「ちょっとひと言いいかしら?」
歯に衣着せぬ直言でおなじみのデヴィ夫人だが、世界の男たちから最もモテた日本女性だったことを知る者は、意外に少ないのでは?
「昨今ではね、わたくしのこと、子供たちはもちろん大人でも外国人だと思っている人も多いのよ」と、ご本人が語るとおり、デヴィ夫人は旧姓を根本七保子と言う。正真正銘、東京育ちの大和撫子だ。テレビで観るゴージャスなたたずまいに、「どれだけお嬢様なの?」との念を抱いてしまうが、夫人の幼少期は、病身の母と弟と三人で暮らす、まさに赤貧を絵に描いた暮らしぶりだったという。その「根本七保子」が今日の「デヴィ夫人」に至るまでの壮絶な人生は、自著『デヴィ・スカルノ回想記』(草思社刊)に譲ることとして、とにもかくにも若かりし日の美貌をとくとご覧あれ。
どうですか! めちゃくちゃかわいいじゃありませんか! 嗚呼、七保子ちゃん!
そしてそして、『MEN’S Precious』秋号に掲載されている、当時とまったく同じポーズで撮り下ろされた写真を見てみると……、
あれれ? あまり変わっていない!! 古希を超えたとは信じられませんね。ホント。
恐るべし七保子ちゃん! もとい、デヴィ夫人!(ナスターシャ澄子)