雨のジメジメ、日差しのジリジリで、髪をまとめる機会が増えている人も多いのでは? ついついゴム1本でささっとまとめがちだけど、それじゃ味気ない。簡単だけど、大人の女性に似合う“こなれた”雰囲気に仕上がるまとめ髪が知りたい!
そこで、以前、5分でできる簡単でおしゃれな「ローポニーテール」を教えてくれた、ヘアアクセサリーブランド「France Luxe(フランスラックス)」PRマネージャーの西村カナコさん(Instagram:@CANAKO_FRANCELUXE)に、大人シックな夏のヘアアレンジを教えていただきました。
2つとも“シニョン”の応用で、計算しつくされたルーズ感は、まさに大人の女性におすすめ♡
まずは、襟付きシャツや首元にストールを巻くスタイルに合わせたい、“ざっくりシニョン”から!
■ざっくりシニョン
(1)手ぐしでポニーテールをつくり、ゴムでひとつに結びます。結ぶ位置は、耳上あたりを目安に。
(2)毛束を2つにわけます。わけたうちのひとつをさらに2つにわけ、ねじり編み(2束をそれぞれねじりながら合わせ、ひとつの束にします)して、細いゴムで結びます。残りのひと束も同様に。
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(3)(2)でつくった束のひとつを根元のゴムに巻きつけて、ところどころピンで留めます。
(4)もうひとつの束も同様に。ピンで留めた後、まとめた髪+トップの髪のところどころを引っ張り、こなれ感と抜け感をプラス! 仕上げにシニョンの左右どちからにヘアアクセサリーをつけても。
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\サイド&フロント/
普段はくるんとゴムでひとつにまとめるだけのシニョンも、束でわけて“ねじり”を加えるだけで、毛先に自然と動きが出て、いつもの仕上がりと大きな差が出るはず!
お次は、きれいニットに合わせたいお呼ばれスタイル、“クラシカルなシニョン”!
■クラシカルなシニョン
(1)両耳の上をそれぞれ残し、後ろはゴムでひとつにまとめます。できるだけ襟足に近いところで結び、ゴムの上の髪は横から見たときに丸くなるように立体的にしておきます。
(2)サイドは二つ編みに。前髪の分け目ふきんの髪を少量とり、ねじりながらサイドの髪を2つの束で、少しきつめに編んでいきます。毛先のほうまで編んだらゴムで結びます。
(3)(2)で編んだサイドの毛束は、手を放すとねじった部分が緩みますが、それで大丈夫です。両サイド同様に仕上げましょう。
(4)両サイド編みおわったら、両手で毛先を持ち、同時にねじり、後ろでひとつに結んだゴムの上で交差させます。
(5)(4)で交差した両サイドの髪と後ろの髪をひとつにまとめてゴムで結びます。結んだら、両サイドを結んでいたゴムは外しましょう。
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(6)後ろでひとつにまとめた毛束の毛先もゴムで結びます。その毛先を中心に、襟足部分のゴムに向かって、外側にくるくると毛束を巻いていきます。
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(7)シニョンの内側で(ゴムで結んだ毛先部分)、髪を固定。次に、左右上下(4か所)もピンで固定します。仕上げにヘアアクセを。
\サイド&バック/
今回のヘアアレンジで使用したパールの付いたヘアアクセも、大人ヘアのポイントに。これひとつで、ぐっと大人っぽく仕上がります。
アレンジの前に、ベースの髪がストレートヘアの方はアイロンなどで軽く巻くか、前日にお団子にして寝て“クセ”づけしておきましょう。ゆるくカールがついたヘアのほうが、こなれた雰囲気が出しやすく、より簡単にアレンジができます。
慣れれば15分ぐらいで完成するはず。これから猛暑の夏にも大活躍しそうな、おしゃれヘアアレンジです。(さとうのりこ)
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