、とにかく女子は、4つの血液型で人を区別したがります。かくいう私も例にもれず、「自分はB型だからこんな人間なのだ……」と心のどこかで思っている節は否めず。
実はそれぞれの「血液型」の得意パターンに合わせた美容法があるという話。
思い出してみてください。友達との旅行で、洗顔の仕方から化粧品の品数、お手入れにかける時間まで、「自分と違う!」と思ったことありませんか?
『Oggi』2月では、美容ジャーナリスト齋藤薫さん監修で、それぞれの血液型に合わせたベストな美容法を提案。齋藤さんいわく、「美容は本来、人に見せないもの。しかも女の価値観や人生観と不思議にリンクする。だから、美容行動には深いところで血液型が影響してくるのだ」とのこと。さらに「でも美容においては、どの血液型も良い面と悪い面を併せ持っている」のだとか。つまり、“自分の性分(血液型)”に合った「理想の美容」があり、それこそがきれいへの近道になる、ということ!
<A型>
まじめに継続!がきれいへの近道、 を信条に、たまには大胆な美容もトライ!
まず、コスメフリークがいちばん多いのは、このA型だろう。それも化粧品の効果を信じ、“継続こそきれいの母なり”と信じているから。美容においては理想的な人々だが、逆境やアクシデントに弱いのが特徴。ストレスを日々少しずつ溜めていることに気づかず、たまにドンと落ち込むタイプ。だから、人生も肌も時にはリズムが崩れることがあると心得て、ま、いいかと気楽に乗り切ること。そもそもA型は、持ち前の平衡感覚や保守的な感性などにより、美人が多い血液型とも言える。そういう特性をまっすぐ伸ばすとともに、ときどき思い切って大胆な挑戦もしてみてほしい。自分が本当は、どこまできれになれるのか? その限界をのぞいてみるのも美容なのだ。
<AB型>
“オフィスで光るきれいな自分”を作るために、 巧みな美容テクで変身!
“天才肌”と言われるように、美容も巧み。がむしゃらに見えないのに、突然、驚くほどきれいになる離れ業をやってのける。工夫や応用が得意だから、お金と時間をかけずに確実にきれいになれるはず。しかし冷静に見える反面、“自分がどう見えるか”を優先するから、ちょっとアンバランスな一面も。実はストレスも多いのがAB型と言うけれど、自分のストレスの原因をわかっていて、それを肌トラブルなどに変えないようコントロールする能力にも優れているから、大事にいたらない。何より人目を意識する性分だから、常にきれいを保っている。美容においても二面性が目立つけど、ある意味いちばん優等生。
<B型>
要領よく、マイペースで続けられる 美容プラン考案が得意!
よく言われるように、美容に対しても気まぐれでマイペース。やるときは夢中でやるのに、やらないときは全然やらない……当然、きれいにもムラがあり、大きなトラブルも抱え込みやすいが、逆を言うなら、化粧品の効き目もコンスタントなお手入れの大切さもよく知っている人。そして要領もよく、器用なタイプでもあるので、トラブルを切り抜けるのも、自分をきれいに見せるのも、とても上手な人たちなのだ。束縛を嫌うのと同様に、ルールを守るのは苦手だけれど、そこは要領でかわせるはずだ。ただ“独自の美容法”を過信するあまり、間違った方法を長年続けて損をしているきらいも。こういうタイプは、美容において几帳面さや素直さを身につけることが、まずひとつの課題だろう。
<O型>
大らかに、淡々とケアをこなして “バランスのいいきれい”をキープ
とにかく大ざっぱな性格を指摘されるが、美容においては、淡々と必要なことをこなしているはず。きれいに執着せず、美容をこねくりまわさないぶん、バランスのいいきれいを保てるタイプだ。でも大らかさと思い込みが災いし、細かく情報を追うことを面倒がる傾向も。同時に「私はこれでいいの!」という自我が強すぎて、時代の波に乗り遅れたりもしがち。きれいになることに対し、もう少し緊張感と柔軟性の両方を持つべきかもしれない。またO型は、一見ストレスに強そうに見えるだけに、逆に知らないうちにストレスを溜めているタイプ。トラブルの原因がストレスであることに気づかずに、悪化させたりもする。毎日のストレスを、毎日ちゃんと取り払う方法を見つけておこう。
たかが血液型、されど血液型。読んで思い当たることがあった方は、これからのスキンケアは、この“血液型別美容法”ぜひ参考に。(さとうのりこ)
(『Oggi』2014年2月号)
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