最近暑い夜が続きますよね。そんな日はついついエアコンに頼ってしまいがちですが、それでもなかなか寝つけないことや、翌日体調が悪くなったということ、ありませんか?
ダイキン工業株式会社が「夏の寝室でのエアコンの使い方」に関して20代~70代の男女1,000人を対象に調査。
他の人はどんな風に夜を過ごしているのか? どのようにエアコンを使ったら快適に過ごせるのか? プロとメーカー直伝のエアコンの使い方について、早速見てみましょう!
◆夏の夜「暑さで寝苦しい」人が6割以上
夏の夜、一般的には快適に寝られているのでしょうか?
暑さから「なかなか寝つけない」人(63.1%)、「夜中に途中で起きてしまう」人(61.2%)が共に6割以上!
やはりエアコンを使っても、ぐっすり眠ることが出来ている人は少ないようです。
◆どんなエアコンの使い方でも、みんな寝苦しい!?
続いて、他の人はどんなエアコンの設定にしているのでしょうか?
「一晩中つけっぱなし」派(23.5%)、「タイマー使用」派(53.1%)で、タイマー使用派が一晩中つけっぱなし派のほぼ2倍!
しかし、エアコンの使い方ごとに更に調査を続けたところ、過半数以上の人が「暑くて寝苦しい」経験をしているようです。
特に主流のタイマー派は、「暑くてなかなか寝つけない」(65.9%)、「暑くて夜中に起きてしまう」(64.0%)と、タイマー使用は快眠には結びついていないという結果が出ています。
◆じゃあ結局、エアコンをどう使えばいいの!?
では、夏の夜にぐっすり眠るためには、どうすればいいのでしょう?
睡眠とエアコンの使い方の関係について詳しい、奈良女子大学の久保博子教授は以下のように述べています。
梅雨時から夏場にかけて、湿度(しつど)は非常に高くなり、室内でも時には80%ぐらいになることもあります。こうなると、汗がなかなか乾かず、不快感とともに体温調整も上手くいかず寝つきが悪くなるということにつながります。汗がべたべたと不快でないようにするめには、湿度(しつど)を50%程度より低くするのがよいでしょう。
一方、室温は低すぎると血管が収縮して放熱出来ず逆によく眠れないため、夏の薄い半袖半ズボンなどの寝衣とタオルケット程度の少ない寝具では26℃~28℃ぐらいの温度がちょうどいいそうです。
また、エアコンを使った翌日は体調が悪くなった人も多いのでは?調査では半数の人が次の日にだるさを感じたことがあるそうです。
原因は体の冷え。エアコンで室温が低下しすぎたり、冷たい風が直接体にあたって冷えてしまったのです。
これを防ぐためにも、室温を低くしすぎず、湿度(しつど)コントロールを上手に行うことは重要!
◆おすすめのエアコン設定はこれだ!
設定温度は28度以上に設定し、除湿運転で湿度(しつど)設定を50~60%に下げるのがオススメ。
体温を冷やしすぎずに体感温度だけが下がり、入眠直後の汗もしっかり乾かすことができるため、眠りやすい環境になります。
※エアコンの機種によっては、「湿度(しつど) 50~60%」という設定ができない場合もあります。
でも、一晩中つけっぱなしは気になるし…という人は、切りタイマーを3時間に設定することで深い睡眠を確保できます。汗の量が多くなる就寝直後にタイマー運転で部屋を冷やすことで、汗を乾かすことができます。90分で1周期と言われている平均的な睡眠周期も、タイマー設定で快適に2周期確保!
いかがでしたでしょうか?エアコンの設定を上手に使いこなして、快適に夏の夜を過ごしましょう♪(薄井大輔)
情報提供元:ダイキン工業株式会社
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