11月7日、AKB48の柏木由紀さんが横浜アリーナで行った三度目のソロライブ『寝ても覚めてもゆきりんワールド～もっと夢中にさせちゃうぞっ♡～』レポートの2回目です。1曲めからウエディングドレス姿で登場し、1万人を熱狂させ続けた柏木由紀さん、通称ゆきりん。登場の神々しさから3曲めの『フライングゲット』の完璧な流れまで私は感動して泣き続け、まんまと寝ても覚めてもゆきりんワールドの住人になってまいりましたので、誠に僭越ながら文中でもゆきりんと呼ばせてください。
第1回：【柏木由紀その1】超速報！1万人熱狂の横アリライブ、ウエディングドレスで登場！
さて、7曲めの『涙に沈む太陽』を終え、ようやくMCへ。そこでは登場時の裏話も。
「上からブランコで降りてきたんですけど、横浜アリーナであの高さから歌いながら降りてきたのって、初めてなんですって！」
けれど、やるからにはやりきりたかった、と力強い言葉の後、こう続けます。「きっと私のファンではなくて、ムリヤリ連れてこられている方もいると思うんですけど（笑）、でも、今ファンの方はもちろん、初めてAKB関連のライブ、そして私のソロライブに来たという方を、必ずゆきりんワールドの住人にして帰ります！」と改めて決意を見せました。そして、MCの終わりにゆきりんがアコースティックギターを持つと、歓声！
「次は、（ペンライトの色が）青かなっ」とゆきりんが言うと、それまで思い思いの色を使っていたファンが、一斉にペンライトの色を青に変え（ライブオリジナルペンライトは1本で様々な色に変えられるすぐれもの。買えば良かった……！）、会場が青一色に。
その美しい風景の中、初披露の弾き語りで歌うのは、自身が属するAKB発3人組ユニット、フレンチ・キスの『Rainy day』。柏木さんの高く澄んだ歌声と、初披露とは思えないギターの音色でしっとりと魅せると、再びVTRが流れる。VTRの最後、何やらゆきりんが指揮の手つきをした……。
すると、ステージに現れたのは、なんと総勢60名ものオーケストラ！
豪勢な演奏をバックに現れたのは、後ろのレースの重なりが美しい赤いドレスを着たゆきりん。自然と、会場のペンライトも赤一色に染まります。オーケストラの演奏で歌うのは、1stシングル『ショートケーキ』。再びゴンドラに乗りながら会場中央のセンターステージへ移動し、しっとりと聞かせる『沈黙』。
それに続くのは、まさに柏木由紀のために秋元康プロデューサーが心を込めて書いた名曲『火山灰』。柏木由紀本人が作詞したのでは、という説も当初出たほどに、生まれ育った鹿児島県から上京し、夢とともに日々生きる彼女のリアルな想いに寄り添った曲を、会場の奥のスタンド席にほど近いところまで高いゴンドラでまわりながら、優しい歌声で歌い上げました。
曲が終わっても冒頭に続き私の涙が止まらないまま、再びVTRが流れ始めます。それは、ファンとゆきりんのこれまでの想い出が詰まった映像。握手会やハイタッチ会、各種イベント、そして総選挙のときのコメント。そのVTRの後に歌うのは、今回の『Birthday wedding』のカップリング曲であり、自身が初めて作詞を手掛けた『あなたと私』。白いワンピースに衣装をチェンジして出てきたゆきりん、本当に白がよく似合う。
その後のMCでは、初の作詞に込められた想いが語られました。
「ずっと口だけで作詞やるやるって言っていて。いざ、どういう歌詞を書こうかな、というときに、自分が初めて歌に言葉を乗せるなら、ファンの皆さんへの気持ちや決意を曲にしたいな、と思って書いたんです」
その後に、横浜アリーナでのソロライブということもあり、やはり不安で仕方なかったけれど、降りてきたときにファンの皆さんの笑顔と同時に「ゆきりん大丈夫かな？」という保護者的な目線を感じた、と感謝を述べました。
さて、ここで第3回に続きます。これほど盛りだくさんな内容なのに、実はまだセットリスト全体の半分も行っていません！（後藤香織）
次回： 【柏木由紀その3】セットリストは自分で考えた！クライマックスは投げキッス！
柏木由紀公式サイト：http://yukiring.jp/
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