8月31日。世にいうところの夏休み最終日ですね。夏休みとは縁遠くなってから早10数年。あんなに長く休めていた頃が自分にもあったなんて信じられません。
しかし、大人になって休みは短くなりましたが、連休最終日の憂鬱感は変わらず……絶望しかありません。「あーこのまま仕事辞めたい」なんてつい口にだしてつぶやいてしまったりします。
そう、仕事ってたまに無性に辞めたいときありますよね? ありませんか? 私はあります。
ということで20代~40代の女子に「もうこの仕事辞めたいと思う瞬間」について聞いてみました。皆さんの回答すべて分かりすぎて逆に励まされます!
Q.「仕事辞めたい」と思う瞬間ってどんなときですか?
第3位 休めない……20%
・連休は皆無。好きなときに休めず、就職以来2泊以上の旅行に行ったことがありません。遠方に住む親友の結婚式に出れなかったときに「何やってるのかな」と虚しくなりました。(28歳・看護師)
・とにかく休めない。シフト制の仕事なのはしょうがないけど人手不足で7連勤からの1休からの9連勤とかざらなので、このままだといつか過労死すると本気で思っています。(33歳・マンションコンシェルジュ)
・有給休暇なはずなのに使うとボーナスが減らされるという謎制度のおかげでとても休みにくいから。(29歳・会社員)
第3位は休めないでした! みなさん切実です。身も心も疲れ切っています。仕事で疲れ切った体を休めることができず、結果、さらに心も疲れていくという……いや、本当に心からお疲れ様です。
一言に「休めない」と言っても、物理的に全然休めないという意見と、休む権利があるはずなのに休みづらいという意見、2種類に分かれる結果に。どちらにせよ、仕事と休暇はセットでお願いします! 仕事とお休みのバランスが健やかに働き続ける秘訣ですよね。
2位 人間関係がツライ……33%
・仕事に対して無責任な人が多すぎる。注意やフォローしても、「すみません」や「ありがとうございます」をないのでだんだん諦めていく。礼儀も敬意もない人たちと一緒に働けない……。(34歳・会社員)
・現在の仕事のクライアントが生理的に合わなすぎて、その人と会う日は体調不良になるレベル。会わなくてすむなら今までのキャリアを捨てていいとさえ思っています。(30歳・会社員)
・職場に尊敬できる上司も先輩もいない。それどころか日々軽蔑するようなことしか起こらない。目指す目標がないと働くモチベーションもわきません。(24歳・会社員)
仕事は人間関係次第で楽しくも苦しくもなる……! というのが如実に現れた結果です。どんなに楽しくてやりがいがある仕事でも、人間関係が最悪だと、全てがゼロどころかマイナスになるので不思議ですよね。
そして、気になる1位は意外な? 理由となりました。
1位 飽きた……41%
・私の仕事は外に出たりすることが皆無なので、毎日同じ場所にほぼ12時間拘束されます。もすすぐそんな日々も10年目。私は一生ここにいるのかと考えたときに、ゾッとしました。(28歳・歯科助手)
・仕事は毎日楽しいのに、最近「飽きたな」「もっと楽しいことあるんじゃないかな」と思うことが多い。30前後で転職する人が多いのはこういうこと?(30歳・会社員)
・毎日同じ時間に出勤して、だいたい同じ時間に退勤して……という繰り返しが退屈だなと思ったときに辞めたいなと思いました。(33歳・会社員)
なんとなく1位は金銭的な理由かなと思っていたのですが、それは4位! 1位はなんと「飽きた」でした。特にアラサーまわり、28~34歳くらいの女子の皆さんは現在の仕事に対してマンネリを感じているようです。特に新卒から働きはじめた人は転職を考えたり、本気で環境を変えようと思っている人が多い!
でも、私もアラサーですがその気持ち本当によく分かります。飽きたのはもちろん「転職するなら今が最後のチャンスなのでは?」と思い始めるのも要因のひとつみたいですね。
そのほか、4位は「給料などお金のこと」、5位は「現在の仕事内容が好きではない」でした。
少数意見としては、「社内不倫がバレたとき」(35歳・会社員)や、「給湯室にゴキブリがでたとき」(25歳・会社員)、「喫煙ブースが撤去され、会社社内がすべて禁煙。喫煙は外階段とお達しがあった瞬間」(37歳・会社員)などがありました。
みんなが納得の切実なものから、その人にしか分からない個人の事情まで……会社を辞めたい瞬間は様々、人それぞれですが、誰しもが1回は思ったことのある、当たり前の感情であることは確かのようです。(みつ子)
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