楽しい夏のイベント・アウトドアにはつきものの、「蚊」。屋外でも屋内でも出てくるし、刺されると腫れたりなかなかかゆみが収まらなかったりと、かなり厄介者です。。
花火大会・フェス・ビーチ・ビアガーデン……夏の楽しいイベントには必ずといっていいほど姿を現す「蚊」。せっかくの夏の思い出作りなので、蚊に刺されることを気にせず思いっきり楽しみたいですよね!
そこで今回は、「蚊」にまつわる噂のウソホントについて解明していきたいと思います。
お話をうかがったのは、「アースノーマット」や「サラテクト」など、数々の蚊対策グッズを発売しているアース製薬の営業企画課課長、岡田将太郎さんと、蚊に刺されたときの強い味方「ポケムヒS」の池田模範堂研究所・くすり情報室係長の永松卓也さんに、蚊にまつわる噂の真相を聞いてみました。
◆蚊にまつわるウソホント
Q.汗をよくかく人、体温が高い人は蚊に刺されやすい?
A.ホント!
「蚊は、人の汗や体温、二酸化炭素などに反応して寄ってきます。そのため、汗をかきやすい人や体温が高い人、運動直後の人などは刺されやすい傾向にあります。」(アース製薬・岡田将太郎さん)
Q.3階以上は蚊が出ないって本当?
A.だいたいホント!
「2階に上がっただけで、1階に比べて蚊が出る確率は格段に下がります。野外だと、2階以上の高さでは蚊は出ません。ただし、風で運ばれる・エレベーターに乗る・荷物や宅配便などに付着していた…など、「うっかり上の階に行ってしまう」ことはあるので、3階以上でも蚊が出る可能性はあります」(アース製薬・岡田将太郎さん)
Q.O型は刺されやすい?
A.なんとも言えない!
「ある大学の研究室でどの血液型が刺されやすいかという調査をされたことがあります。その結果では、O型が一番よく刺され、A型が一番刺されなかったとのことです。数値的にはO型はA型の1.7倍も刺されたということで、この調査結果については学会発表までされたそうですが、残念ながら定説にはなってないようです」(池田模範堂研究所・永松卓也さん)
Q.お酒を飲むと刺されやすい?
A.ホント!
「蚊は、人の体から発散される炭酸ガスを感知して人に寄って来ます。ということから代謝が活発な子供の方が大人よりも刺されやすいと言われています。もちろん代謝が活発な大人が居れば、蚊はそっちの方に寄って行きますが、特にお酒を飲んだ人はアルコールで代謝が活発になりますので、酔っ払って夜の公園に寝そべっているとたちまち蚊の餌食になりますからご注意を!」(池田模範堂研究所・永松卓也さん)
Q.蚊は夕方に活発化するって本当?
A.ホント!
「人を刺す蚊として日本で代表的な蚊は、ヒトスジシマカとアカイエカですが、蚊にもバイオリズムがあることが明らかになっており、ヒトスジシマカは夕暮れ時に、アカイエカは日没から2時間後ぐらいに行動が一番活発化することが知られております」(池田模範堂研究所・永松卓也さん)
まだまだ、夏も真っ盛り。日焼け対策、暑さ対策のほかに忘れてはならないのが「虫刺され対策」です。蚊に刺された跡のシミや傷が目立ってしまうのはとても残念ですよね。そうならないように、しっかりと虫刺され予防をしておきましょうね。(もん)
★アース製薬 公式サイト http://www.earth-chem.co.jp/
★ポケムヒS ブランドサイト http://www.pocketmuhi-cpn.jp/
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