少しでもキレイに見せるためにしているはずの「メイク」。
しかし、それが逆効果となってしまい「えっ」と引いてしまうメイク……街で、もしくは大きな声では言えないけれど友人がそういうメイクをしていること、ありますよね？
こういうやたら濃いのとか。
年齢と合っていない、濃すぎる、明らかになにかが一昔前……などなど、たった数ミリの違いが大違いなメイク。
そんな、思わずダメ出ししたくなるメイクの数々を、Woman Insight編集部が20～30代女性に調査しました。その結果を発表します。
◆若けりゃかわいい、JKJDメイクを引きずっているアラサー
「涙袋をラメですごくキラキラさせる。若い子とか、せめてパーティとかならかわいいけど、通勤っぽい服でアラサーがやっていたりすると、なんか変な人が多い」
「高校生からの友人で、高校当時からずっとマスカラつけすぎで、束感まつげを通り越してひじきまつげの人がいる。年を重ねるにつれてさらに似合わなくなっている」
「ふんわりまあるく入れたかわいいピンクのチークが明らかに似合っていない」
これ、結構やりがちな人多いのではないでしょうか。
むしろ、女子高生や女子大生で時間があった頃にメイクを研究しまくり、今のメイクはその遺産……でも、なんだかどんどん顔に合わなくなってきている。かといって美容雑誌を見ながら年相応っぽくメイクを薄くしてみると「顔が薄い……？」と、結局濃くしてしまう……。一時期「これが自分に絶対似合うメイク！」と思っていたはずのメイクが変わってしまうのは、仕方ないこと。昔似合った服が今は似合わないのと同じです。顔に違和感を感じたら、即研究し直しましょう。
◆あまりにも目の形と合ってないアイライン
「かなり目のラインをオーバーした囲みアイラインを描いている知人。まるでヤマンバ」
「5mmくらいの太さのアイラインを書いている人。目を大きく見せたいらしいけど逆に小さく見えるし、目を閉じると目も当てられない仕上がり」
これはわりと10代～20代前半に多いのではないでしょうか。確かになんとなく遠めのところから見ると目が大きく見えるけれど、近づくとあちゃー、な、接近戦不可メイク……。若いうちは若さでなんとか突き通せるとして、アラサーになったら即危険信号です。
◆ひと昔前から抜け出せない
「眉毛が90年代。カックンとした細眉＝最高から抜け出せていない人」
「濃いチーク、濃いリップ、濃いアイシャドウ、の3点セットだと顔が暑苦しい」
「リップの色がなんか古い……変なピンク」
「ファンデを仮面みたいに厚塗りしていて素肌感ゼロ」
JKJD時代のメイクともまた違う軍団です。今の肌は素肌が透けるような感じで、眉毛もナチュラル、色もそこまで使いすぎないと、「抜け感」メイクが一世風靡する中、「とにかく塗る！ 重ねる！ 元を活かさない！」メイクは、なんだか変。
◆ハイライトっていうか、ツヤっていうか、テカり
「たぶんツヤ肌を目指しているんだと思うけど、仕上げが雑なのかテカッてるようにしか見えない」
「ハイライトを駆使しているつもりの友人。ハイライターが安いのか入れ方がヘタなのか、変なところがいつも光っている」
これもいるいる、あるある。部屋でメイクしたときは問題なくキレイに見えたのかもしれないけれど、太陽の下で見ると、「……あれ……光りすぎ……？」なパターン。しかし太陽の下で自分の顔を鏡でまじまじと見ることはないため、他人から見たら変なのに、自分では気づかない……そんなパターンです。一度太陽の下でチェックしてみましょう。
どれもそこそこ「あぁ、見たことある……」メイク。もしかしたらあなたも気づかぬうちにやってしまっているかも……？ 人の振り見て我が振り直せ。無意識にダメメイクになっていないか、あらゆる観点からチェックしてみましょう。（後藤香織）
【あわせて読みたい】
※永遠の美人顔はこう作る。人気ヘアメイク河北裕介氏が語る、メイクの絶対理論
※マジか！一周回って「バブル風メイク」が「今年っぽい」らしい
